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「臭い」と「匂い」の違いをバッチリ教えます!知ってスッキリ♪

雑学

臭い・匂いの意味の違い・・・

何となくわかっているつもりだったけど、

いざ使う時に、アレ?

これってどっちだ?ってこと、ありますよね。

また、人に聞かれたけれど

「言葉でうまく説明できない」という人も多いのではないでしょうか。

 

そんな悩めるあなたをスッキリに導きます★

意味を知って、しっかりカッコよく使い分けてくださいね♪

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「臭い」と「匂い」の違いって何?まずはザックリ説明

「臭い」と「匂い」は異字同訓(異なる漢字でありながら、意味の近い語が、訓で読む時同じ読み方をする事)です。

まずは、本来の言葉の違いや漢字の意味を紹介します。

 

<両方の言葉が持つ同じ意味>

 

  • その物質、または空気中から漂ってきて、鼻の嗅覚細胞を刺激するもの。
  • いかにもそれらしい様子や感じ、風情、気配。

 

さらに、どちらも大和言葉(漢語や外来語が入る前から日本語にあった単語)であるという点も共通点と言えます。

では、両方の言葉にはどのような違いがあるのかを説明していきますね。

これであなたの頭の中もスッキリしますよ(..◜ᴗ◝..)

 

check-t07 臭い

 

  • 一般的に好ましく思われない香り(生ゴミや汚物など)
  • 臭覚でのみ使われる
  • クサイとも読める
  • 強い不快感をもたらす意味で使われる

 

 

check-t07 匂い

 

  • 一般的に好まれる香り(花や心地よいものの香り)
  • 古くから視覚的に使われる事もある
  • クサイと読み間違えないためにこちらを使う場合がある
  • いろは歌の いろはにほへと=色は匂えど と使われている
  • 大和言葉で良い匂い=かおり(香気)ともいう

 

この「ニオイ」という言葉の一番の違いは、

『嗅覚で感じた時の感情』と『頭で考えた時の感情の違い』になります。

簡単に言うと、

「良い匂い」なのか、「嫌な臭い」なのかの違いと言えますね。

 

次章では、まだまだもっと詳しく掘り下げてみますよ~。

 

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【臭い】はどんな時に使う?使い方の例

臭いはどんな時に使えるのでしょう。

例文とともに『臭』という漢字に含まれる意味もいくつか紹介します。

その単語の意味を知る事で、言葉の使いどころをきちんと理解できるので、是非覚えてみてください。

 

臭いとは「ニオイ」以外にも「クサイ」と読むことができます。

その言葉通りに、不快を感じる事柄またはその対象に使います

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ico05-005 鼻に感じるイヤな刺激やニオイ

<臭気・悪臭・異臭・体臭・腐臭など>

例)

  • この部屋はなんとなくいつも臭いがする
  • この魚は腐っているのか、とても臭いがきつい

 

 

ico05-005 好ましくない雰囲気、またその印象、疑わしい

<俗臭・貴族臭・役人臭など>

例)

  • この町は犯罪の臭いがする
  • この場所はなんだかきな臭い
  • 不正の臭いがしている
  • いつも上から見下してくるあいつは貴族臭がすごい

 

 

ico05-005 その人の暮らしぶりを意味する

<生活臭など>

例):この部屋は物が少なくてほとんど生活の臭いがしない

 

 

ico05-005 臭素の事を示し、常温では赤褐色の悪臭のある液体

<臭化水素・臭化物など>

例):この臭いは臭化水素だから危険だ

 

これらのように、あまり良い言葉としては使われず、嫌悪感がある時に使われる事が多いですね。

ほかにも『口臭‐口が臭い・体臭‐体が臭い・脱臭/消臭-臭いを消す/消したい』など

あまり嗅ぎたくない・好きではないニオイに関しても使われます。

 

 

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【匂い】はどんな時に使う?使い方の例

匂いはどんな時に使えるのでしょう。

例文とともに『匂』という漢字に含まれる意味もいくつか紹介します。
この漢字は、人の好感が持てる事柄またはその対象にむけて使用します

嗅覚以外にも『目に映る色彩などを美しいと感じる心』にも使用できます。

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ico05-001 鼻に感じる刺激の内、良い心地・好ましい事

 

例)

  • この庭はとても良い匂いがする
  • この柔軟剤はとても好みの匂いがする
  • 梅の香りが匂う

 

 

ico05-001 美しさや気品を表す

 

例)

  • 気品が匂うばかりの美しい女性
  • 美しさがあふれ出て匂いそう

 

 

ico05-001 雰囲気や趣きが良い事、また(好ましく)それらしい感じ

 

例)

  • 朝日の匂う山桜
  • 一面に咲き匂うひまわり
  • この場所は母の匂いがして落ち着く

 

このように嗅覚だけでなく、良い感情に伴って使われる事が多く、

自分にとって好ましい、または好きな対象だという事が分かります。

 

まとめ

いかがでしたか?

「臭い」と「匂い」、これからはバッチリ使い分けできそうですか?

ちなみに、上記を参考に、こんな文章を考えてみました。

『玄関に綺麗な花を置いたが、靴の臭いのせいで、せっかくの花の匂いが台無しだ』

こんな感じで、明らかに臭いの質がわかっている場合は使い分けしやすいですね。

 

対して、

『この花の匂い・この花の臭い』の場合、

自分がその花の香りが嫌いなら「臭い」、好きな香りなら「匂い」と、その人の感性によって使い分けも可能だということ。

その対象への、自分の感情を表現することができますね。

悩んだときはその対象や事柄を自分がどう思うか、好きか嫌いかで判断して漢字を使い分けてみると良いですね。

 

補足ですが、文章の中で「ニオイ」とカタカナで書きましたが、今回はわかりやすいように、ややこしくならないように、カタカナを使っています。

本来『ニオイ』とカタカナで書く場合にも、ちゃんと意味があるんです。

【ニオイ(カタカナ)】は…生理的な面よりも、におい成分を強調したい時に使用します。

雑学帳にしっかりメモしておいてくださいね(o^―^o)

 

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