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了解しました・承知いたしました・かしこまりました。違いと使い分け

雑学

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了解しました。

承知いたしました。

かしこまりました。

さまざまな場面で使う同意や了承の返事ですが、

それぞれの違いや使い分けを、正しく意味を説明できる人は少ないような気がします。

 

  • ただの敬語じゃないの?
  • 丁寧か丁寧じゃないか程度でしょ?
  • なんとなく雰囲気で…

というアナタは要注意!

ビジネスシーンなどで恥をかかないように、この機会に知っておくと便利ですよ。

 

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了解しました・承知いたしました・かしこまりました。3つの違いと使い分け方

まずはこの3つの違いと使い分け方をかんたんに解説していきます。

 

[su_service title=”「了解しました」” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#2e8da6″]

「了解です」「了解いたしました」など言い方に違いはありますが、

要は「了解」という言葉を使う返事を使うのは、「自分と同等以下の相手」への返事としての場合です。

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たとえば複数の相手だったとして、その中に1人でも目上の相手がいれば不適切な表現となります。

上から許可を出すときに使用される同意の言葉なので、

分かりやすく言えば同期・部下相手にしか使ってはいけないということですね。

とくにビジネスシーンにおいて取引先や顧客・上司相手に使うのはNGなので、要注意です。

社外の相手とのやり取りで、相手が同等以下の場合には「分かりました」のほうが向いているという説もあるので、使う相手を間違えないようにしましょうね。 [/su_service]

 

[su_service title=”「承知いたしました」” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#2e8da6″]

「承知しました」「承りました」という言い回しもありますが、

これは「了解しました」と反対に、自分よりも上の相手に使うのに適した言い方です。

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また意味合いとしては、「あなたの事情(命令)を把握しました」という意味であり、

類似した受け入れの意味も含まる「承諾」とはまた少し違いますが、

要は相手にペースを合わせるという意味をもつのが「承」なのですね。

そのためビジネスシーンにおいては、目上の人に使うことが多くなります。

しかしながら同等以下の相手に使うのもNGではなく、違和感がある程度なので、必ず目上にしか使えないわけではありません。 [/su_service]

 

[su_service title=”「かしこまりました」” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#2e8da6″]

「かしこまりました」は、「承知いたしました」をより丁寧にした言葉と思ってもらえば良いです。

使う相手としては目上の人で問題ないのですが、

ビジネスシーンよりはホテルなどのおもてなしを用いる場面で使われることが多いですね。

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敬いの意味が含まれるので、「謹んで承諾します」というような意味があります。

ビジネスシーンで使うなら上司に使うというよりは、顧客や取引先に使うと良い表現といえますね。

「承知いたしました」と似ているので難しいですが、こちらのほうが「あなたの事情を理解しました」という意味合いが強いです。 [/su_service]

 

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了解しました・承知いたしました・かしこまりました。それぞれの例文

なかなか言葉だけで説明されても難しいでしょうから、ここからは例文を用いて紹介していきますね。

 

[su_service title=”「了解しました」” icon=”icon: check-square” icon_color=”#f79d15″]

  • 「(社内メールにて)○○日の件、了解です!」

相手が同等以下で、なおかつ社内の案件(飲み会など)である場合、「了解」を使いやすいです。

 

  • 「△△商事の見積もりの件、了解しました。」

部下に頼んでおいた案件について、「分かった」という意味で使うこともできます。

 

  • 「明後日の会議の時間変更、了解いたしました。」

自分と同等相手から、管轄内の申請などがきた場合にも使えます。 [/su_service]

 

[su_service title=”「承知いたしました」” icon=”icon: check-square” icon_color=”#f79d15″]

  • 「昨日の新人研修カリキュラムの件、承知しました。」

上司からこのようにせよと申し出があった場合の了承には「承知しました」がオススメです。

 

  • 「ご相談いただいておりました件、承知いたしました。」

取引先や外部の相手に対しては「承知いたしました」を使うと良いでしょう。

 

  • 「ご指摘いただきました点、しかと承知いたしました」

自分の中で「理解した」という意味で使っています。

「しかと」をつけることで「確かに・間違いなく」というダメ押しの意味が強まります。[/su_service]

 

[su_service title=”「かしこまりました」” icon=”icon: check-square” icon_color=”#f79d15″]

  • 「お荷物の配送、かしこまりました。」

ビジネスシーンというよりは、おもてなしに近いと説明したように、「お客様への同意」の意味が強いです。

 

  • 「講演会の変更の件、かしこまりました。」

1文だけで使うことは少ないですが、目上(尊敬)する相手に対して「わかりました」という意味で使います。

 

  • 「先日頂いておりましたご不明点についてですが、確かにかしこまりました。」

これもお客様相手に使う前提で「かしこまりました」を使っています。

「確かに」をつけることで相手方の安心感を高める効果もありますね。

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さいごに

いかがでしたか?

いずれも日本語の難しいところです。

今回はあくまでもっとも一般的な使われ方や違いについて紹介してありますので、

受け取る相手方の認識によっては、少々誤解があるケースもあります。

とくに近年

  • 「了解しました」は、目上にも失礼ではない!
  • 「承知しました」は、謙譲語ではないから失礼だ!

という人もいるので、あくまで人に押し付けないマナーとして知っておきたいですね。

ビジネスシーンで迷った場合には、相手とのやり取りがある前任者など「その人のパターンを把握している相手」に相談するのがオススメですよ。

 

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