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鏡餅の処分の仕方!気持ちよく処分するための方法&プラスチックは?

お正月飾りっていつまで飾っていいの?正しい捨て方は? 年間行事の雑学

お正月にお供えする鏡餅

鏡開きでお餅をいただいた後、飾り等、食べられない部分の処分方法をご存知ですか?

鏡餅は年神様へのお供えもの。

用が済んだらゴミ箱へポイッ!というのは、さすがに気が引けます。

今回は、鏡餅の飾り等を気持ちよく処分するための方法についてまとめています。

市販のプラスチック製の容器についてや、どんど焼きについても紹介していきますね。

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鏡餅の処分方法は?気持ちよく処分するには

1月11日(関西では15日)

鏡開きで鏡餅を頂いて、一連のお正月行事はほぼ終了。

そこで残った、鏡餅のお飾りたちの処分の仕方を2通り説明します。

神社へ

お正月飾りは年神様をお迎えするためのとても神聖なものなので、役目を終えたからと言って他のゴミと一緒に、というのはよくありません。

最も正式な処分方法としては、【近所の神社に持っていく】方法で、「どんど焼き」or「お焚き上げ」(地域によって方法は異なる)をしていただきます。

どんと焼きについては、後ほど詳しくお話しします。

 

自宅で処分するなら

神社に行くことが出来ないという場合は自宅で処分するのもOKですが、上でもお話ししたように、ただ単に他のゴミと一緒に処分するということはしないで下さい。

自宅で処分する場合、下記の方法で処分してくださいね。

 

① 塩で清める

処分対象の正月飾りが十分における大きな紙(新聞紙など)を用意し、紙の上に飾りを並べていきます。

並べ終えたら、左→真ん中→右の順番に塩を振って飾りを清め、そのまま敷いた紙で飾りを包みます。

 

② ゴミ袋に入れる

ここで重要なのは正月飾り以外の「他のごみ」と混ぜないことです。

生活ごみは生活ごみ、正月飾りは正月飾り用でゴミ袋を分けてください。

 

③ もう一度塩で清める

ゴミ袋に入れ終えたら、縛る前にもう一度塩でお清めをし、年神様への感謝の気持ちを表します。

それを終えたら処分してOKです。

 

もし自宅の庭で焼く場合は、神酒・塩・土でお清めを十分にしてからしっかり焼くようにして下さい。

新しい1年が良い年になるよう、年神様は見守ってくれています。

ここは手を抜かずしっかりやりましょう!

 

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プラスチック製の鏡餅容器などはどう処分する?

市販のもので、プラスチック製の容器にお餅が入っている鏡餅がありますよね。

年末になるとスーパーにもたくさん並ぶアレです。

中身のお餅は美味しくいただくとして、問題はプラスチック容器。

 

このプラスチック容器やプラスチック製の橙(みかん)などの飾り物を、どんど焼きやお焚き上げしてくれる神社は基本的にはありません。

なぜなら、プラスチック・ビニール・ガラス・金属・化学繊維等は、燃やすことでダイオキシン等の有害物質が発生する恐れがあるからです。

”どんど焼き”の対象は、【紙・木・わら】の燃やした際に有害物質が出ないもの限られます。

 

ですので、このプラスチック製の飾りは、基本的にはそのまま各地域のゴミ処理法に従って、そのまま捨ててしまってOKです。

気になるようなら、上で紹介した、自宅での処分方法と同じ方法で処分されると良いですね。

 

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どんど焼きはいつ?その由来は?

上でのチラッと紹介していますが、ここでは「どんど焼き」について、もう少し詳しく説明していきます。

どんど焼きとは、年神様が天にお帰りになるための火祭りのことを言います。

 

小正月の行事の一つですので、【1月15日】に行われるのが一般的です。

※地域によっては多少ズレがある場合もあります。

 

どんど焼きは、年神様をお迎えするための門松やしめ縄や鏡餅の飾り等の神様にまつわるのもや、年末年始の行事に関係したものを、神社の境内に組んだやぐらの上に積み上げて火で燃やすことを言います。

その時にモクモクと上がる煙とともに、年神様は天に昇っていくとされているのです。

その間、1年間の無病息災・家内安全・五穀豊穣・商売繁盛・大漁を祈願するというもの。

 

また、古いお守りやお札・だるまなども、年が明けたら新しいものに買い替えて、古いのを神社に持ち込む人も多いと思いますが、こちらはどんど焼きではなく、お焚き上げなど他の方法で対応する神社もありますので事前に確認しましょう。

そして、神社以外にも近年では、町内会・子供会の主催で、広い田んぼ・畑・浜辺にやぐらを組んで、どんど焼きを行う地域もあります。

 

どんど焼きの由来

どんど焼きの歴史は古く、コレといった確実・確定した由来はなく、いくつかの説があります。

 

その①「尊(とうと)や尊(とうと)」とはやしながら火を燃やす。

そのはやし言葉が、【とうと→どんど】と変わったという説。

 

その②【どんどん】と火が燃える姿から名づけられたという説。

 

その③門松の中の竹が燃えて割れる音が【どんど】と聞こえることから名づけられたという説。

 

どれも正解のように思えてきますね(;’∀’)

 

余談ですが・・・

どんど焼きをする際、火の回りでどんど焼きの火を使って焼いたお団子やお餅を食べるところもあります。

正月の飾りとして各々の家庭で作った神様へのお供えものを、どんど焼きの日に持ち寄って皆でいただいたり、

主催する神社にお供えされていたお餅を振舞っていただいたり。

このお団子やお餅をいただくことで、「一年中風邪を引かない・健康に過ごせる・虫歯にならない」といった言い伝えがあるそうです。

 

事実、私の住む地域でも”どんど焼き”の日には、神社でお雑煮が振舞われます。

大きなお鍋で炊かれたお雑煮が美味しくて・・・毎年の楽しみの一つです♪

 

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さいごに

鏡餅のお飾りや他の正月飾りの処分方法、あなたなりに決定したでしょうか?

さすがに昔はプラスチック製などは想定していなかったとは思いますが、今もこうやって残る風習って素敵だなぁ~と思います。

最近では鏡餅を手作りされる方も増えてきているそうなので、日本らしいこれらの風習がまだまだ残っていって欲しいですね(o^―^o)

お正月飾りを気持ちよく処分して、今年も良い一年にしていきましょう♪

 

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