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啓蟄(けいちつ)の日!意味・由来や風習を解説!2017年はいつ?

雑学

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カレンダーに書かれた「啓蟄」の文字、あなたは見たことがありますか?

最近は、自分のお気に入りのおしゃれカレンダーを使う方も多く、「啓蟄」なんて見たことない!という方も多いのではないでしょうか。

これは、古くから親しまれてきた日付けなのですが・・・。

ここではそんな「啓蟄の日」について、その意味や由来、どんな風習があるのかを紹介していきます。




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啓蟄(けいちつ)の日!その意味・由来とは?

ところで、これ、ちゃんと読めましたか?

啓蟄は、【けいちつ】と読みます。

と読めたところで、まだ意味は不明ですよね(笑)。

 

この「啓蟄の日」というのは、

[su_note note_color=”#faedba”]

  • 啓=開く
  • 蟄=虫などが土で冬ごもりする [/su_note]

という意味を合わせた言葉です。

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一言でいうと「冬ごもりをしていた虫たちが出てくる」という日だと言われています。

これなら意味が分かりますよね。

 

もっと簡単に砕いて言うと、

[su_note note_color=”#effb91″]

  • 寒さで冬ごもりをしていた虫たちが出てくるほど、暖かくなってきていますよ~
  • だんだん春も近づいてきましたよ~[/su_note]

という感じですね。




啓蟄の日とは

では、「啓蟄の日」とはなんでしょう。

啓蟄の日を説明するのには「二十四節気」というものから解説しなければいけません!

 

またまた難しい言葉が登場しましたね(笑)。

これは「にじゅうしせっき」と読みます。

二十四節気(にじゅうしせっき)とは、「太陽の動きによって1年を24等分して、その別れた日付に名称をつけたもの」です。

 

二十四節気で分かりやすい例をいくつかあげますと・・・

  • 夏至 (昼が一番長い日)
  • 冬至 (昼が一番短い日)

これは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

ほかにも、

  • 春分 (春で、お昼と夜の長さが同じ日)
  • 秋分 (秋で、お昼と夜の長さが同じ日)

これも聞いたことがありますよね。

 

この4つともに共通しているのは、太陽の動きによって節目となる日に分けられているということ。

啓蟄の日を含めると5つの例を上げましたが、「二十四節気」とはこのようにさらに細かく1年を24つに分けたものです。

そして改めて、

啓蟄の日とは、この二十四節気の1年の始まりから数えて3番目にあたるものです。




 

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啓蟄(けいちつ)の日!2017年はいつ?

それでは、その啓蟄の日、2017年はいつなのでしょうか。

それは、『3月5日から春分の前日までの約2週間』です。

 

ちなみに3月20日が春分の日になるので、「3月5日(日)から3月19日(月)」の間が啓蟄の日ということになりますね。

※一説では、3月5日とも言われています。

 

 

啓蟄の日にはどんな風習がある?

啓蟄の日にはどんな風習があるのでしょうか。

あまり馴染みのない啓蟄の日でしたが、そこには私たちにとっても馴染み深い「お雛さま」との関係がありました。

 

3月3日は「ひな祭り」ですね。

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お雛様を飾るご家庭も多いかと思いますが、そのお雛さまを片付けるのに「啓蟄の日」は最適だと言われています。

とは言え、なぜ啓蟄の日が最適かという理由は明らかになっていないのですが・・・

雛人形を飾るのに適した日が、二十四節気で「啓蟄」の一つ前にあたる「雨水」の日(2/19頃)だと言われているので、

次の節目である「啓蟄」が片付ける日とするとわかりやすい!という単純な理由からでしょうね。

 

お雛様は、長く飾り過ぎると良縁が遠のく・・・と言われているので、啓蟄の日だといわれる3月5日~19日の間までには、遅くとも片付けたいものですね。

 

啓蟄には春を感じて♪

正直、わたし自身もほとんど意識したことがなかった「啓蟄の日」でしたが、こうして古くから伝わることを知ることもなんだか素敵ですね。

これから啓蟄の日には、土の中の虫が目を覚まして出てくる・・・そんな春を優雅に感じつつ、忙しくお雛様を片付ける(笑)。

昔からの風習を今の生活に取り入れるのも悪くないかもしれませんね。

 

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