エスニックという言葉の本来の意味とは!ファッション業界&料理では?

あなたは「エスニックって何?どういう意味?」といわれて、はっきりと答えられますか?

私もたまに使います。「エスニック」という言葉。エスニック料理…エスニック風の洋服などなど。

でも実は私、こんな感じです↓(苦笑)。

  • エスニックのなんとなくの雰囲気が頭の中にあるものの、「これがエスニックだ!」という確信がない!
  • 言葉では説明できない!

というわけで、ここでは改めて”エスニックの意味”についてまとめてみました。

  • エスニックとはそもそもどういう意味なのか?
  • ファッション業界でいうエスニックはどういうものを指すのか?
  • エスニック料理ってどんなもの?

さて、エスニックな旅に出発!

 

エスニックとはそもそもどういう意味?

それではさっそく一つ目のお題、「エスニックとはそもそもどういう意味なのか?」を紐解いていきましょう。

エスニックとは…[形動]風俗・習慣などが民族特有であるさま。民族的。「エスニックな音楽」「エスニックな料理」

参照:https://dictionary.goo.ne.jp/

要するに、民族的なものをエスニックと呼ぶようです。

でもこれだけでは、やはり曖昧な線引きになってしまいますし、イメージが先行しやすいですよね。

 

また別の「ことば辞典サイト」ではこのように表記されていました。

民族特有の、民族的な、異国の、風変わりな、という意味の形容詞。

なるほど、民族といっても特に縛りがあるわけではなく、「独特の」というような意味合いも含まれているんですね。

つまり「エスニックな雰囲気の人」というのは、「民族的な独特の雰囲気を持つ人」というような表現ができるわけですね。

エスニックの意味について簡単にまとめてみますと、

  • 民族的(民族っぽい)感じ
  • 風変わりで独特なもの
  • 異国っぽい、少数部族特有のもの

こんな感じの意味合いで使われる言葉であるということを、頭に入れておく必要があるようですね。

そもそもの言葉の意味というのはこのあたりなので、ここからは特にエスニックという表現方法が使われる、ファッション業界や料理に関するところをさらに詳しく掘り下げていきます。

 

ファッション業界では?柄に特徴あり?

あなたは、”エスニックなファッション”というと、どんなものを想像しますか?

ファッションプレスの用語集によると、エスニックとは次のように紹介されています。

エスニックとは、「民族の」「民族的な」「異邦人の」という意味。

ファッションにおいては、ユダヤ・キリスト教徒以外の民族調ファッションをさす。

「フォークロア=民族調の」と訳されるに対し、さらに土着的な意味合いの強いファッションを指すことが多い。

参照:https://www.fashion-press.net/

この中身をしっかり理解する上でポイントになるのが、「異邦人」と「土着的」という言葉です。

異邦人とは?

異邦人とは、日本においては「外国人」と同じような意味合いの言葉です。

とくに幕末頃から明治頃にかけて、西洋人がそれと認識され、そう呼ばれていました。

異(ではない)邦人(日本人)ということで、日本人ではないというような言葉の意味を持ちます。

日本以外でいうと、ユダヤの聖書にこの異邦人と訳される言葉があり、そこにおいては「ユダヤ人以外の人」を指していて、キリスト教徒ではない異教徒というような意味合いも持っています。

またこの考え方には、「キリスト教徒=神に選ばれし至高の存在」という意味もあるので、そのような意味合いでも使われます。

土着的とは?

そもそも「土着」という言葉に、「的」という比喩表現がひっついたような言葉で、意味としては「その地域特有の」というような意味があります。

「土着」というのは、そのまま「土(土地)」に「着く(定着する)」というような意味合いをもつので、すなわちその土地に住み着く・定着するというような言葉です。

 

すなわち、エスニックなファッションというのは「まるで民族衣装のような服装」と思っておけば、大方該当するということですね。

具体的には、特殊な形のワンピースや、幾何学模様のような柄のものなど、有名どころだと「チチカカ」「チャイハネ」といったファッションブランドはわかりやすいのではないでしょうか。

最近では、色合いでエスニックファッションを表現することもあるそうなので、「エスニックっぽい」ファッションと「エスニックファッション」の境界は少しずつなくなっていっているようです。

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エスニック料理とはどういうものを指す?

ファッションの次は、エスニック料理についても掘り下げていきますね。

エスニック料理というと、独特の風味のある料理を想像する方もいるかと思いますが、実は以下のような定義が存在するのです。

  • 民族料理
  • 東南アジアや中南米の料理
  • 香辛料を使った料理

このいずれかに該当する場合、エスニック料理と定義されることが多いようです。

主にアフリカアジアなどの料理が取り上げられるのですが、タイやベトナム・インドネシア・ブラジル・カンボジ・トルコなどのものもエスニック料理として広く周知されています。

確かに日本でエスニック料理というと、このあたりが連想されるのではないでしょうか。

しかし!実は今では日本料理もエスニック料理として定義されることもあります。

中国料理や韓国料理というと香辛料を使うので納得ですが、日本料理は香辛料というものもありませんよね。

しかしエスニックの定義としては「民族的なもの」ですから、諸外国から見れば、日本の和食も独自の文化で形成された「民族的な料理」であると定義づけられるわけです。

ただし、日本国内で我々が和食をエスニック料理として認識するわけではないので、日本料理も定義の上ではエスニック料理として認識されるということだけ覚えておきたいですね。

ちなみにこの流れでいくと、日本の民族衣装である着物も、外国の方からすれば「エスニックな洋服」となるのかもしれませんね。

 

エスニック料理国別まとめ

最後にちょっぴりワンポイントとして、代表的なエスニック料理をまとめておきます。

食事を決める際の参考程度に、知っておくと便利ですよ。

 

タイ

タイといえばやっぱり「ガパオ」ははずせません!

鶏ひき肉をバジルといためて、ちょっとピリ辛に仕上げたところに目玉焼きを乗せたものが一般的ですね。

白米と一緒にいただくので、日本人にも馴染みやすいのではないでしょうか。

 

ベトナム

ベトナムでは春巻きとフォーが有名ですね。

春巻きは、生春巻きも、揚げたよく見る春巻きもあるのですが、どちら愛好家が多いです。

フォーは香草をたっぷり乗せた麺料理で、日本でいう春雨スープのような感覚で楽しめます。

 

インドネシア

インドネシアといえば、私が大好きなナシゴレン

いわゆるインドネシアのチャーハンで、辛味のきいた味付けが特徴ですね。

このお米が麺に変わるとミーゴレンになります。

 

ブラジル

ブラジル料理は、シュラスコという炭火焼したお肉や、ブリガデイロというスイーツが人気です。

お肉は牛肉・豚肉・鶏肉など部位にも決まりがなく、炭火でじっくり焼いたものを広くシュラスコと呼んでいます。

 

カンボジア

カンボジアなら、アモックというココナッツミルクを使った煮込み料理がおすすめです。

インスタ栄えしそうな器からも漂うエスニック感がたまりません。

味も甘めに仕上がっているので、子供から大人まで食べやすいのではないでしょうか。

 

トルコ

トルコアイスケバブももちろん美味しいのですが、今話題になっているのが「さばバーガー」です。

揚げたサバをはさんだハンバーガーなのですが、これが驚くほど美味しいのだそう。

野菜もたっぷり&レモンでさっぱりだそうで、機会があれば是非お試しください。

 

まとめ

「エスニックとはなんぞや?」という疑問、なんとなく解決できたでしょうか?

今回ご紹介したエスニックのポイントをまとめておくと…

  • 民族的・風変わりなものが「エスニック」
  • ファッションでは形や柄、色合いなど民族的な雰囲気のあるものを指す
  • 食事は、東南アジアや中南米を中心に、香辛料や民族的なものが多い

この3つのポイントをおさえておけば、エスニックが少し具体的になるのではないでしょうか?

ぜひ頭の片隅に置いておいて、「エスニック」を感じてみてください。