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生姜を食べ過ぎると下痢になる?副作用まとめ&1日の摂取量の目安

雑学

日本人の食卓には欠かせない食材の生姜

「とにかくなんにでもかけたくなる!」「そのままでも食べたいくらい!」という生姜好きさんも多いことでしょう。

でもいくら大好きでも食べすぎは良くないと言われると、なんだか気になってしまいますよね。

ここでは、生姜を食べ過ぎると下痢になる?生姜に副作用はあるの?という疑問から、1日の摂取量の目安など、生姜に関する疑問にお答えしていきます。

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生姜を食べ過ぎると下痢になる?

さまざまな理由から起こりうる下痢の症状ですが、実は生姜の摂り過ぎでも下痢になる可能性があるとささやかれています。

果たしてそれは真実なのか、どういう理由で下痢になるのかについて解説していきます。

まず結論から先に言うと、生姜の食べすぎで下痢になるというのは真実ではありますが直結するものではありません

生姜の食べすぎで起こるといわれているのは、厳密に言うと“腹痛”で、その延長線として下痢や嘔吐・胃のむかつきなどが起こるといわれています。

生姜には消化器官のはたらきを活性化させるような作用があるので、摂り過ぎることで胃や腸の動きが良くなりすぎてしまうというのが主たる原因なのですね。

ということは、ちょっと下痢っぽいのに過剰摂取してしまう…というのは大変危険だということになります。

たかが下痢..と考える人も多いのですが、脱水症状など重篤な症状が引き起こされる可能性もあるので、よくよく注意するようにしてくださいね。

 

生姜の効果を勘違いしていませんか?

体を温めるイメージの強い生姜ですが、実は過熱しないと体を冷やす食べ物としての効果があるのをご存知でしょうか?

たとえばですが、摩り下ろした生姜を冷奴にかけて食べる…よくある使い方ですが、その生姜が体を冷やしてしまっているんですね。

それを摂り過ぎてしまえば、当然体はお腹から冷えていきますし、下痢になるというのも当たり前だと思えるほどです。

どんなものも摂り過ぎは良くないといわれますが、健康に良い作用が多い生姜だからこそ、悪い作用がはたらきやすいということも頭に入れておいた方が良さそうですね。

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生姜に副作用はあるのか

身体に良いイメージの生姜。

使い方を間違ったり、摂取量が多すぎると悪影響があったりと、悪い作用…つまりは副作用に繋がる場合もあります。

ここではそんな生姜の考えられる副作用についてまとめてみました。

嘔吐・下痢・腹痛など

さきほどもお話ししたように、胃腸など消化器官への作用というのは大いにあります。

胃腸が弱い(もしくは弱っている)人は、生姜をちょっとたくさん食べただけで副作用が出る可能性が高いと言えます。

調子が悪いときにはできるだけ控えるようにしておきましょう。

冷え

これもさきほど解説しましたが、過熱していない生姜のほとんどは、体を冷やす作用のある成分で構成されています。

これが加熱すると逆に体を温める成分に変化するので、使い方を間違えないようにしましょう。

これを知らずに摂取することで、とくに冷え性の人が生姜で体を温めようと思って、逆に悪化させてしまうというケースも多いようです。

イライラしてしまう

生姜は取りすぎるとイライラを促進させるような作用もあって、とくにストレスがたまっている人はこの症状が顕著に出やすいと言われています。

自覚症状がない人も多いのですが、疲れているのでリラックスしようと生姜を積極的に摂取していたら余計にイライラしてしまっていた…ということにならないとうに注意しましょう。

不眠

人間の体というのは、基本的に眠る間際には体温が下がるようにできています。(子供はその限りではないですが。)

お風呂にゆっくり入って体を温めたあと、1~2時間して体が冷えてきたころに眠くなる…というのは、意外と知らない人も多いかもしれません。

しかし体を温める生姜(生姜湯など)を寝る前に摂取すると、そこで体を温めてしまい眠りづらくなってしまったりします。

とくにストレスが溜まっている人ですと、過剰摂取になりやすかったり、不眠ということが更にストレスを促進したり…と、悪循環にもなり得ますので注意が必要です。

血流促進のよる悪影響

生姜は血行を促進してくれるので、良く作用すれば冷えの解消などに役立ちます。

ですが一歩間違うと、血圧が上がりすぎたり、血が止まりにくい人には失血に近い症状が発生する恐れがあります。

また妊娠中には胎児への負担が大きくなりすぎて、流産や死産の原因にもなりうるといわれています。

体調不良の悪化

発熱や動悸・頭痛など、体調不良の症状が出ている場合には生姜の作用が悪くはたらくこともあります。

薬にもなるような生姜ですが、正しい使い方をしないと危険なものにもなるということも覚えておいてください。

とくに発熱が高かったり、脈が異常に早かったり、吐き気がひどかったりするときには生姜の摂取を控えるのが良いでしょう。

皮膚の乾燥

とくに乾燥肌の人は注意が必要で、肌が乾燥しやすくなったり炎症が起きたりします。

乾燥しやすい人はそもそも体の水分が足りておらず、体温を下げるときに体内の水分というのは失われます。

生姜で体を温め続けるということは、すなわち水分をずっと出し続けることになるので、必然乾燥しやすくなってしまうんですね。

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生姜の1日の摂取量の目安は?

生姜の過剰摂取の危険性をご紹介したところで、ここでは摂取量の目安についてお話していきましょう。

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生姜の1日あたりの摂取量は、およそ10g(大さじ1杯くらい)だといわれています。[/su_note]

しかしこれは生の生姜の目安であって、加工されている場合にはまた変わります。

摩り下ろして使う場合には、効果が出やすくなるものが多いので、半分の5g(小さじ1杯くらい)で十分ですし、乾燥させてある生姜パウダーの場合は1/10の1gが目安になります。

あくまで生の塊やスライスくらいの大きさのもので10gくらいが目安で、20gを超えると過剰摂取になるといわれているのです。

 

専門家によって意見が違う

一方では「目安量というものはない」「美味しく食べられるうちは問題ない」という意見をもつ専門家もいます。

なのではっきりと10gなら良い!とか20g食べたらだめ!というようには決め付けられない側面もあります。

さらにさきほど副作用のところで紹介したように、以下に当てはまる方は目安量は無視し、できるだけ摂取を控えて少なめにしておいた方が安心です。

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  • 妊娠中の方
  • ストレスが溜まっている方
  • 体調不良が著しい方
  • 胃腸が弱い(弱っている)方
  • 血圧や血液をサラサラにする(固まりにくくする)薬を飲んでいる方[/su_list][/su_note]

もし薬の服用や治療中の持病がある場合には、かかりつけ医に相談しておきたいですね。

乾燥生姜の摂取量に注意

1日に20gというと大さじ2杯くらいですから、なかなか意識して食べないと摂りきれない量だとは思いますが、乾燥パウダーなんかだと2gですから、ほんの少しだけでもう目安としては食べすぎになってしまいます。

また飲み物として、生姜湯やジンジャーエールを飲みすぎて摂取量がふえていってしまうパターンもありましが、いくら好きでも偏りすぎないように注意しましょう。

 

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まとめ

生姜の食べすぎについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

まとめるとこんな感じでした。

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  • 生姜の食べすぎで起こる直接的な症状は“腹痛”
  • 生姜には健康に良い効果が多い反面、副作用にもなりやすい
  • 生姜の摂取量の目安は生の状態で5~10gくらい[/su_list][/su_note]

この3点をおさえておくことで、食べすぎによる悪影響を防ぎやすくなります。

生姜には皮・摩り下ろし・乾燥・加熱前・加熱後と、状態や加工によってはたらきや成分・摂取量の目安などが大きく異なることもあります。

少々ややこしいですが、加熱前は体を冷やす・加熱後は体を温める作用があることは、知らないと逆効果になってしまうことも多いので、ぜひ覚えておいてくださいね。

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