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夏休みの俳句 中学生にピッタリの季語と例文!コツとポイントも♪

夏休みの俳句 中学生にピッタリの季語と例文!コツとポイントも♪ 育児

中学生の夏休みの宿題でありがちな俳句。文字数も少なくて簡単そうだけれど、いざ作るとなると悩む。

そんなあなたを、お手伝い♪

 

俳句は、コツをつかめばとても奥が深くて楽しい物。ここでは中学生にピッタリの季語と例文

また俳句を作るコツやポイントを紹介します!

今年の夏は、俳句マスターになりましょう☆

 

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夏休みの俳句に使える!中学生にオススメの季語

まず、俳句の基本と言えば5・7・5だよね。その文字数の中に、季語を入れるのが重要。

季語というのは読んで字のごとく、季節を表す言葉なんだけど、なかなか思い浮かばないなら、参考にしてみて★

夏の季語を中心に、中学生に取り入れやすい季語を、季節ごとにまとめてみました。

春の季語

卒業 入学
春の空 いちご 試験 花見

桜といえば春。その季節に芽吹く植物を、季語に使うと書きやすくなりますよ。

また、直接春を表さなくても「卒業」「始業式」など、春に起こるイベントも入れるのも面白いですね。

夏の季語

アイスクリーム 麦わら帽子 海の家
うなぎ 夏休み 盆休み 水着
墓参り スイカ割り 花火大会 線香花火
キャンプ 金魚すくい ひまわり 七夕
水遊び 夏祭り 夏の雲 ゆかた
苺ミルク かき氷 海水浴 プール

「アイスクリーム」や「ソフトクリーム」など、7文字の季語は特に使いやすい♪

夏はイベントが盛りだくさんなので、いろいろな場面の俳句が書けますね。

思い切って「夏休み」とそのまま使うのも面白いかも。

秋の季語

もみじ 秋の風 稲刈り
台風 運動会 お月見 敬老の日

食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、秋の夜長など、

秋を表す言葉は多いので、探せばいくらでも見つかりますよ。

冬の季語

大晦日 お正月 雪だるま 大掃除
冬休み クリスマス お年玉 除夜の鐘

イベント尽くしの冬。

師走のドタバタ感を表すのにも、大自然の冬の厳しさを伝えるのにも良い季節です。

 

もちろんこれはほんの一部で、まだまだ季語はた~くさんあります!

ようするに、季節が連想できる言葉であれば良いのです。

あなたのお気に入りの季語は見つかりましたか?

 

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夏休みの俳句!中学生向けの例はこんな感じ

ここでは夏休みの俳句によさそうな例文をまとめてみました。

宿題と 夏期講習で 休みなし

進学校や受験生の皆さんなら、誰もが共感してくれそう。。。

思わず、「頑張れ~!」と言いたくなるような俳句です。

季語は「夏期講習」ね。

花火より あの子の浴衣 探してる

なんだかちょっとホッコリするような俳句ですね。

花火を見に行くと口実をつけて、大好きなあの子を探している姿が微笑ましいですね。

季語は「花火」と「浴衣」。

海の中 瞳に映る 水族館

これは字余りですが(水族館で6文字)、芸術的にも見えますし、現代っ子を皮肉っているようにも感じられます。

せっかくキレイな海の中を見ているのに、海の中が水族館に見えてしまう……。人の受け取り方も色々です。

夏休み あっという間に 最終日

かなりストレートな表現です。すごく素直な気持ちが出ていますよね。

この淡々とした感じから、絶望感さえ感じられます(;^ω^)

季語もストレートに「夏休み」です。

夜なのに セミがミンミン 鳴いている

ありますね、こういうこと……。ミンミン鳴いて、睡眠(すいミン)がうまくとれないんじゃ意味がないですね……。

こちらもストレートな表現の俳句で、淡々とした書き方の中にイラ立ちや困った様子などが込められています。こういう短い文章の中に、気持ちを入れるのが俳句の面白さ。

季語は「セミ」です。

スイカ割り おいしいスイカ 叩き割る

一見ストレートなのですが、ある意味、疑問を投げかけているようにも受け取れます。

何故おいしいスイカを砂だらけの中で叩き割るのか?という、さりげない遊びの中の疑問を書き上げた、ふとしたメモのようにも見えますね。

季語は「スイカ割り」「スイカ」です。

スイカ割り 見事当てても ひときれだ

同じくスイカ割りの俳句です。

こういう当たり前のように思えることを、短い文章でまとめると、より面白さが伝わってくるのも俳句の良さです。

確かに遊びの一環ですから、見事に割れたところで一つしか手に入らないのは、しょうがないような納得いかないような……。

季語は同じく「スイカ割り」です。

扇風機  髪がみだれる  ドライヤー

お風呂上りに、暑いと思ってそのまま扇風機に当たっていたら、気づいた時には髪が乾いている時があるでしょう。

しかし、楽ちんでいいように思えて、普通のドライヤーよりぼさぼさに……。

そんな夏の夜の日常を描いた俳句です。

季語は「扇風機」です。

朝顔に 名前をつけて かわいがる

宿題でしょうがなく育てていたけれど、気づいたら愛着がわいてしまった可愛い朝顔。夏が終わって枯れてしまうと寂しくなりますよね。

もしかすると、育てているのはお母さんかもしれませんが(-_-;)季語は「朝顔」です。

朝顔をアサガオ・あさがおなど表記を変えてみるのも、いい味が出ておもしろいですよ。

暑すぎて プールの帰り 汗だくに

なんのためにプール行ったんだ~~!?と言いたくなります。こういう共感を得られる俳句は面白いですね。

「汗だくに」で切れているのが、現在進行形で汗がだらだらと流れている様子が伝わってきます。

季語は「プール」です。

昼スイカ 食べて夜には スイカバー

昼には生のスイカを、夜にはアイスのスイカバーを。おやつをたくさん食べるのは夏休みあるあるですね。

季語は「スイカ」。スイカバーも、夏の季語になるかも?

 

このように、日常の何気ない言葉をそのまま5/7/5に当てはめるだけで、素敵な俳句ができちゃいますよ!

そんな素直な表現の俳句が、中学生らしくてとても素敵です♪

 

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俳句を作るコツやポイントまとめ

俳句を作る!となると、やたら回りくどい言い方や表現を使ったり、無理に季語を入れようなど、ちょっとチカラが入りがちだけど、そうなると、ちょっと面白みに欠けた俳句に仕上がってしまいそう。

 

例えば、先ほどの例文の

「夏休み あっという間に 最終日」

「夜なのに セミがミンミン 鳴いている」のように、

当たり前の日常をそのままメモのように書き出し、文字数を合わせてみるのも一つの手です。

 

俳句を書くことに慣れてきて、ちょっと面白くなってきた♪と感じたら、あなたはもう俳句マスター。

今度は外に出たり、ネットや本で調べたりしていろんな言葉を知っていきましょう。

それが自分の中の季語コレクションのひとつになります。

 

また、絶対に「海」を季語に使うぞ~!!など、一つの季語にこだわりすぎず、例えば「海」を季語に入れたいなら、海だけではなくその周りの海の家、泳ぐ魚、周りの人々などを観察してみましょう。

「海の中は水族館のように魚がいっぱいいるなぁ」

「あのお姉さん綺麗だな~」

「海の家のごはんはおいしいなぁ」

そういう何気ない気持ちこそが、俳句の一番の素材になります。

 

慣れてきたら、短い言葉を利用して、内容を深めてみましょう。

普通の言葉なのに、使い方を工夫するだけで奥行きのある作品になりますよ。

 

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まとめ

かたく考えがちな俳句だけど、中学生のあなたなら、自由に風景や気持ちを表現することが最高の一句を生むはず!!

宿題だから仕方なく・・という気持ちはひとまず置いといて、あなたの目に映ったもの、その時の気持ちを素直に言葉にしてみてね(*^^)v

 

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