ちょっとした一泊旅行に行くとき、何をどれだけ持っていこうか準備するのになかなか迷いますよね。
「せっかくの旅行だからあれとこれと…」
と色々入れたいけれど、あんまりたくさん持って行って荷物が重たいと大変だし…と持っていく旅行カバンに迷っていませんか?
もう本当によくわかります。なぜなら私「なかったらどうしよう」と大量に荷物を持っていきたくて、何度も荷物の詰め直しをしていました。「いや、やっぱりこのバックは重たいからリュックにしよう」なんて直前に入れなおし、出発時間にギリギリ~!!なんてことも度々。(笑)
そして挙句、旅行カバンが大きすぎて観光地を歩くのが大変!となると、荷物を預けるロッカーを探すのに時間を取ってしまったり、そのロッカーに最後は取りに戻らないといけなくなってやっぱり勿体ない時間のロス。とにかくカバン選びを間違えると動きが制限されてしまうんですよね。
「あぁこのロッカー代があれば、あとひとつご当地グルメを食べたのに」なんて小さなことを後悔してしまったり。スマートにリュックひとつで来た友人に迷惑を掛けてしまったり。と失敗はたくさんです(笑)せっかく楽しみにしていた旅行でこんなことにはなりたくないですよね。
そんな私ですが、コツコツお小遣いをためながら10年以上もこうして色んなところに行くようになって、今ではすっかり家族の分まで準備のプロになりました。唐突の思いつきで一泊で行くぞと言われても“ささっ”とすっかりお手の物、身軽にさっと出かけるようになりました。
そこで今回は、同じように一泊旅行に行く準備に迷っているあなたのために、準備のポイントを押さえながら、おすすめの旅行カバンをご紹介していきます。せっかくの楽しみの旅行、手軽な荷物で思いっきり楽しみましょうね!
まずは確認!一泊旅行に持っていくものは?
必要最低限に抑えたい荷物、でも忘れ物はしたくない。そんな必需品リストがこちらです。
・お財布(お金・カード・保険証・運転免許証)
・旅行券(切符や予約券など)
・携帯電話と充電器
・基礎化粧品(化粧水・乳液・翌朝必要なメイク道具・日焼け止め・ヘアゴム)
・常備薬
・ハンカチとティッシュ
・下着・着替え・靴下
・カメラと充電器
・ストールまたは薄手の上着をプラス1枚
・天気が怪しければ雨具(行先にコンビニなどあれば購入でOK)
では、次によく歩くような一泊旅行に持っていく旅行カバンを選ぶときに抑えたいポイントをご紹介します。
一泊旅行カバン選びの4つのポイント
重さはどれくらい?
ずばり、絶対に注目して欲しいのはカバン自体が「重たくないこと」です。
せっかく荷物を減らしても、カバン自体が重たければ全く意味がないので重さはしっかりとチェックしましょう。ショルダータイプでも、リュックタイプでも500g以下を目安にチェックするといいですよ。
大きさの目安は?
そして、大きさをチェックしましょう。
どんな大きさを持っていけばいいのか、ここは意外と迷うところです。一泊旅行の場合のカバンの大きさの目安としてオススメなのが「A4ファイルが入る程度」です。これだと大きすぎず、小さすぎずちょうど一泊分がきれいに収まるほどの大きのカバンがそろっています。
迷ったら、A4サイズのファイルが入るかどうかでチェックしてみてくださいね。
丈夫さと素材をチェック
忘れてはいけないのが「丈夫さ」です。一泊とはいえ荷物を入れて持ち運ぶカバンなので上部であることは必須項目ですよね。
可愛いのですが、重たくなりがちな皮素材と布素材はできれば避ける方がオススメです。では何がいいかというと、ナイロン系の素材がやっぱり一番です。軽くて丈夫なだけでなく、防水・撥水加工されていることが多いので急な雨風にも安心なんです。
普段から使う形状のものをチョイス
最後に、ぜひチェックしていただきたいのが「普段から使えるデザインと形状、サイズ」であることです。これは私も一番大事にしているポイントです。せっかく旅行カバンを購入するのに旅行以外では使わないなんて、タンスの肥やしにはしたくないですよね。
一泊旅行の荷物を入れるバッグの形状としては、肩掛けのトートバッグ・リュックサック・斜め掛けショルダーバッグと悩むところです。それぞれにメリットもデメリットもあるので、選ぶときは「日常でも使えるか」をポイントにして選んでみてください。
ではここまでのポイントを押さえてのんびりだけどたくさん歩くような一泊旅行にオススメのカバンをご紹介します。
おすすめカバン5選!のんびりだけどたくさん歩く観光編
たとえば、わかりやすいのが鎌倉や京都のような観光名所に行く場合はどうでしょうか。お散歩コースもたくさんあって、ゆっくりと食べ歩きしながら寺院を巡って歴史情緒に浸って景色を楽しんでと。実はこういう旅行はゆっくりながら思った以上にたくさん歩くんですよね。
そんな一泊旅行に行くときのおすすめカバンはこちらです。
パリジェンヌが愛する軽くて丈夫な肩掛けカバンといえばコレ
まずは人気のこちら、Longchamp(ロンシャン)のトートです。
日本でもすっかり定番になるほどの理由がたっぷりと詰まっています。軽くて丈夫なのはもちろん、パリジェンヌ達が普段から愛用する、フランスの老舗ブランドならではのシンプルな中に洗練されたしなやかな光沢とデザインが魅力です。持ち手が皮製なので大人な魅力もありますね。
雨や汚れにもとても強く、たっぷり入りながら250g程というこの軽さ。なのに1万円前後で購入できるという手軽さ。使わないときは小さく折りたためるので、長期旅行の時にはサブバックとしても大活躍しますよ。
Made in Franceにこだわるおしゃれで軽い肩掛けカバン
Longchamp(ロンシャン)に並んで人気なのが、Herve Chapelier(エルベ・シャプリエ)です。
こちらはLongchamp(ロンシャン)と比べると少し価格が高くなるのですが、その分耐久性はこちらの方がより優れています。定番人気は迷彩柄。他にも豊富なデザインと迷うほどのカラーラインナップが嬉しいポイントですね。
このバッグは、舟形になっていて底のマチがしっかりとしているのがオススメポイント。
私も一番長くこれを愛用していますが、ちょっと置いても、持ち歩いても中身が崩れないのでぐちゃぐちゃになりません。そして、水筒に蓋が開いていてもバッグに全く染みないというすごさでした。もちろん、中の荷物は濡れてしまったので水筒に蓋には気を付けてくださいね(笑)
リュック派だけど可愛さは欲しい!というあなたにおすすめ
デザイン性で人気が高いのがこちら。
北欧スウェーデン発のGaston Luga(ガストンルーガ)のリュックです。思った以上に荷物も入るのに、一緒に旅行に出かけたいこの可愛さ。リュックにすれば両手があくので、ちょこちょこ寄り道してお土産屋さんを巡るのにも向いていますね。
キャンパス生地ではあるものの、耐久性はしっかりとしています。北欧スタイルらしい味のある風合いで、長い期間一緒に色んなところへ行って風景と一緒にたくさん写真をとりたいデザインです。
ショルダーとしてもトートとしても使えるショルダーストラップトート
トートバッグとショルダーバッグのいいとこ取りなのがこれ。
ショルダーストラップのついたトートバッグです。こちらはL.L.Beanのショルダーストライプバッグ。こちらもキャンバス生地ですが、使い込んでいくほどにくったりと味がでてくるので愛着がわきますよ~。
ショルダーとしても使えるので、ぶらぶら歩くときには斜めにかけて手ぶらでぶらぶら街歩きに。帰りにちょっと重たくなってきた時や、電車などの乗り継ぎの時はトートとしても使えて便利ですよ。普段はストラップを外して通勤のサブバッグにも大活躍です。
洗って使える斜め掛けできるキャンバス生地のショルダータイプ
ナチュラルなキャンパス地が好きなら、こんなショルダーバッグも一泊旅行には大活躍します。こちらのMHLのキャンパストートは、紐が長めなので斜めにかけたり、片肩からかけて使えます。布地だからこそ、使うたびに洗って気軽に使えるのは嬉しいですね。
少し小さめに見えますが、意外とたっぷり入るので一泊分にちょうどいいですよ。プランに縛られずにふらっと旅行に出かける時、必要なものだけぽんぽんっと詰め込んでパッと出かける。そんな身軽さがおすすめです。
アクティブに過ごす!アウトドア系旅行にぴったりカバン3選
桜や紅葉などを見にちょっとしたハイキングに、アスレチックや川下りのラフティングに出かけてアクティブに過ごすアウトドア系の旅行の場合、荷物の種類が少し変わってきます。
例えば、水筒などの水分や軽食を持って出かけたり、汗を拭くためのタオルや着替えも一着増えるのがアウトドア系旅行の大事なところですよね。それに加えて両手が使えるので、アウトドア系の旅行にはリュックが断然オススメです。そんなアクティブに旅行を楽しみたい時にちょうどいい旅行カバンをご紹介します。
アウトドアなのにおしゃれで街でも使えるリュックはこれ
機能性抜群で、たっぷりと荷物が入るのでアウトドア系の旅行にピッタリなのは、THE NORTH FACEのリュックサックです。防水にも優れ、荷物が重たくなってもたくさん歩いても負担がかからない肩紐。そして、何よりおしゃれさを兼ね備えているのがこのリュックのすごいところです。
ポケットも充実しているので、ちょっと本格的なハイキングになって時でもしっかり装備ができて安心です。
キャンプやバーベキューにも本格的な山にも持っていきたい万能選手
洗練されたシンプルなデザインと、高い防水性や収納力といったアウトドア向けの機能抜群のARCTERYXのリュックも街中で持っている人が増えてきた人気のブランドです。そこまで大きくないので一泊旅行にも使いやすいですよ。
たまたまですが、私の周りのプロのカメラマンは女性も男性も全員これでした。すごいのは、ジッパーからですら水の侵入を防ぐ構造になっていることなんです。とっても軽量ながら厳しい自然環境にも耐えるほどの機能を兼ね備えているので急な雨にも安心です。
デザイン重視!旅行だけでなく普段でも可愛く使うならやっぱりこれ
やっぱり可愛いデザインで、両手が使えるリュックとなればこれがオススメです。marimekkoのリュックはやっぱり可愛いですよね~。しかもこれ、口が大きく空いて、荷物もたっぷり入ります。
ポケットもあって、アウトドアブランドほどの高い耐久性はないけれど、こんなにも可愛いのに必要なものはしっかり入って、ちょっとしたハイキングにもしっかり役に立つ万能なリュックですよ。
まとめ
一泊旅行にちょうどいいサイズのカバンをご紹介してきましたが、お気に入りは見つかりましたか?ちょっと迷ったらぜひ、お店に行って実際の重さや使用感を確かめて、あなたにしっくり合うものを選んでくださいね。せっかくの楽しみの旅行、思いっきり身軽で楽しみましょう~。