我が家の庭に、フキを植えています。
食用にしようとは思っているのですが、切ってしまうのがもったいないと思い、なかなか切れません。
ふきのとうの蕾が出てきても「かわいい」と思いながら見てしまうので、やっぱり採取できません。
しばらくは観賞用として楽しむことになりそうです(笑)
でも早く採取しないと食べれなくなってしまうし…と毎年、苦渋の決断をします。
今回は、そんな可愛い「ふきのとう」の食べ方について、花の部分・茎の部分に分けて紹介していきますね。
また、私の大好物、ふき味噌の食べ方・活用法も伝授しちゃいます♪
ふきのとう 花部分の選び方~食べ方まで
独特の香りを持ち、ほろ苦さが堪らない、ふきのとう。
どんな感じのモノを選べば良いのか、そのポイントと、保存方法も併せて紹介します。
ふきのとうの選び方
ふきのとうは、きゅっと締まっていて蕾が閉じており、小ぶりなものの方が良いです。
大きくなったものは、苦みが強くなります。
ふきのとうの食べ方
天ぷらにする
アク抜きは必要ありません。
一番外側の葉っぱの様に見える部分(苞)を開き、中の小さい花の様に見える部分(頭花)が見えるようにして、天ぷら粉を付けて揚げると良い感じに揚がります。
お浸しにする
塩を入れたお湯で3分ほど茹でてアク抜きをします。
水気を切り、だし・醤油・みりんで味付けをしてください。
味噌汁に入れる
味噌汁を作り、薬味として細かくしたふきのとうを入れる、もしくはふきのとうを1/4の大きさに切り、味噌汁の具材として入れる。
どちらの食べ方も、美味しいです。
大人の味噌汁という感じですね♪
ふきのとうの保存方法
アクが強いふきのとうは、包丁などで切った場合、その切断面が茶色く変色してしまいます。
切った場合、すぐに水につける、もしくは湿らせた新聞紙に巻いてジップロックに入れて、なるべく空気を抜き冷蔵庫に保存をしましょう。
下茹でをしてアク抜きしたものを冷凍保存するとこともできます。
その場合は、一か月ほど持ちますよ。
ふきのとう 茎部分の食べ方
茎、葉には肝毒性の強いペタシテンが含まれています。
含まれる量は少ないですが、アク抜きをする方が安全に食べられます。
下ごしらえ
ふきを鍋の大きさに合わせて切ります。
ふきをまな板の上に置き、塩をかけ、ふき同士をこすり合わせるようにゴロゴロと板ずりをします。
鍋に湯を沸かして、塩のついたままのふきを入れ、3分~5分くらい茹でます。
氷水にふきを取り、太いほうから皮をむき、むき漏れのないように細いほうからも皮をむいてみてください。
割と簡単に皮むきできます。
ふきの茎煮物
だし汁、酒、砂糖、醤油、みりん等で味付けをするだけの我が家の定番です。
油揚げを入れたり、春野菜とともに煮たりと、バリエーションはいろいろですが、基本はコレ。
素朴な味に癒されます。
ふきのとう味噌(ふき味噌)の食べ方
まずは、ふき味噌の簡単な作り方から。
ふき味噌の作り方
- ふきのとうをみじん切りにします。
- 塩を入れたお湯にさっと通し、ざるにあげます。
- 味噌・みりん・砂糖を混ぜたものに、みじん切りのふきのとうを入れて混ぜ合わせて完成♪
ふき味噌は、冷蔵保存で一週間、冷凍保存で一か月は美味しくいただけます。
ふき味噌の食べ方
- パスタの味付けに
- 炊き込みご飯に乗せる(もちろん白ご飯でもOK)
- パンの上にのせてチン!
- ふき味噌パン
- 鶏肉の上にのせて焼く
使い方はいろいろです。
他にも自分好みの食べ方を見つけてみてください。
ただ、ご飯が異様に進むので、食べすぎに注意です!
春限定ふきのとうを満喫
春の訪れを教えてくれる「ふきのとう」は、見た目は可愛いのですが、味はほろ苦い・・・。
でもその苦さがたまらんっ!後を引きますね。
ちなみに私の場合、讃岐うどんの薬味として「ふきのとう」を刻んだものを入れるのが大好きです。
うどんから春の香りがしてきますよ♪
ただ、ふきのとうが可愛い芽を出すのは一瞬です。
そして美味しくいただける時期はさらに一瞬。
これを逃すと、一年おあずけですよ~!
目の前にあるならすぐにGET!
鑑賞している時間はありません(><)