買っておいたせんべいをいざ食べようと思った時に、時間が経ちすぎたり保存方法が悪かったりして湿気っていた経験はありませんか。
楽しみにしていたおやつタイムもせんべいが湿気っているとテンションが下がりますよね。
そこで今回は
・湿気ったせんべいのままおいしく食べれる方法
・そもそも湿気らないための保存方法
などを紹介します。
湿気ったせんべいになる原因は?
そもそもなぜせんべいは時間が経つと湿気ってしまうのでしょうか。その理由は空気中に含まれる水分をせんべいが吸収してしまうからです。
せんべいのように水分の少ないお菓子は空気中の水分を吸収しやすいため、時間が経つとどうしても湿気ってしまいます。
湿気ったせんべいの復活方法
湿気る原因が余分な水分ということは、湿気ってしまったせんべいを復活させるためには余分な水分を飛ばしてあげればいいのです。
方法はとっても簡単で、「トースターに並べて30秒〜1分加熱するだけ」です。
あっという間にパリパリに復活します。
もしトースターが家になければ電子レンジでも同様に30秒〜1分加熱するだけでパリパリに復活しますので、ぜひ試してみてください。
湿気ったせんべいのままでもおいしく食べられる方法
そうは言っても湿気ったまませんべいが食べたいという人もいるかもしれません。そんな人はぜひ湿気ったまま美味しく食べれらる方法があるので試してください。
① せんべい味噌汁
材料
湿気ったせんべい2〜3枚 (もちろんパリパリなものでもOK)
味噌汁 (インスタントでもご家庭で作ったものでもなんでもOK)
・作り方
お味噌汁に一口大に割ったせんべいを投入
お好みでネギなどの薬味をトッピング
せんべいでボリュームが出るので、満腹感も味わえて一石二鳥です。
② せんべい炊き込みご飯
・材料
湿気ったせんべい 4〜5枚 (もちろんパリパリなものでもOK)
米 2合
人参 1/4本
しめじ 1/2パック
●塩 小さじ1/2
●醤油・酒・みりん 各大さじ2
●さとう 小さじ2
●顆粒だし 小さじ
その他お好みの具材
・作り方
にんじんは千切り、しめじは食べやすい大きさに切る
●の調味料を炊飯器に入れる
米を炊飯器に入れ2合の線まで水を入れる
切った具材と、一口大に割ったせんべいを投入
米に米をプラスですが、意外とおいしい一品です。
湿気らないせんべいの保存方法
湿気ったせんべいは復活可能ということが分かりましたが、できればきちんと保存して湿気らないように対策できればベストですよね。
そこでここでは、湿気らないせんべいの保存方法を紹介します。
① 冷凍庫で保存
せんべいが湿気らないためにはできる限り周りから水分を排除すればOKです。
一般的に空気中に含まれる水分の量は温度が下がれば下がるほど少なくなりますので、家庭内だと冷凍庫の中がもっとも水分が少ないことになります。
ジップロックなどの密閉容器に入れ、空気をしっかり抜いてから冷凍庫で保存しましょう。
食べるときは、冷凍庫から取り出してそのまま食べてもいいですし、温かい方が好きならトースターで1分程度加熱するとおいしくいただけます。
② 乾燥剤を入れて保存
冷凍するまでもなく、かといって一度に全て食べられない場合は、ジップロックなどの密閉容器に乾燥剤を入れておくだけでも効果があるでしょう。
ただし、冷凍と違いある程度日数が経つと湿気ってしまいますので注意が必要です。
おまけ:ワンランク上のせんべい活用方法
そのまま食べてももちろんおいしいせんべいですが、いつもの料理に活用することでよりおいしくいただくことができます。ここではおまけとしてそんなせんべいの活用方法を紹介します。
① 唐揚げの衣として
普段の唐揚げの衣を砕いたせんべいに変更してみてください。せんべいは焦げやすいので高温で揚げすぎないように注意が必要ですが、いつもとは違って、サクサクと食感のいい唐揚げになります。
お酒のアテとしてもとてもおいしいですよ。
② ピザ生地として
ピザ生地を作るのは面倒ですが、せんべいを生地として代用すれば面倒な手間を省くことが可能です。
せんべいの上に好きな具材を並べてトースターで焼くだけ。お菓子として楽しんでもよし、お酒のお供として楽しんでもおいしい一品です。
最後に
お菓子としてもお酒のお供としてもおいしいおせんべいですが、どうしても一気に食べることが難しく湿気ってしまいがちですよね。
そんな時は、トースターで温めてパリパリを復活させてみたり、湿気を避けて保存してみたりして長く楽しめるように工夫してみてください。
せんべいを活用したレシピもたくさんありますので、自分ならではのせんべい料理を開発するものきっと楽しいですよ。