明日は子供のお弁当の日だ!と急いで買い物に行く時に、必ず買っている野菜は「ほうれん草」です。
栄養豊富&子供も大好きだから。
一年中スーパーで売られている「ほうれん草」ですが、旬は1月~2月頃ってご存知ですか?
今回は、寒さが増してくると共に美味しくなってくる「ほうれん草」について、栄養素や効果、その栄養を逃さない為の食べ方・調理方法まで紹介していきます。
せっかくいただくなら、栄養も逃さずキッチリといただきたいですからね♪
Sponsored Links
ほうれん草の栄養素と効果
ほうれん草の主な栄養素は以下の通り。
[su_note note_color=”#fbeed8″ text_color=”#000000″ radius=”0″]
- 食物繊維
- タンパク質
- 葉酸
- ビタミン類
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- 鉄分[/su_note]
ほうれん草の効果
[su_list icon=”icon: arrow-circle-right” icon_color=”#a70e1d”]
- 貧血予防
ほうれん草は鉄分を多く含み、鉄欠乏症貧血の予防になります。
- 風邪予防、ガン予防
ビタミン類も豊富に含んでいるため、ほうれん草を食べることで身体の免疫力が高まります。
- 妊娠時の葉酸補給に
ほうれん草は、胎児の成長に必要な葉酸を多く含みます。
葉酸が不足することで、胎児に障害が起こる可能性が高まると言われています。[/su_list]
ほうれん草!栄養 逃がさない食べ方・調理方法
上で紹介したように、ほうれん草に含まれるたくさんの栄養を逃がさないように調理したいものです。
どんな食べ方・調理法が良いのか、ポイントをあげていきます。
[su_list icon=”icon: arrow-circle-o-right” icon_color=”#0f3d07″]
- なるべく新鮮なうちに食べましょう。
- 包丁で切ってから茹でると、切り口から栄養が逃げてしまいます。切らずに根っこ付きで茹でましょう。
- 茹で過ぎると、湯の中に栄養がどんどん漏れ出していきます。茹でる時は、サッ!と茹でましょう。
- ほうれん草の根っこにも栄養がしっかりと入っています。なるべく捨てないように食べましょう。
- 胡麻とほうれん草は相性が良く、栄養の吸収力を高めます。胡麻和えはおすすめです。
- ほうれん草は冷凍保存が可能です。食べきれない場合は冷凍保存をお勧めします。ジップロックに入れ、しっかりと空気を抜いて冷凍庫へ入れてください。1週間程は、美味しさを保てます。>ほうれん草の冷凍保存方法の詳細[/su_list]
Sponsored Links
ほうれん草!生で食べるのと調理したのではどちらが良い?
「ほうれん草」は、茹でたりすると、栄養分が水の中に逃げてしまいます。
ってことは、生のまま食べれば栄養がたくさん摂れて一番いいの?
と思ってしまいがちですが、
答えは、No!
「ほうれん草」にはシュウ酸という物質が含まれています。
シュウ酸は、
[su_note note_color=”#fbf7e7″ text_color=”#000000″ radius=”0″]
- カルシウムや鉄分の吸収を阻害する
- 結石の元になる[/su_note]
という成分で、ほうれん草のえぐ味の原因になっています。
生のまま食べると、体に好ましくない野菜になってしまうのです。
シュウ酸が腎臓にあるカルシウムと結合することによって、結石となります。
ほうれん草に火を通すことで、シュウ酸の量は激減するので、生よりも加熱した方が良いということです。
また、ほうれん草とカルシウムを一緒に摂取することで、結石ができるのを回避できます。
ほうれん草と共に、小魚や牛乳を一緒に食べると良いでしょう。
さいごに
野菜の王様ほうれん草にも、弱点(シュウ酸)があったとは驚きですね。
ほうれん草=体に良い!ということで、生でムシャムシャ食べる人がいないことを祈ります。
妊婦さんなら尚のこと、葉酸摂取の為に、ほうれん草を多く摂取する方も多いと思うので「生の方が葉酸が豊富なはず!」という誤解のないようにしていただきたいですね。
実は私も、野菜は断然生の方が栄養価が高いでしょ♪とか思っていたので…。
無知というのは恐ろしいですね(反省)。