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恵方巻きの具材にルールはある?7種類の意味や由来も解説

節分 節分

2月3日といえば節分です。立春の前の日、冬と春とを分ける日には邪気が集まりやすいため豆まきをする風習があります。みなさんは豆まきの後、恵方巻きを食べていましたか?

「恵方巻き」の歴史は古く、始まりは江戸時代と言われています。大阪の花街の商人や芸人が商売繁盛を祈願して節分に当時「丸かぶり寿司」と呼ばれる太巻きを食べていました。

 

現在の「恵方巻き」という名前になったのは1989年。某全国チェーンのコンビニエンスストアがきっかけ。

関西出身のスタッフが、関西には節分に太巻きを食べる風習があることから太巻きを「恵方巻き」と名付けて、売り出したところ瞬く間に広まり現在でも広く知られるようになりました。

 

お願い事をしながら恵方を向いて無言で全部食べる恵方巻き。今年2022年の恵方は、北北西です。

私はまだチャレンジしたことがないので、今年は初恵方巻きを楽しんでみようかと思います。一言も話さず食べきれるでしょうか…。

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恵方巻きの具材に使う食べ物は何?決まりはあるの?

「恵方巻き」にはどのような具材が使われているでしょうか。

調べてみたところ、かんぴょう、しいたけ煮、高野豆腐、桜でんぶ、きゅうり、ウナギ、伊達巻きの7種類が一般的のようですが、ウナギの代わりにアナゴを使ったり、かんぴょうの代わりにお漬物が入っていたり地域によっても様々なようです。

恵方巻きにはこの具材が絶対に外せない!!!というものがあるわけではなく、もともと太巻きを無言で食べる事から始まった恵方巻きですから海鮮を入れたものやお肉をメインにしたものなどバラエティ豊富な種類がコンビニやスーパーマーケットでも見受けられます。

ご自身でお好きな具をカスタマイズして自分だけの恵方巻きを作るのも楽しそうです。具材にこだわらず、節分に恵方を向いてお願い事をしながら無言で食べきることが重要なようです。

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7種類の具を巻く理由は?具材は7種類じゃないとだめ?

恵方巻きに使用する具材は、7種類と言われています。

“7”というと何かと縁起のいい数字のように感じますが、恵方巻きの“7”は「七福神」に由来しています。

 

七福神の神様はご存じでしょうか。

財宝、福徳開運の神様である「大黒天」(だいこくてん)、融通招福の神「毘沙門天」(びしゃもんてん)、日本の神様である「恵比寿天」(えびすてん)は漁業の神、特に商売繁昌の神様です。

長寿延命、富貴長寿の神様「寿老人」(しゅろうじん)、唯一の女神「弁財天」(べんざいてん)は知恵財宝、愛嬌縁結びの神、招徳人望の神様「福禄寿」(ふくろうじゅ)、笑門来福、夫婦円満、子宝の神様「布袋尊」(ほていそん)の7つの神様の総称が「七福神」です。

 

そんな「七福神」にあやかり7種類の具材を入れて巻いた恵方巻きを食べることで「福を巻き込む」「体内に取り入れると福がくる」とされています。

現在では、具材を7種類以上入れた豪華な「恵方巻き」や、具材を減らしたシンプルな「恵方巻き」も存在していて「無言でお願い事をしながら食べるもの」として定着しつつあります。

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恵方巻きのオススメの具材は?

小さなお子様と恵方巻きを食べたいけれど、子供の苦手な食べ物が入っていて食べられない…という方には、ツナマヨやウインナー、からあげなどを入れた「変わり種恵方巻き」もおすすめです!

カニカマやきゅうりを一緒に入れるとお子様も食べやすいのではないでしょうか。

また牛肉をメインにした「肉恵方巻き」もかなり美味しそうです。サニーレタスやほうれん草を一緒に入れるとさっぱり食べられそうですね。

 

前述した通り、「無言でお願い事をしながら太巻きを食べる文化」として定着しているため、ご自身やお子様の好みに合わせた「恵方巻き」を手作りする「恵方巻きパーティー」をする方も増えているそう。

手巻き寿司パーティーのようでイベント感があってとても楽しそうですね。

私も幼少期、恵方巻きなどの太巻きが苦手だったので納豆巻きを恵方巻き代わりに食べていました。今年は韓国の太巻き「キンパ」で恵方巻きチャレンジする予定です。

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最後に

馴染み深い「恵方巻き」ですが7種類の具材が七福神に由来していることは驚きでした。ものすごいご利益がありそうです。

私と同じように偏食であったり好き嫌いがあって恵方巻きを食べられないという方にも嬉しいバラエティ豊かな恵方巻きが近年本当に増えてきました。コンビニやスーパーマーケットで販売されているもの以外にもこのご時世ですから、ご自宅で一つのイベントとして家族で楽しむのも良いのではないでしょうか。

小さい時のイベント事は意外と大人になっても大切な記憶として残っています。

今小さなお子様がいるご家庭などはぜひ存分に楽しんでくださいね。私も小さい時にしてもらったことを大人になった今、子供にしてあげようとたくさん企んでいます。この恵方巻きもその一つです。

楽しいイベントや思い出は次世代にも引き継いでずっと続いていくと良いですね。

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