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喪中はがきはいつまで?種類や書き方、マナーもご紹介【例文あり】

喪中はがきはいつまで?種類や書き方、マナーもご紹介【例文あり】 節目の雑学

親族に不幸があって喪中のため、年賀状を遠慮することを伝える挨拶状である「喪中はがき」ですが、いざ出すとなるといくつか気になることやわからないことが出てきませんか?

今回はそんな「喪中はがき」についてお伝えしたいと思います。

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喪中はがきは「いつまでに送る」のが良いのでしょうか?

やはり、いざ出すことになると一番に気になってくるのが「出す期間」についてではないでしょうか。

特に例年年賀状のやり取りをしている相手がいるとなると尚の事気になるかと思います。

基本的なマナーとしては「相手が年賀状を用意し始める前までに届ける」ということになります。

そのため、故人がなくなった年の「11月から遅くても12月上旬」までに投函することが必要になります。

例年の郵便局での年賀状の受付開始時期は「12月15日」前後ですので、その前までにとなるのが一般的です。

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喪中はがきに使える「はがきの種類」は?

実は「喪中はがき」には専用のはがきというものが存在しません。

いざ送るとなった際、専用はがきがないとなると焦ってしまいますよね。では、いざ送ることになった際、どんなはがきを使えばいいのでしょうか?

喪中はがきには大きく分けると「通常はがき」と「私製はがき」の二種類に分けられます。

どちらかでなくてはならない!ということではありませんので、どちらを選ばれても問題はありません!今回は両方の特徴を簡単にご説明いたします。

喪中はがきを「通常はがき」で送る

通常はがきとは、郵政民生化になる前の「官製はがき」のことです。

喪中はがきとして選ぶ場合には、「切手が胡蝶蘭のデザイン」になっているものを使用しましょう。

こちらのはがきを使用するメリットとして

・予め切手が付随しているため、投函時に手間がかからない。
・どこの郵便局でも購入ができること。
・コンビニによっては取り扱っていることもあり、購入が可能なこと。
・はがきの厚みが一定のため、プリンターなどで宛名を印刷する際に問題が起きにくいこと。

喪中はがきを「私製はがき」で送る

郵便局ではなく、雑貨屋や家電量販店などで購入することができるはがきのことです。こちらについてのメリットやデメリット、注意点をお伝えしていければと思います。

また切手を貼る際は「弔事用の普通切手」を貼るように注意しましょう。

喪中はがきを「私製はがき」で送るメリット

・相手に丁寧な印象を与えることができる。
・しっかりとした存在感を出すことができる。
・郵便局以外で購入できるため、購入可能な場所が多く時間帯にも融通がききやすい。

喪中はがきを「私製はがき」で送るデメリット

・切手を別に貼る必要があるため、通常はがきに比べコストと手間がかかる。
・はがきに厚みがあることで、自宅で印刷する際紙詰まりなどが起こりやすい。

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もし投函する時期を過ぎてしまったらどうすればいい?

日々生活する中で、どうしても時間が取れないことやつい忘れてしまうこともあるかと思います。
ではもし12月上旬までに投函ができなかった場合はどうすればいいのでしょうか。

そんなときに送るのが「寒中見舞い」や「年始状」です。

「寒中見舞い」とはどういうもの?

寒中見舞いとは、一年で最も寒い季節に相手を気遣って互いの近況を報告する挨拶状のことを指します。

近年では、喪中で年賀状を欠礼したことや訃報が間に合わなかったことへのお詫びや喪中の相手を気遣うお見舞いなどとして使われます。

寒中見舞いは「いつ送る」の?

寒中見舞いを送る時期ですが、「松の内が明ける日から立春まで」の間とされています。松の内というのは「正月の門松がある間」を意味します。

つまり「1月1日の元旦から1月7日まで」が一般的とされています。

関西の一部の地域では「1月15日」や「1月10日」までを松の内とする地域もあります。

 

また立春についても日付が固定されているわけでは決してないので、目安として一般的には「1月8日~2月3日前後」とされています。

地域によっては1月16日からというところもあるので、地域によって若干異なります。またこの日付は相手に届く日の目安であるため、投函がその前日でも問題はないです。

年始状とはどんなときに送るもの?

新年を祝う状況ではない方へ「おめでとう」などの祝いの言葉を使わずに挨拶を送りたい。
喪中はがきを頂いているが年始の挨拶をしたい。
年末に不幸があった際「喪中はがきの代わり」や「年賀状の代わり」に送る。
「喪中はがき」を出していない相手から年賀状を頂いた際のお返事として。

などの場合に送る挨拶状のことです。

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年始状を送る「時期」や「注意点」は?

年賀状と同じで「元旦から松の内(1月7日もしくは15日)まで」に届く様に送ります。
注意点としては、「年賀はがき」は使わないこと

12月に投函すると1月になる前に配達されることがあるので「大晦日や年明けすぐ」に投函する必要があります。祝いの挨拶ではないので「華美なデザイン」は避けて作成します。

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喪中はがきを書く際の「注意点」と「例文」

喪中はがきを書く際の注意点

喪中はがきは「フォーマルな挨拶状」ですので、「縦書き」が一般的なマナーです。一般的な文章に多く使われる行頭の「一字下げは行わず」に作成する。

「句読点」は使いません。

一般的によく利用されている「例文」をご紹介します。

喪中はがきの【例文】

喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
○○○○(故人名)が○○月に○○歳で永眠いたしました
生前の御厚情に深く御礼申し上げますとともに
皆様が健やかなる新年をお迎えになりますように
心よりお祈り申し上げます

令和○年十二月 差出人名○○○○

 

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最後に

送付する時期についてざっくりとまとめると

喪中はがき:11月から12月15日より前
寒中見舞い:松の内明け(1月8日か11日16日)~2月3日頃の間
年始状:1月1日から松の内(1月7日もしくは15日)まで

年末になるにつれて、大掃除などやることに追われる日々が続くかと思います。ギリギリで慌てないためにも、時間がある際に少しずつ準備していきたいものですね!

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