袱紗(ふくさ)は用途で色が変わるって知っていましたか?きちんと使い分け出来ていますか??
要するに、結婚式とお葬式では、色も包み方も違います。
おぉっと~!今まで色も気にせず、適当に包んできたよ~Σ(|||▽||| )
という、あなた☆彡
そして、これから袱紗を購入しようとしているあなたの為に、今回は、【結婚式・お葬式別】袱紗(ふくさ)の色&包み方についてガッツリと調べさせて頂きました♪
袱紗(ふくさ) の色と種類
まずは、袱紗の種類をみていきましょう。袱紗は、開くと正方形をしています。
- 金封が外れないように、一方の端にとめ爪がついているものがあり、これを「爪付き袱紗」と言います。
- 内側に金封をとめる台のついているものは「台付き袱紗」。
- 最近では、包む手間を省いた封筒形の「金封袱紗」も。
一般的にはこの三種類です。
どれを使っても間違いはありませんが、袱紗は「お祝い金」「お悔やみ金」を汚さないようにと相手を思いやる気持ちの一つです。
大人のマナーとして、金封を包む際は袱紗を使うように心がけましょうね♪
どうしても袱紗がないという場合は、小さな風呂敷やハンカチ(あまり華美ではないもの)で代用してもOKです。
次に袱紗の色の違いについて。袱紗は、使い道によって色を選びます。
要は、「慶事」なのか、「弔辞」なのか・・ということ。
慶事では、赤やピンク、オレンジ、藤色、桃色、えんじ色、金色などの暖色系の色味の袱紗を使用します。
これに対して、弔事では紺や緑、深緑、灰緑、うぐいす色、灰青色、グレーといった寒色系の袱紗を使用します。
ただ一つ例外があって、
「紫」は慶事と弔事、両方で使えるので一つ持っておくなら「紫」が便利です。
袱紗(ふくさ)の包み方【結婚式・お葬式別】
色だけでなく、包み方も「慶事」か「弔辞」かによって違ってきます。
【お祝い金を持参する場合の包み方・慶事用】
1.袱紗を開いて、上下左右に角が来るようにおきます。祝儀袋は、袱紗の中央よりも、左の方へ寄せておきましょう。
2.左側の角を中に折り込みます。
3.上の角を折りたたみ、次に下を折りたたみます。(祝儀袋を包むように)
4.右側を折って、そのまま裏へ折り返して完成です。(左の上下に小さく三角形ができたらOK)
【お悔やみ金を持参する場合の包み方・弔辞用】
1.袱紗を開いて、上下左右に角が来るようにおきます。不祝儀袋は、袱紗中央よりも、右の方へ寄せておきましょう。
2.右側の角を中に折り込みます。
3.下の角を折りたたみ、次に上を折りたたみます。(不祝儀袋を包むように)
4.左側を折って、そのまま裏へ折り返して完成です。(右の上下に小さく三角形ができたらOK)
できましたか?実は、慶事と弔辞では、袱紗の包み方が逆になるんです。
どちらか一方でも覚えておくと、包むときに迷いませんよ♪
最後に
冠婚葬祭に参加する際は、洋装でも和装でも袱紗って必要なんです。
色を使い分けるのが面倒・・・包むのが面倒・・どうせ出して渡すんだし。と感じていても、そんな小さなマナーが、その人の人となりを現すものです。
これを機に、「袱紗」をしっかりと使い分けてみましょう(..◜ᴗ◝..)