箕郷（みさと）梅林とは群馬県高崎市にある東日本で一番を誇る梅の産地として知られています。関東平野を一望する丘陵に約１０万本もの梅の木が植えられており、開花時期になるとあたり一面純白の梅の木に覆われるのでその景色はまさに圧巻です。
敷地内には樹齢90年〜100年と言われている梅の大木がありとても見応えがあります。
また毎年梅の開花時期に合わせ「みさと梅まつり」が開催され、梅まつり開催期間中には野点が行われるので梅香の下でお茶を楽しむことができます。この時期にしかできないことですのでぜひ体験してみてください！
群馬県には他にも高崎市の「榛名（はるな）梅林」と安中市の「秋間（あきま）梅林」があり、「箕郷梅林」と合わせて群馬三大梅林と呼ばれています。
今回は三代梅林の中でも梅公園や茶店があり、「みさと梅まつり」の開催期間中には特産品を扱う土産物屋が軒を連ね特に賑わっている箕郷梅林ついてまとめていきます。
箕郷梅林2022の梅の見頃時期や開花情報
例年3月上旬から下旬にかけて花の見頃を迎えます。年によって違いますが、梅の満開時期は毎年3月20日前後という予想が多いようです。
箕郷梅林2022への行き方
住所：群馬県高崎市箕郷町善地
公共交通機関を利用した場合、電車、バス、場合によってはタクシーの乗り継ぎとなりますので車で行くことをおすすめします。
箕郷梅林まで公共交通機関を利用する場合は、高崎駅からバスで片道30分、運賃490円で行くことができますが、最寄りのバス停から徒歩30分程度かかります。
箕郷梅林2022の梅の見どころや楽しみ方
箕郷梅林はみさと梅公園（蟹沢会場）と善地梅林広場（善地会場）の２つの会場があります。善地会場は散策路が広く取られており、展望台からは360度のパノラマの景色が楽しめます。
蟹沢会場は梅の開花時期の3月上旬から下旬に開催されるみさと梅まつりのメイン会場となっております。そのためお祭りの期間中は特産品である梅製品を販売するお店が多くあり、芸能大会などのイベントも開催されます。（善地会場もお祭りの会場となっておりますが、蟹沢会場と比べるとお店の数は少なめです。）
梅と大パノラマの景色をじっくり楽しみたい方は善地会場を、イベントも梅も楽しみたいという方には蟹沢会場がおすすめです。
アクセス方法や駐車場について
（電車の場合）
最寄駅はJR高崎線「高崎駅」となります。箕郷梅林まではそこからバスでの移動となります。
高崎駅西口２番のりばから浜川経由箕郷行き、伊香保行き、沖経由箕郷行きの３パターンいずれかに乗車、「四ツ谷」下車後、徒歩30分で着きます。
バス停下車後タクシーを利用する場合は「箕郷営業所」を降りてすぐのところにある共愛タクシーをご利用頂き5分程で到着します。
箕郷梅林は蟹沢会場と善地会場の２つに分かれていて、徒歩で15分程の距離がありますのでタクシーを利用される際はどちらの会場に行きたいのかを忘れずに運転手さんに伝えてください。
（車の場合）
蟹沢会場と善地会場は少し離れたところにあり、どちらの会場を目指すかによってカーナビの設定場所が変わりますので注意してください。２つの会場は車で5分程の距離があります。
蟹沢会場：群馬県高崎市箕郷町富岡
善地会場：群馬県高崎市箕郷町善地
・渋谷方面から
→関越自動車道経由、駒寄スマートIC出口、一般道使用（所要時間：約２時間15分）
・船橋方面から
→関越自動車道経由、駒寄スマートIC出口、一般道使用（所要時間：約２時間半）
・大宮方面から
→関越自動車道経由、駒寄スマートIC出口、一般道使用（所要時間：約２時間）
・つくば方面から
→首都圏中央連絡自動車道、関越自動車道経由、駒寄スマートIC出口、一般道使用（所要時間：約２時間20分）
（駐車場について）
蟹沢会場、善地会場共に隣接している駐車場を有料で利用することができます。料金は普通車300円、バイク100円となります。駐車料金を支払うと駐車券が入ったポケットティッシュと小さい梅干しがお土産で貰えます！
蟹沢会場の近くにあるお手洗いはバリアフリー対応となっているので広くて使いやすいです。善地会場は仮設トイレが２カ所あるだけですので行かれる時は参考にしてみてください。
最後に
最初にもお伝えしたように群馬県には三大梅林があります。今回は箕郷梅林の紹介でしたが、他の梅林にも見所がたくさんある場所です。
箕郷梅林がある高崎市から秋間梅林がある安中市までは車で30分程ですので、1日で三大梅林を巡ってみてもいいかもしれません。群馬県高崎行政県税事務所がスタンプラリーを行っていて三大梅林を巡ると抽選で素敵な商品が当たります！
スタンプラリーの情報については下記URLをご参照ください。
梅を見ると春がくる実感が湧きますね。行かれる方はぜひ一足早い春の訪れを感じてきてください！