太宰府天満宮は梅の名所として有名です。
そんな太宰府天満宮の梅の見頃を調べました!
2021年の大宰府天満宮の梅の見頃時期や開花情報
太宰府天満宮の梅の見頃は、1月下旬から3月上旬になります。
境内には約200種、約6000本の白梅や紅梅の花が咲き、梅の香りがあたりに広がります。
大宰府天満宮とは?
太宰府天満宮とは、菅原道真公が祀られる全国で12,000社の総本宮と称えられています。
道真公が、無実ながら政略により囚えられ京都から太宰府に流されました。そして、そのまま太宰府政庁にてご生涯を終えられ、その地に埋葬されました。その上に祠廟が創建され、勅命により御社殿が建てられました。後に、道真公の無実が証明され、「天満大自在天神」という神様の御位が贈られ、「天神さま」と崇められるようになりました。長い年月、絶え間なくご崇敬され、現在も多くの参拝者が訪れています。
太宰府天満宮には牛の像があり、道真公と深い繋がりがあります。
牛の像とは「御神牛」と言い、道真公のお使いの牛です。道真公と牛の由縁には諸説ありますが、道真公の遺骸を埋葬するつもりで出発したが、運んでいた牛車の牛がその場でうずくまり、動かなくなったことを「ここに留まりたいという故人の意向だ」と考えられ、その場所が墓所となりました。これにちなみ、太宰府天満宮にある牛の像のほとんどは、伏せた姿勢の牛の像(臥牛)となっています。
太宰府天満宮の場所
そんな太宰府天満宮は、福岡県にあります。住所は福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号です。
アクセス方法はさまざまあり、遠方からの方でも飛行機を利用すれば、空港から約40分ほどで太宰府天満宮に到着することができます。
大宰府天満宮の梅の見どころや楽しみ方
太宰府天満宮には、「飛梅」「皇后の梅」が植えられています。
2本の梅の木はご本殿入り口を前にし、右側に「飛梅」、左側に「皇后の梅」があります。ご本殿への行き方は、中世の鳥居をくぐり心宇池を渡り、そのまま真っすぐ進むと楼門があります。その楼門から中に入るとご本殿前の梅の木を見ることができます。
「飛梅」とは、道真公を慕って、都から一夜にして飛んできたと伝えられる由縁の御神木です。品種は色玉垣で八重咲きの梅の花が咲きます。境内には約6000千本の梅の木がありますが、境内内で一番に初めに咲き始める梅の木です。
「皇后の梅」とは、大正天皇后がご参拝された際に、葉山御用邸よりご持参された梅を植えられた継承木です。紅の八重中輪の花をつけます。
太宰府天満宮には、約200種、約6000本の梅の木があり、白梅、紅梅の梅の木が1月下旬ころから咲き始め、様々な種類の梅が時期を違えて咲きますので、境内内は見事な梅の花で溢れます。東神苑の菖蒲池前、北神苑に梅の木が集中して植えられていますので、見頃の時期は、梅の里のような梅の花で溢れる場面を見ることができるかもしれません。
梅の時期はイベントも多数催されます。
道真公の命日である2月25日には「梅花祭」が開催され、2月下旬には「門前祭り」、3月第一日曜日には「曲水の宴」が催されます。
「曲水の宴」とは、平安装束に見をつつんだ参宴者が、上流から流れてくる酒盃が自分の前を通り過ぎる前に和歌を作り、お酒を頂く雅な神事です。
他にも、梅の木と同じくらい地元に愛されるソウルフードの「梅ヶ枝餅」があります。
お餅に小豆あんを入れて香ばしく焼き、梅の印が押された餡餅です。参道を中心に30店舗ほどのお店で販売されています。お店によって味や焼き加減が変わりますので、参拝の帰りなど食べ比べしてみても楽しいかもしれません。
アクセス方法や駐車場について
電車の場合
<最寄り駅>
西鉄電車の大宰府駅
太宰府天満宮までは徒歩5分程度に
なります
<西鉄福岡(天神)駅からのご案内>
・西鉄福岡(天神)駅から、西鉄二日市駅まで、西鉄天神大牟田線の特急・急行で約15分。西鉄二日市駅から太宰府駅まで、西鉄太宰府線で約5分。太宰府駅から約20分。
車の場合
<九州自動車道>
「太宰府I.C」から約6km(約15分)
「筑紫野I.C」から約5km(約20分)
<都市高速道路2号線>
「水城I.C」から約6km(約15分)
駐車場について
駐車可能時間:8時00分から17時00分
※お祭り、催し、天候などにより変更する
場合があります。
<太宰府駐車センター>
大型バス・マイクロバス26台
普通車850台
バイク15台
駐車料金:大型2000円、マイクロ1300円
普通車500円、バイク250円
<太宰府パーキング>
普通車48台
駐車料金:最初の1時間400円
その後30分ごと100円
※他にも民間の駐車場があります
最後に
梅の見頃は1月下旬からになります。
1月下旬から様々な品種の梅が咲き始めますので、時期をずらしながら見に行くのも、また違う景色を見ることができるかもしれません。その時期に催されるイベントや、参道の店舗で販売されている梅ヶ枝餅など、グルメも充実しているので、太宰府天満宮を隅々まで堪能し、素敵な旅を満喫してみては如何でしょうか。