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ニューイヤー駅伝が群馬県で開催される理由|いつから群馬だった?他地域で開催したことは?

ニューイヤー駅伝 トレンド

お正月の風物詩である「ニューイヤー駅伝」は今年で66回目を迎える歴史ある大会です。

ニューイヤー駅伝と言えば群馬県を舞台に戦いが繰り広げられますが、どうして群馬で行われるようになったのでしょうか。

ニューイヤー駅伝観戦前に豆知識として、

ニューイヤー駅伝とは?
ニューイヤー駅伝のコース
ニューイヤー駅伝の開催日・放送局は?
ニューイヤー駅伝が群馬県で開催される理由(中継や天候)
ニューイヤー駅伝が群馬県で開催されたのはいつから?
ニューイヤー駅伝が群馬県で開催されるようになった歴史(三重→滋賀→群馬)

について詳しくご紹介します。

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ニューイヤー駅伝とは?

ニューイヤー駅伝は、「全日本実業団対抗駅伝競走大会」が正式名称です。

その名の通り実業団駅伝日本一を決める大会で、1988年から毎年元旦に行われているため「ニューイヤー駅伝」と呼ばれるようになりました。

学生日本一を決める箱根駅伝とともに「お正月の二大駅伝競走」として親しまれています。

箱根駅伝で活躍した選手が数多く出場するなど、注目されている大会です。

 

ニューイヤー駅伝のコース

ニューイヤー駅伝の気になるコースは以下の通りです。

1区:群馬県庁前から高崎 12.3km
2区:高崎から公田 8.3km
3区:公田から伊勢崎 13.6km
4区:伊勢崎から太田 22.4km
5区:太田から桐生 15.8km
6区:桐生から西久保 12.1km
7区:西久保から群馬県庁前 15.5km

距離が異なるため、各チームの戦略が大きく左右します。

2区は距離が短い上に、唯一外国人選手の登録が可能なので「インターナショナル区間」と呼ばれています。

外国人選手が多いためスピード勝負の区間となり、高速の2区とも呼ばれています。

4区は距離が長いこともあり、各チームエース級の選手が投入されます。

花の4区とも呼ばれ、4区の走りで勝敗が左右されると言っても過言ではありません。

ニューイヤー駅伝の開催日・放送局は?

ニューイヤー駅伝の開催日、放送局は以下の通りです。

開催日:2022年1月1日(土・祝)
放送局:TBS系列+群馬テレビ 8時30分より生放送
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ニューイヤー駅伝が群馬県で開催される理由

ニューイヤー駅伝が群馬県で開催される理由は全部で3つあります。

中継地の問題

1つ目は中継地の問題です。

ニューイヤー駅伝のTV中継を開始するにあたり、電波が途切れないことが重要なポイントでした。

100kmもの駅伝コースの電波を途切れさせないようにするには、いくつかの中継地が必要になりますが、群馬県であれば赤城山1か所で賄えるという大きなメリットがありました。

数か所に電波の中継地を増設するとコストもかかるため、1か所で中継地が済む群馬県はTV中継に最適の場所と言えたようです。

天候面

2つ目は天候面です。

ニューイヤー駅伝が開催されるのは、1月1日ですので、雪が降る可能性がある地域や気温がマイナスまで下がるような地域での開催は難しいと考えられました。

群馬県であれば、風が強く吹くという心配はありますが、雪や天候面での心配は少ないと考えられたため、ニューイヤー駅伝の開催地となったようです。

群馬県の自治体

3つ目は、群馬県の自治体がニューイヤー駅伝の開催に積極的だったことが挙げられます。

駅伝を開催するとなると、交通規制を行ったり、関係者の宿泊場所や練習場所が数多く必要になるなど、自治体の協力が必ず必要になります。

その点でも群馬県は、県の全面協力を受けての開催でしたので、運営側もやりやすいと非常に好評でした。

これらの3点から、ニューイヤー駅伝が群馬県で開催されるようになりました。

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ニューイヤー駅伝が群馬県で開催されたのはいつから?

ニューイヤー駅伝は、1988年の第32回大会から群馬県で開催されています。

群馬県の主要都市である高崎や太田、桐生など様々な都市を巡ってゴールします。

現在の群馬県の主要都市をまわる7区間、全長100kmのコースになったのは、2001年の第45回大会からとされています。

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ニューイヤー駅伝が群馬県で開催されるようになった歴史(三重→滋賀→群馬)

ニューイヤー駅伝の第1回大会は三重県で開催されています。

伊勢神宮外宮前をスタートし、賢島を折り返し地点とする全7区間83.5kmのコースで開催されました。

コースの設定にベルリンオリンピックに出場経験のある村社講平が携わり、アップダウンのある五知峠をコースに加えたり、約16キロもの距離が長い区間を設定したりと注目を集めました。

第15回大会より伊勢神宮内宮を循環するコースが加わり、全部で99kmの長さとなりました。

 

第30回大会まで三重県で開催されましたが、全日本大学駅伝も伊勢神宮で行われるようになったため、第31回大会は滋賀県で開催されました。

ですが、滋賀県はコースが狭く運営が困難であったことから、第32回大会からは群馬県で開催されています。

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最後に

ニューイヤー駅伝がどうして群馬で開催されるのか、いつから群馬で開催されているのかを詳しくご紹介しました。

全国様々な場所で駅伝大会が行われていますが、ニューイヤー駅伝の群馬県での開催はなるべくしてなったように思います。

お正月の風物詩、ニューイヤー駅伝をより楽しんでみて下さい。

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