お正月の風物詩と言っても過言でない「箱根駅伝」。
1920年から毎年1月2日、2日に開催される箱根駅伝は、前年の箱根駅伝においてシード権を得た大学10校と予選会を勝ち抜いた大学10校に関東学生連合チームを加えた全21チームが出場する大会です。
出雲駅伝、全日本大学駅伝と合わせて「大学三大駅伝」と呼ばれるほど歴史も人気もある大会で、1月2日の往路、3日の復路の結果を合わせて総合優勝校が決定します。
今回は、いよいよ開催が迫ってきた箱根駅伝の
箱根駅伝2022優勝予想は?
往路優勝を大胆予想!
復路優勝を大胆予想!
箱根駅伝2022出場校は?
箱根駅伝2022の注目選手は?
箱根駅伝2022日程や場所は?
箱根駅伝2022テレビ放送はいつ?
を詳しくご紹介していこうと思います。
箱根駅伝2022の優勝候補を予想!
2022年の箱根駅伝出場校の中から、優勝候補を予想するのは非常に難しいです。というのも、どの大学も実力が拮抗してきています。
前回大会優勝した駒澤大学は、出雲駅伝では5位に終わりましたが、全日本大学駅伝では見事優勝を果たしています。
出雲駅伝で優勝したのは、前回大会において10位に終わった東京国際大学です。
全日本大学駅伝では5位に終わったものの、3区のイェゴンヴィンセント選手、6区の丹所健選手が区間新記録を出すなど、注目が集まっています。
2015年の91回大会から4連覇を果たした実績のある青山学院大学は、出雲駅伝、全日本大学駅伝ともに2位と実力を発揮しています。
前回大会で2位だった創価大学は出雲駅伝では7位、3位だった東洋大学は出雲駅伝では3位、全日本大学駅伝では10位と低調な結果に終わりましたが、実力は侮れません。
早稲田大学も出雲駅伝、全日本大学駅伝ともに6位と実力を発揮できずにいますが、4年生の千明龍之佑選手や太田尚希選手らが復調すれば、優勝を狙える選手層の厚さを誇っています。
ですので、駒澤大学、青山学院大学、東京国際大学、創価大学、東洋大学、早稲田大学が優勝候補ではないでしょうか。
箱根駅伝2022優勝予想は?
先ほど予想した優勝候補、駒澤大学、青山学院大学、東京国際大学、創価大学、東洋大学、早稲田大学の中からあえて優勝校を予想すると、駒澤大学をあげたいです。
2021年の前回大会優勝メンバーも多く、ハーフマラソンで1時間4分以内の記録を持つ選手が5名、10,000mの記録が29分以内の選手が10名と長距離に実績のある選手が多数在籍しています。
駒澤大学のエース、田澤廉選手は全日本大学駅伝でも7区で区間賞を獲得するなど調子も上向きです。
箱根駅伝に欠かせない「山対策」も、山上りは前回大会で5区を走った鈴木芽吹選手、下りは6区で区間賞を獲得した花咲悠紀選手がいるのでバッチリです。
さらに全日本大学駅伝では、1年生の佐藤条二選手が1区で区間新記録を出すなど、新戦力も登場しています。
総合的なバランスや戦力を見ても、駒澤大学が今年も強いのではないかと予想します。
往路優勝を大胆予想!
箱根駅伝2022の往路優勝校は、駒澤大学と予想します。2021年の前回大会に出場した選手も多く、実績は抜きんでています。
前回大会での往路は3位でしたが、実力を発揮できれば往路優勝の可能性はかなり高いと言えます。
復路優勝を大胆予想!
箱根駅伝2022の復路優勝校は、青山学院大学と予想します。前回大会でも、往路で12位と出遅れたにもかかわらず、復路で巻き返し1位を獲得しました。
総合順位も4位まで上げるなど、復路の強さを見せつけた結果となりました。
エースに成長した3年生の近藤幸太郎選手の走りにも注目です。
箱根駅伝2022出場校は?
2022箱根駅伝の出場校は以下の通りです。
シード権獲得校
・駒澤大学
・創価大学
・東洋大学
・青山学院大学
・東海大学
・早稲田大学
・順天堂大学
・帝京大学
・國學院大學
・東京国際大学
予選会勝ち抜き校
・明治大学
・中央大学
・日本体育大学
・山梨学院大学
・神奈川大学
・法政大学
・中央学院大学
・駿河台大学
・専修大学
・国士舘大学
上記20校に加え関東学生連合チームが加わり、計21チームで優勝を争います。
箱根駅伝2022の注目選手は?
箱根駅伝2022に出場予定の注目選手をご紹介します。
田澤廉選手(駒澤大学)
前回大会で2区を任され、出雲駅伝では区間2位、全日本大学駅伝では区間新記録を出すなど調子も上向き
近藤幸太郎選手(青山学院大学)
前回大会では7区を走り、2021年に入ってからは青学記録を次々に塗りかえるなどエースとして成長を遂げている
イェゴンヴィンセント選手(東京国際大学)
ケニア出身の留学生ランナーで前回大会2区で14人抜きを記録し、区間新記録を更新したことでも知られている
箱根駅伝2022日程や場所は?
箱根駅伝2022の開催日程や場所は以下の通りです。
開催場所:大手町から箱根までの総距離217.1km
【往路】
1区(21.3km):東京大手町読売新聞東京本社前~鶴見中継所
2区(23.1km):鶴見中継所~戸塚中継所
3区(21.4km):戸塚中継所~平塚中継所
4区(20.9km):平塚中継所~小田原中継所
5区(20.8km):小田原中継所~箱根芦ノ湖
【復路】
6区(20.8km):箱根芦ノ湖~小田原中継所
7区(21.3km):小田原中継所~平塚中継所
8区(21.4km):平塚中継所~戸塚中継所
9区(23.1km):戸塚中継所~鶴見中継所
10区(23.0km):鶴見中継所~東京大手町読売新聞東京本社前
開催日程や場所は例年通りですが、2022年の第98回大会も前回大会同様無観客での開催が決定しています。
箱根駅伝2022テレビ放送はいつ?
箱根駅伝2022のテレビ放送は、詳細はまだ発表されていません。
ですが、例年通りの放送であれば、日本テレビで下記の内容で放送が行われます。
1月2日
5:50~6:45 事前番組「箱根駅伝絆の物語&スタート直前生情報」
7:00~7:50 第1部「まもなく箱根駅伝往路」
7:50~14:05 第2部「★SAPPORO新春スポーツスペシャル第98回東京箱根間往復大学駅伝競走往路」
1月3日
5:50~6:45 事前番組「箱根駅伝往路ダイジェスト&復路直前生情報」
7:00~7:50 第1部「まもなく箱根駅伝復路」
7:50~14:18 第2部「★SAPPORO新春スポーツスペシャル第98回東京箱根間往復大学駅伝競走復路」
14:18~15:00 事後番組「続報!箱根駅伝」
このように1月2日、3日の日本テレビは、箱根駅伝一色となります。
最後に
いよいよ2022年箱根駅伝が近づいてきました。
お正月の風物詩とも言えるイベントなので、毎年楽しみにされている方も多いはずです。
無観客での開催が決定しているため、沿道に出ての応援ができないのが残念ですが、選手たちの熱い気持ちや走りはテレビ越しからも伝わってきます。
2022年箱根駅伝はどんなドラマが待っているのか、今から楽しみです。