家を建てる友人に聞かれました。
「地鎮祭ののし袋の表書きなんて書くの?初穂料だっけ?」
「どうして初穂料なの?」
「玉串料っていうのは違うの?」
え・・・そこまで詳しくは知らないよ。とは言いたくなかったので、
ここは世話焼き(負けず嫌い)のプライドにかけて、しっかり調べさせていただきました(笑)
地鎮祭なんて、一生のうちで何度も経験することじゃないですし、
人によっては一生経験しないかもしれないこと。
幸運にもマイホームが現実になったおめでたいあなたの為に♪
ここで、地鎮祭の情報をシェアさせていただきますね。
地鎮祭には初穂料?玉串料?
[su_service title=”初穂とは” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#a7815a”]
その字のごとく、今年初めて採れた稲穂のことで、
昔はこの初穂を、豊作を祈って神様にお供えしていました。
その「初穂」の代わりに、お金をお供えします・・という意味で使われ始めたのが「初穂料」なのです。[/su_service]
[su_service title=”玉串とは” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#a7815a”]
一度は見たことがあるかと思います。
この巫女さんが持っている葉。
サカキに紙垂(しで)を付けたもので、よく御祈祷の時なんかに、神主さんが振りかざしてらっしゃいますよね。[/su_service]
「初穂」も「玉串」も、どちらも神様にお供えするもので、
『今は初穂・玉串がないので、代わりに「お金」をお供えします。。。』という意味ですので、
地鎮祭ののし袋の表書きは
[su_label type=”info”]答え[/su_label]「初穂料」でも「玉串料」でもどちらでもOK!
とは言え、一般的には地鎮祭の時の表書きとしては「初穂料」が多いようですよ。
ということで、
のし袋の表書きは、上のように「玉串料」「初穂料」
または、
「御初穂料」「御玉串料」「神鐉料」となり、金額の相場としては2万~5万円となります。
ところで、そもそもの地鎮祭の意味はご存知でしょうか?
その玉串料・初穂料をどなたにお渡しするのかご存知でしょうか?
なぜ玉串料・初穂料を準備するのかご存知でしょうか?
他にも準備するものがあるのをご存知でしょうか?
せっかくのなので、この際しっかりお勉強しておきましょう。
地鎮祭とはどういう意味でどういう儀式なの?
地鎮祭というのは、家を建てる前の土地を清め、工事の無事を祈る儀式です。
参加者は、建築主とその家族・施工業者などで、地元の神社の神職を招いてお祓いをしてもらいます。
地鎮祭に必要なものは施工業者が準備してくれるので、
建築主のあなたが準備するのは、神職への謝礼(現金を包む)。
その謝礼が、「初穂料」や「玉串料」と言われるもので、儀式の終了後に神職に手渡します。
さらに、建築主のあなたが準備するもがもう一つ。
地鎮祭を終えた後、これからの工事の騒音などで迷惑をかけるご近所へご挨拶に回ります。
その際に、1000円~2000円程度の品を配るのが一般的なのです。
今後のスマートなご近所付き合いのために、この品物の準備もお忘れなく!
地鎮祭にまつわるQ&A
[su_label]質問[/su_label] 地鎮祭に招いた神職には、謝礼とは別に交通費を渡すべき?
[su_label type=”important”] 答え[/su_label] 絶対に!とは言い切れないものの、別途、交通費を用意することが多いようです。
もちろん移動距離にもよりますが、金額は3000円~1万円程度。
玉串料・初穂料と同じく、紅白の蝶結びのついた祝儀袋(のし袋)に「御車料」の表書きで準備します。
[su_label]質問[/su_label] 地鎮祭で、施工業者への御祝儀は必要?
[su_label type=”important”] 答え[/su_label] 必要ありません!!(地鎮祭はお祝いごとではないので)
地鎮祭に必要なものを施工業者が準備した場合、その費用を支払うことがあるかもしれませんが、それはあくまでも経費。
施工業者へのご祝儀が必要になるのは、地鎮祭ではなく棟上式です。
ただし、地鎮祭や棟上式は地域により習わしが違う場合があるので、念のために施工業者に相談・確認した方が良さそうです。
以上、いかがだったでしょうか?
あなたの新居での幸せな生活をお祈りいたします(*˘︶˘*).。.:*♡