長引く鼻風邪…辛いですよね。
とくに女性の場合はメイクの上から鼻をかむのは大変で…(困)
一刻も早く治すには、お薬+食事!
というわけで、ここでは鼻風邪を早く治す方法ということで、とくに食事面で気をつけることを紹介していきます。
他にも、鼻風邪に効くお薬について、また食事以外の方法についてもまとめてみました。
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鼻風邪を早く治す方法!食事面で気を付けることは?
風邪を引いたときの基本は、「睡眠・食事・休養」。
その中でも、食事というのはさまざまな効果をもたらしてくれます。
ここでは、鼻風邪を早く治したい場合に食事面で気を付けたいことと、具体的なおすすめ食材について紹介しています。
体を芯からしっかり温めてくれるものを選ぶ
まず基本中の基本ですが、風邪において体を冷やすのはNGです。
熱があるような場合には部分的に冷やしますが、体の芯まで冷やすのはもってのほか。
温かい食べ物であることは当然なのですが、
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- 食材自体が体を冷やしてしまわないか
- 調理法によって冷やす効果が出ていないか[/su_list]
などに注意が必要です。
例えば、体を温める食べ物で代表的なショウガは、加熱しないと体を冷やすという一面を持っています。
そういう知識を身につけておくことで、正しい「体を温めてくれるもの」を選ぶことができるんですね。
消化に良いものを選ぶ
次に大事なのが、消化に良いものかどうかです。
体が弱っているときというのは、当然内臓もはたらきが弱くなっています。
まれに、どれだけ体が辛くても食欲だけはある!という人もいますが、目に見えない内臓は悲鳴をあげています。
繊維質のものを避けて、おかゆなど口当たりも消化も良いものを選ぶようにしましょう。
また良く噛むことも大事なので、飲み込まないでしっかり噛むことを意識してくださいね。
栄養価とカロリーが高いものを選ぶ
食材選びで特に重要なのがこの栄養価とカロリーです。
ただカロリーが高いだけではなく、栄養価とカロリーが高いのに脂質が少ないものがベストです。
例えば、卵なんかは代表的で、おかゆなどにも入れやすい万能食材ですよね。
風邪を引いていたりする場合には、必ず生ではなく火を通して使うようにしてください。
サッと用意できるものを選ぶ
家族が料理をしてくれる場合には良いのですが、自分で準備しないとおけない場合、料理を作るために体を酷使してしまっては本末転倒です。
おかゆを作るにしても、例えば炊飯器のおかゆモードを使ったり、シリコンスチーマーなどを利用したり、既製品のおかゆを買ってくるなどして、できるだけ簡単に済ませてください。
カップラーメンやジャンクフードなどはいくらお手軽でもNGなので、心得ておきましょう。
もし誰か作ってくれる人がいる場合は、お願いしてみても良いかもしれませんね。
免疫力や抗菌作用を高めるものを選ぶ
風邪の治りを早くするには、抗菌作用や免疫力を高めてくれる食材を選ぶのがGoodです。
例えばですが、かんきつ類やはちみつなどがオススメで、摂りすぎはよくないのですが、適度に食べておくと風邪の治りを早くしてくれます。
風邪を引いていないときでも、免疫力や抗菌作用というのはあれば予防につながりますので、毎日少しずつ摂取しておくと良いですね。
どんな食品がオススメ?
それでは実際にどんな食品が良いのかを挙げていきましょう。
さきほど挙げた、ショウガ・おかゆ・卵・かんきつ類・はちみつは除いて紹介していきますね。
根菜
根菜は基本的に体を温めてくれますが、中でもジャガイモや大根はおすすめです。
どちらも必ずしっかり加熱して食べるようにしてくださいね。
大根は”はちみつ大根”にして食べても美味しいので、ちょっとした合間につまんでおくと良いでしょう。
ネギ
風邪の時に首に巻いたことがある人もいらっしゃるかもしれませんね。
先人の知恵というのは理に叶っているものが多く、ネギもそのうちのひとつです。
首に巻く必要はないですが、ネギは薬味としても食材としても使いやすいので、ぜひちょっと加えてみてくださいね。
とくに、匂いや粘り気のしっかり出る白ネギ系がおすすめです。
お肉
お肉の中でも、豚肉やレバーがとくにおすすめです。
どちらもしっかり加熱して、良く噛んで食べるようにしてくださいね。
汁物などに入れると調理が楽&体も温まるので、豚汁などはぴったりです。
にんにく・にら
良く「匂いの強いものは風邪に良い」と聞いたりしませんか?
”良薬口に苦し”のようなもので、敬遠されがちなものを身近にするためかもしれませんが、これらも実際に効果があります。
”にんにく”と”にら”で効果は違うのですが、両方を摂取しておけば、抗菌作用・滋養強壮・血行促進・内臓サポートなど、ほとんどの面を補ってくれます。
匂いが気にならないようであれば、ぜひ試してみてくださいね。
匂いが気になっても、体調を優先して欲しいくらいです(笑)
色の濃い野菜
緑黄色野菜に含まれるβカロテンは、風邪のときに特に摂取してほしい栄養素です。
もちろん普段から摂って欲しいのですが、とくに意識して欲しいのが弱っているときなんですね。
にんじんやブロッコリー・かぼちゃ・ほうれん草など、色の濃い野菜を中心に選んでみてください。
うなぎ
元気の元と言えば、有名なのが”うなぎ”ですね。
今では高価になってしまってなかなか食べられないですが、その栄養価は折り紙つきです。
滋養強壮だけではなく、免疫などに効果があるビタミンや、緑黄色野菜のβカロテン・貧血予防の鉄分など、さまざまな栄養価が豊富に含まれているのでオススメです。
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鼻風邪に効く薬はどんなもの?
食事や睡眠・休養だけではどうにもならなかったり、どうしても薬を使わないと厳しい状態になってしまうような場合もあるでしょう。
そんなときに頼みの綱となる、鼻風邪に効くお薬を紹介しておきます。
葛根湯
漢方薬であれば葛根湯がオススメです。
漢方薬界の総合風邪薬でもあるこの葛根湯は、初期症状(ひきはじめ)でないと効果がないので、そこは覚えておきましょう。
しかし、長引く場合でも体をあたためる作用はとても高いうえに、体にも負担がかかりにくいという点では優秀です。
とくに子供や妊婦さんの鼻風邪などでは活躍するのではないでしょうか。(妊娠中は医師の確認を取ってからをオススメします。)
コンタック
コンタックは市販薬の中でも効果が高く、持続力も高いのですが…眠くなりやすいという弱点があります。
日中仕事や車の運転などがなく、しっかり体を休めて一気に治すような場合にはぜひおすすめしたいですし、寝る前の使用としてはばっちりです。
ベンザブロック
もしどちらも使いたくない場合には、ベンザブロックがおすすめです。
効果はコンタックに劣りますが、比較して眠くなりづらいという点ではこちらがおすすめです。
いずれも鼻風邪用の種類を選ぶことがポイントなので覚えておきましょう。
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鼻風邪を早く治す方法!その他に気を付けたいこと
最後に、食事と薬以外に何かできることがないか!ということで考えてみました。
体を温める
食事だけではなく、入浴や飲み物などでもしっかり体を温めておきましょう。
熱があるときは温めすぎないようにする必要がありますが、体が冷えないよう注意してくださいね。
水分補給をしっかりと
ただ水を飲むだけでなく、乾燥しないように注意することも必要です。
1時間おきにコップ1杯くらいは飲むと良いので、普段から習慣づけておきましょう。
鼻かみは正しい方法で
鼻をかむときは片方ずつ、力を入れすぎずにかむこともポイントです。
鼻水が多いとつい力んだり、一気に両方やってしまいたいですが、あまり勢い良くかむのは良くありません。
鼻風邪を早く治す方法!まとめ
鼻風邪を早く治すための方法をまとめてみましたが、いかがでしたか?
お薬を上手に利用しながら、食事面で体の内側から作用させることも大切です。
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- 体を温めてくれる食材&調理方法を選ぶこと
- 消化の良いものを選ぶこと
- 栄養価とカロリーの高いものを選ぶこと
- 免疫力や抗菌作用を高めるものを選ぶこと(柑橘類・はちみつなど)
- 自炊の際は手間のかからないように![/su_note]
おすすめの食材としては、以下のようなもの。
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- 根菜
- ネギ
- お肉
- にんにく・にら
- 濃い色の野菜
- うなぎ[/su_note]
ぜひ出来るものから試してみてくださいね。