お肌のケアだけではなく、髪への効果が絶大なアルガンオイル。
無印良品のアルガンオイルの売り場でも、「とくに髪におすすめ♪」と書かれていました。
とは言え、オイルを髪や頭皮に…となると、べたつきなどの不安もあるかと思います。
ここでは、アルガンオイルの髪の毛への効果をはじめ、使い方や気になる”べたつき”について。
また、頭皮マッサージの効果&方法など、アルガンオイルを髪や頭皮に使うにあたって知っておきたい情報をまとめています。
「アルガンオイルを使ってみようかな♪」とお考えなら、ぜひ参考にしてみてください。
アルガンオイル髪の毛への効果とは!
アルガンオイルには、肌はもちろん、髪の毛にも効果絶大な栄養素が含まれています。
具体的にはどんな効果があるのか、3つのポイントに分けて紹介していきます。
健康な髪にはビタミンE
まずは、抗酸化作用でおなじみのビタミンE。
お肌の老化だけでなく、髪の毛の老化にも効果を発揮してくれます。
たとえばですが、髪の毛のハリ・コシ・色艶など、美しい健康的な髪をキープするのに、ビタミンEは欠かせない栄養素なのです。
育毛剤などのヘアケアでも良く使われている成分であるというのも納得ですね。
栄養を行き渡らせるオレイン酸
髪の毛というのは、毛根から栄養を入れてあげないと、どんどん劣化し続けてしまいます。
そのために大事なのがオレイン酸で、血行を促進させることで、頭皮から髪の毛に栄養分を運んでくれるというはたらきがあります。
そうすることで強くしなやかな髪をキープすることができますし、毛根も健康になって、抜け毛や切れ毛・毛が細くなるのを防ぐことが期待できるのです。
髪にも有効な保湿効果
アルガンオイルは、お肌に塗ると保湿効果があるというのはご存知の方も多いでしょうが、もちろん髪の毛にもそれは有効です。
髪の毛は日々、摩擦や日焼けなどで乾燥しやすくなっています。
しかしそのダメージの蓄積に気づく方は少ないようで、必死にケアしても保湿が不十分で、思うように美しい髪をキープできないことも。
ただベタベタ塗れば良いというわけではありませんが、髪の毛に対して保湿というのがとても重要なのは間違いありません。
次の章で髪の毛への使い方について解説していきますので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
アルガンオイル髪の毛への使い方!べたつきは大丈夫?
アルガンオイルの髪の毛への効果、とても魅力的でしたね。
とは言え、使い方が難しかったり、髪が異様にべたついたり、光沢が出過ぎたりするなら、いくら良いものでも使えませんよね。
ここでは、アルガンオイルの髪の毛への使い方とべたつきについて紹介していきます。
アルガンオイルの髪の毛への使い方
アルガンオイルの髪の毛への使い方は、そこそこバラエティに富んでいます。
いくつか代表的なものを、私自身の感想も交えてご紹介します。
洗い流さないトリートメントとして
「ヘアケアに時間をかけたくない!」という人におすすめなのが、お風呂場でトリートメントがわりにアルガンオイルを使う方法です。
しっかりとシャンプーをした後に洗面器などにお湯を入れ、そこにアルガンオイルを数滴たらします。
それを髪の毛に沿ってなじませるように塗布していき、洗い流さずにそのままタオルドライやドライヤーをしてあげるだけでOKです。
ですが、アルガンオイルは水気の多いところで保管するのは良くないので、お風呂場にそのまま放置しない方が良いです。
その点は少し面倒かもしれませんが、手間で考えると、この方法が一番楽にケアできるのではないでしょうか。
ただ、私のひどく乾燥した髪には、コンディショナーの代わりにするには少々物足りない感じです。
ドライヤー前のケアとして
髪の毛をタオルドライした後に、ドライヤー前のケアとしてアルガンオイルを使うという方法もあります。
今たくさんのドライヤー前のケア用品が売られていますので、感覚的にも取り入れやすいのではないでしょうか。
濡れているときのほうが浸透しやすい点と、ドライヤーの熱からのダメージを削減できるという利点がとくに評価されています。
使い方も市販のものと同じで、アルガンオイルを数滴手に取り、なじませるように手のひらで塗布するだけです。
個人的にはこの方法が一番おすすめです。オイルらしからぬサラサラ感も出てGOOD♪
ただ、何もつけない場合に比べると、少々乾くのが遅く感じます。とにかく急いで乾かしたい場合には不向きかもしれません。
ヘアセットにも
アルガンオイルは、ヘアセット時にワックス代わりに使うこともできます。
通常へアセット時に使うワックスやスプレーというのは、髪にダメージを与えやすくなっています。
シャンプーだけではなかなか落ちないという特徴もありますので、流しきれなかったものが髪に付着してダメージになってしまうんですね。
その点アルガンオイルでヘアセットをしてしまえば、髪型をキープしながらも髪をケアしていくことができるので、あまり奇抜なヘアスタイルは難しいものの、まとめ髪用のワックスや、簡単なクセづけであれば、ぜひアルガンオイルを使ってみてください。
こちらも、私のようなパサパサ髪をまとめるには、アルガンオイルだけだと心もとない感じがします。
ということで、私の場合は、先にアルガンオイルでしっとりさせた後にワックスを使用しています。ワックスの量が少なく済むのも助かっています♪
マッサージオイルとして
髪の毛のケアで意外と大事なのが“頭皮のケア”です。
美容院などでも、ヘッドスパなどがリラクゼーションとして人気ですが、実は髪の毛のケアよりもまずは頭皮を整えることが重要なんですね。
こちらについては次の章で詳しく解説していきます。
アルガンオイル!気になる”べたつき”は?
何度もいいますが、アルガンオイルはその名のとおりオイルです。
髪に油を塗っても大丈夫なのか?というのは誰もがいだく不安材料でしょう。
しかしこのアルガンオイル、オイルとは思えないほどさらっと馴染みやすいオイルなんですね。
オイルの保湿力は残しつつ、べたつきにくいというのがアルガンオイルが愛される理由でもあります。
しかしやはりオイルですので、塗りすぎればべたつきます。
あくまでなじみきる量(数滴を目安に)を塗布するというポイントはおさえておきましょう。
アルガンオイルで頭皮マッサージ&ケア!その効果と方法
最後に、アルガンオイルでの頭皮マッサージやケアの効果と、その方法について簡単に説明させていただきます。
まずはアルガンオイルの頭皮マッサージやケアの効果についてですが、これは以下のようなアルガンオイルの特徴によるところが大きいです。
肌をやわらかくさせる
アルガンオイルは、塗りこむことでお肌をやわらかくするという効果があります。
頭皮がやわらかくなることで、リラックス効果が生まれやすくなります。
浸透力を底上げする
アルガンオイルは浸透力が高く、ほかのヘアオイルなどを併用した場合、それらの成分を浸透しやすくするというような効果もあります。
毛穴からしっかりと入り込むため、毛根から栄養を吸収させやすくなるんですね。
高い保湿力
オイルといえば高い保湿力が特徴ですよね。
頭皮というのは思った以上に乾燥しやすく、乾燥は髪の毛の健康を損なってしまいます。
また、頭皮は日焼けや外気にさらされることで弱りやすいので、それを守るための壁にもなってくれるんですよ。
豊富な栄養素
アルガンオイルは、冒頭でも触れたように、そもそも美容に良い成分が豊富です。
抗酸化作用や血行促進など、健康で美しい髪の毛には欠かせない栄養素を豊富に補給できることになります。
アルガンオイル頭皮マッサージの方法
アルガンオイルで頭皮のマッサージやケアをする方法を簡単にご紹介します。
- 髪を濡らす。
- アルガンオイルを5滴ほど頭皮に点々とたらし、指の腹を使って全体にもみこんでいく。
- 頭部全体だけでなく、耳や首筋・生え際などもしっかり刺激していく。
- シャンプーで洗髪し、必要に応じてその後のケアにもアルガンオイルを使う。
シャンプー前にアルガンオイルで頭皮マッサージをすることで、毛根の汚れをしっかり落として、栄養分を浸透させることができます。
またシャンプー前というタイミングは、少々多めにオイルを使うことができるのもメリットです。
ただ、あまりに多く使用するとシャンプーの泡立ちが悪くなるので注意してください。
まとめ
いかがでしたか?アルガンオイルの髪の毛・頭皮への効果、かなり魅力的ですよね。
もはや使わないと損かもしれません(笑)
ちなみに、言うまでもありませんが、アルガンオイルはお肌にもとっても良い効果が期待できます。
まずは小さいサイズをお試しで使ってみて、自分に合うかどうかをチェックしてみても良いですね。
ただ、使ってみてかなり良かった場合、髪にも肌にも毎日使いたくなるので、小さいボトルだとすぐになくなってしまいます。
私も最初は無印良品のアルガンオイル【小さいボトル(30ml)】を購入しましたが、次は100mlの方を購入予定ですから(笑)。
他のオイル類に比べて、少々お高いのがアルガンオイルの唯一のデメリットかもしれませんね。