保育園と幼稚園は大きく違う!!
これは後々大問題になるっ!!
と、子供の発達に詳しい、
あるお偉い先生に聞いたことがあるんです。
その先生曰く、
保育園は「子守り」してもらう場所。
幼稚園は「初期学習」を行える場所。
この頃の脳の発達を考えると、絶対的に学習する方が有利で、
保育園出身か幼稚園出身かで、
小学校に入ってから大人になるまでの学習能力に大きな違いが生まれてくる。
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その頃は「ふ~ん・・」と聞き流していた私も、子供が幼稚園に入る年齢になって異様に気になり始めたんです。
保育園と幼稚園って何が違うの?
学習内容の差は本当にあるの?
これは親として絶対に知っておきたい!!
と思い、せっせと調べ上げました★
あなたの知りたい情報もココにあるかも♪
お役立ていただけたら幸いです(..◜ᴗ◝..)
保育園と幼稚園ってどう違う?
まずは、幼稚園と保育園の基本的な違いから説明します。
幼稚園と保育園では、そもそも元になっている法令が違います。
幼稚園は「学校教育法」、保育園は「児童福祉法」を元に、設立の目的が定められています。
この法令の名称を見ても、幼稚園には「教育」と言う文字がありますが、保育園の方は「福祉サービスの一環」であることが、なんとなく想像できますね。
もう少し具体的に見ていくと・・・
【幼稚園】
- 目的:幼児の心身の発達を助長すること。
幼児に対して教育を施す場。 - 入所対象幼児:満3歳~小学校就学に達するまでの子供(3~5歳)
- 教育・保育時間:一日平均4時間(幼稚園教育要領より)
- 管轄:文部科学省
【保育園】
- 目的:日々保護者の委託を受けて、保育を受けられない乳児又は幼児を保育すること。保護者に代わって保育する場。
- 入所対象:乳児(1歳未満)から幼児(未就学児)
- 教育・保育時間:一日当たり8時間(原則)、最長11時間、延長12時間まで可能
- 管轄: 厚生労働省
1.の目的のところを良く見てみてね。
やはり、幼稚園は初期学習を行う場であり、
保育園は保護者に代わって、家庭生活を集団で行う場という捉え方で良さそう。
じゃぁ、絶対的に幼稚園に入れる方が良いのか?
というと、それはちょっと早まり過ぎかな^^;
次の章でもう少し詳しく、具体的に説明してみますね。
保育園と幼稚園の違い!最近では
先ほど、幼稚園と保育園は根底となる法令が違うとお話しました。
そして、教育面での違いに触れました。
幼稚園には、「幼稚園教育要領」があります。
これは、文部科学省が掲げている幼稚園の教育指針のようなものなのですが、あくまでも、幼稚園は義務教育の基礎を学ぶ場所として定義されています。
最近特に、よく聞きませんか?
「○△幼稚園では、英語教育に力を入れています!」
「自由で伸び伸びとした幼稚園生活を送れます」
といった、各幼稚園の特色も「幼稚園教育要領」を遵守した上での教育課程が組まれているわけです。
では、保育園はどうでしょうか。
保育園は、「保育所保育指針」にのっとって運営されています。
一日の保育時間も8時間と長いので、共働きの夫婦には欠かせない場所です。
保護者に代わって、子供を見守ってもらえる場。
共通している点としては、
子供の成長と共に芽生える自我や、他人の存在を意識するといったことも、集団生活を行うことで学べます。
教育カリキュラムではないですが、遠足や七夕、運動会、お遊戯会など一年の様々な行事を通じて、幼児期の発達が促されること。
でもやっぱり気になるのは、
保育園では教育は全く教育が受けられないのか?
ということですよね^^;
確かに、昔ならそうだったかもしれません。
ですが、最近は少し変わりつつあるようですよ♪
保育園でも、幼稚園のような明確なカリキュラム構成はないにしろ、単に預かるだけでなく「教育」を少し取り入れている保育園もあります。
逆に幼稚園でも、子供たちをのびのびと遊ばせることを主体とした幼稚園もあります。
私立の保育園・幼稚園の場合は特に、それぞれ特色を持ってきていますので、選ぶ際はそんな方針をしっかりとチェック!!
最後に
保育園と幼稚園って、調べてみると結構色んな違いがあるものですね。
特に、教育カリキュラム(学習内容)については、親としても気になるところです。
ちなみに・・・
冒頭でお話しした”お偉いさん”は、かなり高齢のおじいさまですので、少し昔の話をされていたのかなぁ?
最近の保育園について、あまりご存知ないのかもしれないなぁ・・・と、今回色々と調べてみて感じました。
大切な子供のことですから、お互い慎重に選びたいものですね(*˘︶˘*)