「首を温めるといいらしいよ!」
って聞いたことないですか?
確かに、美容院なんかで温かいタオルを首にあててもらうと、ものすご~~く気持ちいい♪
でもそれって、気持ちいいだけかと思ったら大間違い!!
調べてみると、首を温めると嬉しい効果が結構ありました★
ここではそんな効果と、温め方法&便利グッズなんかも併せて紹介していきますね。
首を温めると、こんな嬉しい効果があるよ!
まず、首を温めると嬉しい効果があるのはどうしてかと言いますと、
首(の裏側)には皮膚のすぐ下に太い血管が通り、さらにたくさんの神経が集まっている場所なのです。
この太い血管とたくさんの神経がカギ★
この部分が冷たい冷気で冷やされると、冷たい血液が一気に体中に運ばれてしまい、あっという間に体が冷えてしまいます。
例えば、高熱が出ていたり、熱中症対策に首を冷やすのはもちろんOKなのですが、それ以外で首を冷やしてしまうと以下のような症状が出てきます。
1.首こり・肩こり
冷えで首周辺の筋肉が収縮し、血行が悪くなって首や肩に疲労物質が溜まり、首こりや肩こりになってしまいます。
2.自律神経の乱れ
快適に過ごすことが出来ないと、体はストレスを感じ、自律神経にも悪影響を及ぼします。
副交感神経が休まることなく、交感神経が優位な状態が続いて、血流は悪化します。
3.睡眠トラブル
体が冷え切っていると、寝ようとしても体温調整がうまくいかず、自律神経が乱れ、睡眠に問題が現れます。
寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、寝ても疲れがとれない・・・・・・などなど、こういった症状です。
つまり、首を温めることで、上の問題が解決できるわけです。
具体的な効果をみていくと・・・
- 冷え性の改善
- 快眠効果
- 肩こり・首こりの改善
- 頭痛の改善(※緊張型頭痛の場合)
- 高血圧の改善
- アトピーの改善
などなどの効果があげられます。
ただし、一つ注意して欲しいのは、頭痛の改善の部分。
緊張型頭痛の場合は、首を温めて血流をよくした方が良いのですが、
片頭痛の場合は、逆にこめかみを冷やすのが良いとされています。
ぬくぬく首にする為のあったかグッズと首の温め方
では、具体的に首の温め方をご紹介します。
便利なグッズを活用するのも良いですよ♪
お金がかからないのが最大のポイント♪
方法もいたって簡単。
【蒸しタオルによる温め方】
①少し熱めのお湯(42~44℃)でタオルを絞る。
または、きつく絞ったタオルにラップをかけて電子レンジで30秒~1分でもOK。(熱くなるので開封には注意!)
②リラックスした状態で蒸しタオルを首の後ろに当てます
③タオルが冷えたら、①に戻ってまた温めます
※回数は3~5回がいいですね。冬場の蒸しタオルはすぐ冷えてしまうので、こまめに取り替えましょう♪
最近人気が出てきているのが、「温熱シート」というもの。
蒸しタオルが面倒くさいという人にはうってつけの一品ですね。
中でもオススメしたいのが、「めぐりズム 蒸気でGood-Night」。
約40度の蒸気が30分にわたって首に染み渡ります。
シートから出る蒸気は、目に見えないほど細かく、やさしい肌触り。
衣服は濡れませんが、首が温かくなって自分の汗で濡れてしまうこともあるかも。
寝る前に使用するもよし、スキンケアをしている時間にするもよし。
手間隙かからないので、とっても便利です♪
白元の「ゆたぽん(首・肩用)」。
レンジで温めるだけで何度でも湯たんぽのような温かさを保つことができます。
肩・首用だけでなく様々なタイプのものがありますので、夜遅くまで勉強する時や、仕事で疲れて帰ってきた時に最適です。
使い捨てではないのでエコですしね♪
ただ、小柄な人には少し重たいという声も・・・・・・
桐灰の「あずきのチカラ 首肩用」。
こちらもレンジで温めるだけで繰り返し使えるタイプの湯たんぽ形式。
じんわり温かくなって、ほのかに香る小豆がまたなんとも言えず癒されます♪
ホット首ストレッチャー。
自分の頭の重さを利用して、首のストレッチができる画期的なクッション。
お湯を入れる所がついているので首を温めながらストレッチができちゃう優れものです。
気持ちよさのあまりに、そのまま寝てしまう人も(o^―^o)
最後に
風邪を引いたら、首にネギを巻け!と昔から言いますが、首に何かを巻くってことは温めることにも繋がるんです。
冬場に外に出た時に「寒い!」って思いますよね。
実は、これって首が一番始めに「寒い」と感じて、脳に伝達を送っているんですって。
ですので、冬はマフラーをして首を温かくすることが重要。
首って、想像以上に身体に大きな影響を与えているのですね。