耳鳴りは、それ自体がストレスを引き起こす原因になってしまうほど厄介な症状。
とは言え明確な治療法はなく、症状を抑えることや、原因になる元を減らしていくことで改善していくのですが、
そもそも耳鳴りの原因にはどんなことが考えられるのでしょうか?
ここでは、耳鳴りの原因について掘り下げてみてきましょう。
また原因別の対処法や治療方法、
耳鳴りに効果があると言われている漢方薬も紹介しています。
耳鳴りの原因にははどんなものがあるのか?
まずは一言で「耳鳴り」と言っても、耳鳴りには様々な種類があります。
その種類を確認していきましょう。
耳鳴りの種類
[su_service title=”自覚的耳鳴” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#d235b0″]
耳鳴りの中で一番多くの人が当てはまり、周囲が無音でも聞こえる。 [/su_service]
[su_service title=”他覚的耳鳴” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#d235b0″]
本人以外の第三者にもほぼ同じ音が聞こえる状態。[/su_service]
[su_service title=”難聴性耳鳴” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#d235b0″]
突発性難聴も含まれ、難聴によって引き起こす。[/su_service]
[su_service title=”無難聴性耳鳴” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#d235b0″]
難聴ではないのに耳鳴りが聞こえる。[/su_service]
[su_service title=”急性耳鳴” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#d235b0″]
突発的に始まり、期間が定まらない状態。[/su_service]
[su_service title=”慢性耳鳴” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#d235b0″]
耳鳴りが長期に渡って起こることで慢性化する状態。
完治や改善は難しく、どのように耳鳴りと付き合って生活していくかを考えて治療することになる。[/su_service]
耳鳴りの原因
[su_service title=”病気によって起こる” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#1c1c80″]
脳の病気、外傷などが引き金になる。
主に「メニエール病」「突発性難聴」「ラムゼイ・ハント病」「自律神経失調症」などがあり、耳の病気や脳神経系の病気からも発症する。
妊婦さん全体の1/4ほどの訴えがあるので、誰がいつなるかはわからない。[/su_service]
[su_service title=”体が変化する時に起こる” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#1c1c80″]
妊娠などによって血流が急激に悪くなると引き起こす。
肩こり・噛み合わせ・視力の低下・高血圧なども影響する。[/su_service]
[su_service title=”加齢現象” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#1c1c80″]
「老人性難聴」などによって年齢とともに機能が低下して引き起こす。[/su_service]
[su_service title=”精神的要素によって起こる” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#1c1c80″]
自律神経の不調や体調の変化、ストレスなどから引き起こす。[/su_service]
耳鳴りの原因別に治療法を紹介
上で紹介した原因をもとに、それぞれの対処法を紹介します。
まずは大まかな方法を簡単にまとめ、そのあと詳しく解説していきますね。
【病気によるもの】
薬物療法、心理療法、理学療法、電気刺激、民間療法など
【体調の変化によるもの】
薬物療法、心理療法、民間療法など
【加齢によるもの】
音響治療、薬物療法など
【精神的なもの】
薬物療法、民間療法など
耳鳴りの治療法紹介
[su_service title=”薬物療法” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#f52128″]
精神安定剤、代謝改善剤、ビタミン剤、循環改善剤などの服用、注射としても使用する。 [/su_service]
[su_service title=”音響治療” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#f52128″]
補聴器やTRT療法、マスカー療法など。[/su_service]
- TRT療法
比較的新しい治療法で心理療法と音楽療法の良いとこ取りだと思ってください。
医師のカウンセリングを受けてから開始し、人工音を聞き続けることで腦「耳鳴りを気にしない」という認識をさせる。耳鳴りに慣れることで一種の生活音だと思わせる方法。
- マスカー療法
別の音を聞くことで耳鳴り自体を覆い隠す方法。多くの人が大きな音や雑音に気を取られると耳鳴りが気にならなくなる現象が起こり、その性質を利用する。
[su_service title=”心理療法” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#f52128″]
心理カウンセリング、バイオフィードバック法を行う。[/su_service]
- バイオフィードバック法
心理治療の一種で、リラックスをするためのコツを覚えたり、自分の力で緊張やストレスをコントロールするようにしていく。[/su_service]
[su_service title=”理学療法” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#f52128″]
通期療法や低周波、電磁波、レーザーにマッサージ、お灸やハリなどを使う。
これは電気刺激や民間療法などにも当てはまる。[/su_service]
耳鳴りはこのような治療法になりますが、本来耳鳴りは完全に消失することが難しいので
長期的に続いてしまった場合は、共存するための方法を選ぶことになります。
原因をはっきり断定することが難しいため、その時の状態に合わせて治療法を変えていくということになります。
耳鳴りに効果のあるとされる市販薬と漢方
上でもお話ししたように、耳鳴りに間違いなく効果のある薬というものは現在はなく、
症状を改善する、緩和するためのお薬ということになります。
以下に2つ紹介します。
[su_box title=”奥田脳神経薬M” box_color=”#626461″ radius=”6″]
- 原因が特定できない症状の改善を促す。
- ストレスなどで疲労した神経をリラックスさせる事で一部の症状を緩和する。
- 乱れた自律神経を整えるために神経を休ませる効果がある。
- ブロムワレリル尿素、グリセロリン酸カルシウム、カフェイン、ニンジン、インヨウカクなでどの7種の生薬を配合している。
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[su_box title=”蜂ノ子” box_color=”#626461″ radius=”6″]
【楽天市場】
- 滋養強壮の万能食品として利用される。
- アミノ酸、ミネラル、ビタミンがバランスよく含まれる。
- クアンソウ、イチョウ葉エキス、ナギイカダエキスの注目成分3種配合。
- 幼若ホルモンは栄養の宝庫!人には存在せず計り知れないエネルギーを持つ。
- リラックスを促し、良質な休みを提供するクアンソウ配合。
- 体内の酸化を防いで流れを改善するイチョウ葉エキス。
- 西洋ハーブで、サポニンが多く含まれる。体内の巡りを促しサポートするナギイカダエキス。
加齢性難聴からの耳鳴り・めまいに効果があるとされています。
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さいごに
長引いたり、症状がひどいようなら、やはり市販薬よりも病院で検査し改善に向けて相談する方が安心です。
ストレス性の場合は、心療内科で適切なアドバイスや薬の処方もしてもらえます。
なかなか人に理解してもらうのが難しい症状ですので、それによってストレスが溜まり悪循環・・・というのが一番厄介です。
できるだけ早急に改善に向けて動きたいですね。
くれぐれも一人で悩まないでくださいね。
市販薬をお求めの際は、薬剤師さんに相談してみてくださいね。
良いアドバイスを聞ける場合もあるかもしれません。