奈良といえば、「鹿」。
奈良公園といえば「鹿」。
鹿、鹿、鹿、鹿・・・・。
誰もの頭に、たくさんの鹿が浮かびますよね(笑)。
修学旅行や観光でも行くことが多い、奈良といえばの名所、奈良公園。
そんな奈良公園のたくさんの鹿。
いったい何頭くらいいるのか、ちょっと気になりますよね。
ここでは、奈良公園の鹿の数について、また夜には鹿たちはどこに行っているのかをご紹介します。
さらに、奈良県民のワタクシが、鹿せんべいのあげ方まで紹介しちゃいます。
正しくあげないと、大変なことになりますよ(笑)。
ぜひ、あなたの豆知識のひとつにしてくださいね。
奈良公園の鹿の数は?
奈良公園にいるたくさんの鹿たち、いったいどれくらいの数がいるのでしょうか?
調べてみると、なんと約1300頭!!
個人的には想像より多かったのでビックリです。
ちなみに。
たくさんのサルで有名な高崎山では、1500頭のサルがいるそうです。
サルより大きな鹿が1300頭というボリューム感に、ちょっとした衝撃です!
奈良公園の鹿は野生?!
その約1300頭の鹿たち、飼育されている動物ではなくて、すべて野生の鹿だということはご存知ですか?
国の天然記念物に指定されているくらいなのですが、意外と「野生」だという認識度は低いようです。
だって奈良公園の鹿たちは人に馴れ過ぎですからね…。
奈良県民の私でさえ、野生だとは断言し辛いですが(笑)。
鹿の死亡数上昇中
実は最近では、鹿の死亡の数もものすごく多いんだそうです。
その理由というのが、私たち人間が出すゴミが関係していると言われています。
ビニール袋やお弁当のプラスチックを食べてしまい、それが消化されずに胃に蓄積されてしまうことでエサを食べることができず、栄養失調で死亡してしまうのだそうです・・・。
ほかにも、交通事故による死亡の例も多いとのこと。
どちらも、私たちが十分気をつけることで防げる事例も多いはずです。
たくさんの鹿たちを守るためにも、目配りって大切ですよね。
奈良公園の鹿、夜はどこにいるの?
昼間は、奈良公園でたくさんの人たちに癒しを与えてくれる鹿たち。
いやいや、たくさんの人達の鹿せんべいを奪いとる鹿たち。
夜になる公園からいなくなるって知っていますか?
では、どこに行ってしまうのでしょうか?
鹿は夕方になると、その群れ特有の「泊まり場」と呼ばれる場所へ帰っていくのだそうです。
野生動物はいつも命の危険と隣り合わせのため、奈良公園のような見通しのいいところでは寝ない習性があるようです。
東大寺や春日大社周辺にも泊まり場があると言われています。
昼間は観光客にサービスをしてそのお給料(鹿せんべい)をもらって、夜になると帰宅するなんて、鹿も通勤しているみたいですよね(笑)。
鹿せんべいの材料・料金は?あげ方の注意ポイント!
奈良公園名物の鹿せんべい、何からできているか知っていますか?
ちなみに少しかじってみたのですが、ちょっと草の香りがするものの、な~んの味もしませんでした(-_-;)
そんな鹿せんべいは「米ぬかと小麦粉」が主成分です。
私のように、ふざけて鹿せんべいを食べている人もよくみかけますが、これなら安心ですね(笑)。
ちなみに、この鹿せんべい屋さんの周りにはたくさんの鹿が待ち構えています。
そして、鹿せんべいを購入したお客さんに群がります。
逃げると追いかけてきます。
ご用心(笑)。
さらに余談ですが、鹿せんべい屋さんの鹿せんべいには鹿たちは手を出しません。
あくまでも購入したお客さんに群がるのです。
めっちゃ賢いやん♪と常々感心してしまいます。
鹿せんべいの正しいあげ方?!
10枚セット150円で販売されている鹿せんべい。
お手頃価格で鹿にモテモテ気分を味わえるために、ついついたくさんあげたくなってしまいますが、正しいあげ方を知らないと大変なことになりますよ!!
チャレンジャーなあなたは自己流でどうぞ<(_ _)>
ちょっとコワいかも・・・という人の為に、あげ方の注意ポイントを。
鹿せんべいをあげるときには、1枚だけを手に持って、残りは見つからないように隠してください。
何枚かを手に持っていると、手ごとムシャムシャされる可能性が大です!
それを阻止しようとすると、服やら持ち物やら、いろんなモノがかじられてしまいます。
服や持ち物の損傷はもちろん、鹿のよだれでグチャグチャに…という事態も多数発生しております。(経験済み)
せっかくの鹿さんとの楽しいふれあいタイム、目ざとい鹿さんたちに追い込まれて大変なことになることが予想されますので、お気を付けくださいませ<(_ _)>
※あまりの鹿の勢いに、恐怖で泣き出す子供をよく見かけます(笑)。
サファリパークよりもサファリパークな奈良公園
1000年以上の歴史があるとも言われる、貴重な奈良公園の鹿たち。
鹿せんべいを購入することで、鹿の保護にも役立てられているそうです。
いつまでも私たちに癒しと伝統を与え続けてもらうためにも、マナーやルールをしっかりと守っていきたいものですね。
ただ、鹿の方にもマナーを身に着けて欲しいと思っているのは、私だけはないと思います。
そうなると、もはや野生ではなくなりますが(笑)。