せっかく苦労して産んだ赤ちゃんなのに、イライラしてしまう理由の一つが「寝てくれないこと」ですよね。
大きなお腹からやっと解放されたと思ったら、予想以上の苦労が待っていてゲンナリしているママも多いのではないでしょうか。
とくに夜中に何度も起こされるのは、体力的にも精神的にも辛いかと思います。
そんなママのために、新生児の赤ちゃんが夜中寝てくれない理由やイライラ対策・夜寝てくれるような対策をまとめてみました!
みんな悩んでいます。
みんな試行錯誤しています。
あなただけじゃないですから、安心してくださいね(..◜ᴗ◝..)
新生児の赤ちゃん 夜中寝てくれない理由は?
まずは、なぜ赤ちゃんが夜中に寝てくれないのかを知っておきましょう。
赤ちゃんの気持ちや体質を知ることで、対策がとりやすくなりますよ。
赤ちゃんが夜寝れない理由としては主に、
- 生活リズム
- 眠くない
- 構って欲しい
- 不快感
の4点が挙げられます。
1つずつ解説していくので、当てはまる要因がないかチェックしてみてください。
生活リズム
お腹の中から出てきたばかりの新生児の赤ちゃんにとって、今が昼だとか夜だとかという感覚(認識)はありません。
当然ですが、昼は起きていて、夜は眠るものということすら知りません。
無作法な言葉で言ってしまえば、関係ないのですね。
3ヶ月くらいからしっかりと生活リズムを整えていく必要がありますが、新生児のうちはそういうものだと割り切ってしまいましょう。
不快感
衣服や、暑い寒いなどの不快感によって眠れないことがあります。
げっぷが出ない・眠いのに眠れない・お腹が満たされていないなど、最も多い原因ではないでしょうか。
中には「窓を開けてしばらく換気していたらすぅっと寝ていった」というパターンもあり、寝室や寝るときの環境・自身の状態が快適であれば寝れるのに、何らかの不快感で眠れないという赤ちゃんもいるようです。
眠くない
単純に眠くないという場合や、昼間にお昼寝しすぎてしまったり、母乳の場合、ママのカフェインの影響で眠れないということもあります。
月齢によってお昼寝時間の目安は異なりますが、新生児であればほぼ1日中寝ていてもおかしくないと思いがちです。
しかし個人差があり、1日12時間で十分という子もいれば20時間以上寝る子もいるのです。
構って欲しい
新生児は眠りが浅く、ちょっとした物事や刺激で目が覚めてしまうことも多いです。
寝かしつけてからパパが帰ってきて食事の準備をしていたら、寝室から泣き声が…なんてことも度々でしょう。
明かりやちょっとした話し声で起きてしまう子もいますが、泣いていなくてご機嫌であれば抱き上げてあやす必要はありません。
新生児の赤ちゃんが夜中寝てくれない!ママのイライラ対策
「やっと寝たと思ったら10分で起きてしまった…」
「静かにしていたのに、ぱちっと目を開けて、その後寝なくなってしまった…」
と、ママへの負担が大きい新生児期。
目が離せないのに眠れなくて、ママはほぼ不眠不休になってしまうこともありますよね。
そんなママのためのイライラ対策をご紹介します。
あまり気にしすぎない
一人目の赤ちゃんだと、神経質になりすぎていたり、構いすぎたりという場合が多くあります。
じっと目をこらして見張っている必要はないので、寝たな~と思ったらママの休息時間としてとらえてしまいましょう。
泣いている場合には1分以上続くようであれば、何かを訴えているということなので、その原因を探ってあげる必要がありますが、そんなにいつもいつも抱きあげる必要はありません。
パパや里帰りでヘルプを!
子育てはママ1人がやらなければならないわけではありません。
出産前にもそうだったでしょうが、まだパパやおばあちゃんを頼っても良い時期です。
とくにおばあちゃんはママ自身を育て上げた熟練の先輩ママですから、寝かしつけるのもお手の物かもしれませんよ。
3ヶ月に満たない新生児のうちは、まだまだ周りを頼っても大丈夫ですよ。
もちろん、子供がいくつになろうと、子育てに関して周りに甘えることは悪いことではありません。
今のうちに甘え上手になっておくのも手ですよ♪
ママの時間はとにかくストレス発散!
少しでもママの時間がとれたら、ストレス発散するように心がけてみましょう。
たとえば夜はリビングにアロマをたいておくとか、パパやおばあちゃんがいる間にやりたかったことをしてしまうだとか。
しばらくはママも赤ちゃんと同じ、細切れの浅い睡眠になってしまうので、誰かに頼れるタイミングで思いっきり寝てしまうのも良いですよ!
出来るだけ夜眠ってくれるように!新生児の赤ちゃんへの対策
最後に、少しでも長く新生児の赤ちゃんが夜眠れるように、いくつか対策を紹介しておきます。
必ずしもこれで夜眠ってくれるというわけではありませんが、参考にしてみてくださいね。
泣いていなければ抱き上げない
さきほども触れましたが、構いすぎてはママも疲弊してしまいますし、赤ちゃんにも癖になってしまいます。
海外では赤ちゃんと寝室を分ける文化もあるそうで、泣いていない限りは抱き上げないほうが良いそうです。
泣いていてもすぐ抱き上げていては癖になってしまうので、ある程度は様子見する必要もありそうですね。
スキンシップは安心の元
赤ちゃんにとってお母さんというのは何より安心できる存在です。
匂い・体温・心拍全てを長い間感じてきたわけですから、必然と離れることに不安を感じるともいわれています。
赤ちゃんが起きてしまったり泣いてしまったりしたら、手足をマッサージしたり頭をなでてあげたり、とにかく隣に寄り添ってあげるだけでも赤ちゃんは安心できるものです。
不快感の元を取り除く
原因で紹介した不快感があるような場合には、なかなか寝てくれなくても仕方ありません。
おむつが濡れていないか・お腹がすいていないか・暑くないか寒くないかなどの基本的なところから、何か眠れない原因がないか確認してみましょう。
泣いていないのに眠らない場合には、近くにいてあげるだけでも効果的ですよ。
さいごに
赤ちゃんが夜中寝てくれないと、何か悪いんじゃないか・自分に問題があるんじゃないかと不安にもなると思います。
しかしながら、新生児のうちは大人と同じように習慣が身につくはずもなく、これから生きていくために外に慣れるところから始めなければなりません。
あまり気負いすぎず、「そんなものだ」と思うのが1番の解消法かもしれません。
1人で背負いすぎず、周りの協力を仰ぐことも大切ですよ。
あなたも生まれて間もない頃は同じような感じだったはずです。
赤ちゃんはこういう段階を踏んで成長していくんだなぁ~♪と、観察を楽しんでみては?
新生児期はあっという間に過ぎてしまいます。
イライラしてばかりだと、赤ちゃんの可愛さを見逃してしまいますよ(o^―^o)