小学生の子供に白髪!?
小学生の髪は、コシがあって黒く艶やかなハズ。
ところが、そんな中に白髪があったら……
何か不調があったのか、親として心配してしまうのは当たり前。
今回は、小学生の子供の白髪について調べてみました。
小学生の子供の白髪!考えられる原因は?
白髪を考える前に、そもそもどうして髪は黒いのかを説明します。
髪の毛は、メラノサイトという色素細胞から作られるメラニン色素によって黒くなります。
このメラノサイトや色素の幹となる細胞が健全に働かないで生えてくる毛が白くなり、白髪と呼ばれているのです。
主に、加齢や遺伝、ストレス、栄養不足、病気などが挙げられますが、子供の場合は加齢というよりも遺伝によるものが大きいと言われています。
両親や、おじいちゃん、おばあちゃんが白髪になりやすい体質だと、子供も白髪が生えやすい体質になります。
我が家もおじいちゃんは禿げていましたが、おばあちゃん、両親共に白髪だったので、自分もおそらく白髪街道まっしぐらです^^;
けれど、遺伝・体質だから必ずしも白髪になるというわけではなく、他の原因で白髪になることもあるので、原因を特定するのは難しそう。
ただ、小学生くらいの子供の白髪の一番の原因とされているのが、やはり「ストレス」です。
子供の社会は大人のものと違い、特異的な部分も含んだ独特な社会です。
友達とのささいなトラブルや、学校、家庭内のこと、自分自身のコンプレックスなどで悩んでいると白髪が生えてくることもあります。
もし、子供の白髪を見つけてしまった場合、さりげなく悩みがないか、不満に思っていることがないか観察してあげてください。
そして、たくさん子供と会話してみてください。
誰かに悩みや不満を打明けることで、ストレスが解消されて、元の黒い髪に戻ることもあります。
もう一つ白髪になる原因が、「偏食からくる栄養不足」です。
昨今、外食する機会が増えてきている家庭が多いと聞きます。
外食では、エネルギーを蓄えることは十分できますが、偏った食生活による栄養バランスの欠如は、白髪以前に健康管理上で大きな問題となります。
また、外食だけでなく肉中心の食事や、揚げ物ばかりの食事でも栄養バランスは偏ります。
小学生くらいの子供だと野菜の好き嫌いがある子もいるでしょうが、出来るだけ工夫して、バランスのよい食事が出来るように、食生活の見直してあげることも大切です。
以上のことから、髪に白髪などの異常が出たら、ストレスと決め付けるのではなく、食事面や生活習慣も見直してみるべきですね。
また、病気での白髪もあります。
急に白髪が増えて気になったときは、皮膚科の受診も頭に入れておくとよいでしょう。
最後に
白髪って、子供でも大人でも見つけると「ぎょっ」としてしまいますよね。
食生活や生活習慣などを改善して、髪へ栄養を送る・・・といっても、目に見えるわけではないですから、少しずつ様子をみていきます。
子供だから、すぐに生えてくるだろうといって抜いてしまうのも髪の為には良くありません。
私が小学生だったときに、両親を亡くした友達が一気に白髪になったことがありました。
気にして帽子を着用して対応していましたが、徐々に戻っていったので、一過性の過度なストレスでも白髪になることもあるようです。
子供の白髪はそれ自体がコンプレックスになることもありますし、大人の白髪よりも重大な問題ですよね。
急な改善は難しいとしても、今後よくなっていくように、子供さんの状況を見極めてあげてください。