ささいな事で印象が変わるファッションにおいて、首元や襟元というのは重視されやすいポイントですよね。
中でもVネックとUネックで、どちらにしようか迷う人(特に女性)は多いのではないでしょうか?
今回はそんな「VネックorUネック問題」について、おおいに語ってみたいと思います。
それぞれの印象の違いや、あわせやすさ、どちらが小顔に見えるのか?
はたまた、カーディガンの場合はどうなのか?使い勝手などを含めて考えてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
VネックとUネック!どっちが小顔に見える?
それではまず、私自身が個人的に気になって仕方なかった「VネックとUネックではどちらが小顔に見えるのか?」についてご紹介していきます。
「そんなのVネックに決まってるじゃん!」と思っている方が多いですよね。
でもそれ、ホンマでっか!?
簡素にどちらが?というと“Vネック”なのですが、実はこれは全ての人に当てはまるわけではありません。
というより、Vネックが似合わない体つき・顔の形の人は、Vネックを着用することで、せっかくの印象が損なわれてしまう可能性があるのですね。
そのあたりについてちょっと突き詰めてお話していきましょう。
スッキリさせたい人はVネック
まず、Vネックが似合う(小顔に見える)人は、以下の人が当てはまるそうです。
- 肩幅が広い人
- 顎がとがっている(シャープな)人
- ふくよかな人
鎖骨がしっかりと出て、顔周りの肌の露出が増えるので、スッキリとした印象になり小顔効果があります。
また面長さんの場合は、横に広く襟元が作られているタイプがおすすめです。
痩せ型さん・首長さんはUネック
Uネックが似合う人は、痩せ型の人や首が長い人で、程よい肌の露出がちょうどよい小顔効果をかもし出します。
とくに痩せ型さんの場合は、あまり露出をしてしまうと、小顔どころか行き過ぎた華奢な体を強調して、やせこけたように見えてしまいます。
欧米の長身で首が長く顔が小さい人たちは、襟元が詰まっていても違和感がないですよね。
と考えると、日本人はVネック必須体型の方が多いのかもしれません….私も含め(笑)。
VネックとUネック!印象の違いは?
続いては、VネックとUネックの印象の違いについて解説していきます。
さきほどどちらが小顔に見えるかという部分でもいくつか挙げましたが、それも含めて再度それぞれの与える印象の違いをまとめていきます。
《Vネックが与える印象》
セクシーな印象
Uネックよりも胸元がさっくりと開いたVネックは、露出が多いことや、胸元が強調されることなどからセクシーな印象を与えます。
とくに胸が大きな人はVネックのほうが似合うので、選ぶ人が多いことからも、セクシーなイメージが強いのもあるのではないでしょうか。
シャープな印象
セクシーな印象がありながら、さらにシャープな印象もVネックの特徴です。
首元がスッキリして尖った肌の露出になることで、しゅっとした印象を与えることができます。
とくに背の高い人や、綺麗系のファッションには向いていて、丸顔の人でもシャープな印象を手に入れやすくなります。
スッキリとして見える
同様に、首周りがスッキリして、さわやかな印象も持ち合わせています。
真冬ですと、タートルネックなど首元を覆うものが多くなりがちですが、Vネックをあえて選ぶことで、スッキリとした大人の女性の魅力をかもし出すことができますよ。
キッチリ感が出る
Vネックの胸元・首元には、おおきなアクセサリーをつけることはあまりないかと思います。
となると、キッチリとした印象が出て、いわゆるキャリアウーマン的な女性らしさを演出できます。
《Uネックが与える印象》
やさしい・丸い
Uネックは、以下のような印象を持ち合わせていることがポイントです。
- 優しそうに見える
- 丸くて角がなく見える
- 女性らしい印象
Vネックとは逆に、かわいらしい印象を持ち合わせています。
普段Vネックが似合うようなスタイリッシュな女性でも、胸元にUネックを持ってくることで、やわらかい印象になります。
胸元の露出が程よい
Vネックの場合は少し露出が気になるところですが、Uネックの場合、露出はさほど気にならない場合が多いのではないでしょうか。
ということは、冠婚葬祭などの礼節が重んじられるシーンや、あまり華美な服装を良しとしないシーンで活躍します。
清楚さが出しやすいと言えるかもしれません。
ラフな印象
Uネックはゆるい印象になりやすいので、ラフな服装にも合いやすいです。
気取っていないような印象もつくので、肩の力が入っているように見えないような効果が期待できます。
Tシャツも、Vネックでラフなスタイルだとだらしなく映ってしまいますが、Uネックだと程よいラフさが出る場合もありますよね。
清楚な印象
それに伴い、Uネックは清楚な印象を与えやすい形でもあります。
- 露出が少ないこと
- やわらかい印象になること
- しまり過ぎていないこと
これらが大きな要因ですね。
幼く清楚でかわいらしい印象を持ちやすいので、そういった印象を与えたい場合にはUネックを選んでおくと良いですね。
VネックとUネック!カーディガンの使い勝手を比較
最後に、万能アイテム“カーディガン”をVネックにするのか?Uネックにするのか?
それぞれの使い勝手について比較解説しておきますので、参考までにご覧くださいませ。
《Vネックのメリット》
肩掛けしやすい
Vネックのカーディガンは、肩掛けするコーディネートの場合、Uネックよりもしっかりと肩にとまってくれます。
なで肩の場合には少し落ちやすいかもしれませんので、余計にVネックの方が良いかもしれませんね。
シャツと合わせやすい
Vネックのカーディガンは、シャツと合わせやすいという特徴もあります。
学生の多くが、UネックでなくVネックのカーディガンを使っているのがまさにこれで、シャツと合わせるスタイルは大人でも使いやすいですよね。
ロングカーディガンといえばVネック
トレンドにも多く取り入れられるロングカーディガンは、そのほとんどがVネックです。
流れるようなラインにVネックが合わさることで、とても綺麗な印象に映りますよね。
Vネック同士でも合わせやすい
Vネックは、インナーがVネックでも合いやすいという特徴があります。
深さの違うVネックを重ね着することで、スタイリッシュな印象も持つことができるのもおすすめポイントです。
《Uネックのメリット》
キッチリしたスタイルになる
Uネックの場合は、おしとやかなスタイルになりやすく、上品な印象にすることができます。
胸元も開きすぎないので、はしたない印象にはならず、キチンとした場所にも間違いにはなりにくいです。
場面を選ばないのも、万能アイテムカーディガンを選ぶ上ではポイントになりますよね。
インナーにこだわらなくて良い
インナーが表に出にくいようにカバーできるUネックのカーディガンは、前ボタンをしっかり止める場合はインナーを選ぶ必要がありません。
たとえば無地の白いキャミソールに合わせたとしても、カーディガンさえ可愛ければそれで良いわけです。
最近はカーディガン自体にビジューなどがついているものもあるので、アクセサリーも要らないものもありますね。
羽織らなくても女性らしい印象に
Uネックは肩掛けにむかない場合もありますが、肩掛けしたとしても、ゆるやかなカーブの形だけで女性らしい印象にすることができます。
ボタンでアレンジしやすい
Uネックの場合、ボタンを1番上だけ止める、2つあけておくなど、ボタン1つだけでも大きく印象を変えることができます。
そのため合わせやすく、思うとおりのコーディネートがしやすくなります。
☆デメリットはそのまま逆
これらのメリットを挙げましたが、デメリットとしてはそのまま逆のものを持っています。
表裏一体なので仕方ないのですが、メリットで選びにくい場合は、デメリットを参考にして消去法で選ぶということもできますよ。
まとめ
いかがでしたか?
「小顔に見せたい」&「キレイ系のスタイルが多い」私は、個人的にはVネックのほうが好きですが、あえてUネックを選ぶ場面もあります。
与える印象や合わせ方が大きく異なるこの2種類を上手に使って、よりあなたらしくおしゃれを楽しんでくださいね。
そして大人のあなたなら、ぜひTPOに合わせて使い分けるという上級者に♪♪♪