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鏡餅の干し柿の意味とは!数に決まりは?関西地方独特の可愛い意味が

鏡餅 年間行事の雑学

1年の健康や幸せを願って年神さまにお供えする、鏡餅

もっとも代表的なお正月飾りですよね。

 

重ねたお餅に、橙(みかん)に裏白(ウラジロ)・こんぶなどの飾りをつけたものですが、あなたのお宅の鏡餅では干し柿って飾ってありますか?

古くから伝わる伝統というのは、地域や風習などによっても違いがあるもの。

鏡餅の干し柿もそのひとつです。

ここでは、そんな干し柿を飾る意味について紹介していきます。

 

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鏡餅の干し柿の意味は?なぜ関西では飾るの?

鏡餅に飾る干し柿、どうやら関西を中心に飾られているようです。

それではその意味は?というと、

柿(かき)の言葉に『嘉来(かき)』を重ね合わせた、語呂合わせによるものだと言われています。

嘉来とは、『喜び幸せが来る』という意味

 

1年の始まりを飾るのにぴったりの願いが込められていますよね。

ほかにも、柿は長寿の木だと言われています。

”財を集める”とも信じられていて、昔は家の庭に植えられる樹木としても選ばれるほどの縁起のいい木だったようです。

そういえば、わたしのおばあちゃんの家の庭にも、でっかい柿の木が植えられていましたっけ。

 

それでは、なぜ干し柿を関西を中心に飾るようになったのか・・・。

それには、どうやら有力な説はないようなんですが・・・

「財を集める」というイメージが、なんだか関西を感じたりはしませんか? (いい意味で (笑)!!)

商人の町・関西には、ぴったりの風習だったのかもしれませんね。

 

 

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串にさした干し柿の数に意味はあるの?

鏡餅に飾る干し柿は、いくつかが串にささっていますよね。

串にささった干し柿は、串柿と言われて伝統的な正月飾りですが、この柿の数にも決まった数と意味があるそうです。

 

通常は、柿は全部で10個

【※最近では5個串なんかの小さいものも売られています。】

外側に2個・内側に6個の柿を串にさして飾ります。

これが、『外はニコニコ 仲むつまじく』という『2と6』にかけ合わせた語呂合わせだと言われています。

一見ダジャレのようでもありますが(笑)

なんだかついニッコリしてしまうような、かわいらしい縁起ものですよね。

いかにも関西風の語呂合わせ(ダジャレ)ですよね。(いい意味で!)

 

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鏡餅 干し柿の飾り方は?

さて、それでは干し柿でどのように鏡餅を飾るのでしょうか?

地域や風習によってもさまざなのですが、もっとも一般的な飾り方としてお話しします。

まずは鏡餅の全体像から。

 

三方と呼ばれる台座に、四方紅(四方を紅でふちどった紙)または和紙などを敷き、その上に重ねたお餅を乗せます。

そのとき、敷いた紙とお餅の間には上を白に向けた裏白を手前に向け、対になるようにバランスよく置いてください。

そしてここからが干し柿の登場です。

 

重ねたお餅の上に、両側の外に2個づつ、内側に6個の柿(合計10個の柿)を串にさしたものを飾ります。

この時、両側の2個と内側の6個には少し間隔をあけると分かりやすいですよね。

そして最後の仕上げに、てっぺんに葉つきの橙(みかん)を飾ります。

 

飾るときに気をつけたいのが、すべてのバランス。

お餅の上に乗せるとなると、お餅の大きさ・柿の大きさ・橙(みかん)の大きさを計算に入れて用意をしないと、せっかく準備した鏡餅の出来上がりが大変なことに・・・(笑)。

十分シュミレーションして用意してくださいね。

 

 

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さいごに

鏡餅に干し柿を飾る意味や飾り方を分かっていただけましたか?

住んでいる地域によって変化する鏡餅。

風習や伝統って意外とおもしろいものですね。

同じ地域であっても、さらに風習や宗教などでも飾り方などが違うこともよくあるそうです。

身近な人と、鏡餅の飾り方の話をしてみるのも楽しいかもしれませんね。

来年も良い年になりますように・・・(*˘︶˘*).。.:*♡

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