妊娠中に多くの人が直面する体重管理の問題。
急激に体重が増え、検診で注意されるってこともありますよね。
実は私もそうでした(笑)。
だからと言って、
妊娠中にダイエットはしてもいいのか?
どんな方法なら良いのか?
あれこれ疑問が出てくるでしょう。
ここでは、妊娠中のダイエットについて、また妊婦にも可能な運動についても紹介していきます。
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妊娠中のダイエットは可能?してもいい?
まず結論から言うと、
世間一般でイメージされるダイエットは、当然ですが妊娠中にはNGです。
胎児が成長していく過程で母体の体重として増えるのは当然のことで、
あくまで「増やしすぎない」ことしかできず、「減ってしまった」は良くありません。
ですから「痩せる」というよりは、「母体をこれ以上太らせない」と意識しておくことが大事です。
次におさえておいて欲しいのが、体重が一気に増えやすい時期です。
[su_service title=”安定期に入る5ヶ月目” icon=”icon: exclamation-circle” icon_color=”#db1824″]
つわりで落ちた体重を取り戻そうと食べ過ぎたり、はたまた食欲が異様にわいてくるのもこの時期。
胎盤が安定して胎児に栄養が送られるのはここからなのです。
この時期、一気に増えている場合には、カロリーの過剰摂取が考えられます。 [/su_service]
[su_service title=”妊娠中期終盤~後期(臨月前まで)” icon=”icon: exclamation-circle” icon_color=”#db1824″]
この辺りで胎児の成長が著しくなります。
脂肪がついてふっくらとした体つきになり、早い人だと母乳も蓄えられはじめるので、ぐぐーっと体重が増えやすいのです。
そして体重が増えすぎることで起こるリスクについてのお話。
- 難産、帝王切開の危険
急激な体重増加は産道を狭めます。
そのため通常分娩ができなかったり、難産になるリスクがあります。
- 腰痛、妊娠線
母体にかかる負担といえば、腰痛や妊娠線ができやすくなることが挙げられます。
医師に注意されるほどであれば尚のこと、骨盤ベルトや妊娠線予防クリームで対策しましょう。[/su_service]
じゃぁ、この増えすぎた体重はどうすれば良いの?
ということを、次章から説明していきますね。
妊娠中にも可能なダイエット方法とは
では妊婦としての「ダイエット」にはどんなものがあるのかご紹介します。
まず大前提として覚えておいて欲しいのは、安定期以降の話であること。
そして、栄養は必ず摂取することです。
ダイエットというよりは、体重をこれ以上増やさない!
体重をキープするために、過度のカロリー制限をするのではなく、
あくまで栄養を摂取しながら、胎児の増加分以外をおさえるというダイエットなのを忘れないでくださいね。
[su_box title=”食事” style=”bubbles” box_color=”#fcc2f0″ title_color=”#000000″ radius=”8″]
妊婦にとって最も大事なのが食事ですね。
先ほども申し上げたように、
「栄養」はしっかり取った上で、ゆるやかな体重増加を目指してください。
「体重を増やしちゃダメ!」「減らす」といった行為は妊婦としては異常です。
ゆっくり食事をしたり、できるだけ栄養価が高くて低カロリーな食事を摂りましょう。 [/su_box]
[su_box title=”運動” style=”bubbles” box_color=”#fcc2f0″ title_color=”#000000″ radius=”8″]
食事だけではなかなか難しい面もありますから、運動もしていきましょう。
とくに妊娠後期では、安産のためにも運動が推奨されています。
ただし、医師から安静を言い渡されている場合には従ってくださいね。[/su_box]
[su_box title=”毎日体重計に乗る” style=”bubbles” box_color=”#fcc2f0″ title_color=”#000000″ radius=”8″]
妊娠時でなくとも推奨されていますが、体重管理をするうえで毎日体重をはかるのは大切です。
「増えているからダメ」ではなく、「母体としてはキープできているかどうか」を見てくださいね。
多少であれば増えたり減ったりしますので、母子手帳やアプリに書き留めておくと良いでしょう。[/su_box]
[su_box title=”酵素ダイエット” style=”bubbles” box_color=”#fcc2f0″ title_color=”#000000″ radius=”8″]
妊婦さんに人気なのが、酵素ドリンクに置き換える方法です。
何度も言うように栄養補給が最優先なので、1日1食にとどめておいてくださいね。
薬局や通販などで購入することができます。
例えば、妊婦さんでも安心して飲めるこちら↓も人気です。
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[su_box title=”妊婦用(乳児用)おかしを食べる” style=”bubbles” box_color=”#fcc2f0″ title_color=”#000000″ radius=”8″]
食欲がどうしても抑えられないという方には、妊婦用(乳児用)のお菓子がおすすめです。
栄養価が高いうえに薄味で低カロリーなものが多いので、常に口さびしいという人には最適ですね。[/su_box]
妊娠中のダイエットどんな運動メニューならOK?
最後に妊娠中の運動についてご紹介しておきます。
今回は初期・中期・後期に合わせてそれぞれ説明していきますね。
[su_service title=”妊娠初期の運動” icon=”icon: check-square” icon_color=”#367894″]
妊娠初期は、できるだけ運動を控えてください。
たとえひどい食べつわりで体重が増えてしまっていても、まだ安定期に入っていない不安定な胎盤や胎児への負担がかかりやすいです。
妊娠中で最も安静にしなければいけない時期でもあるので、つらいときは家事もお休みしてゆっくりと過ごしてください。 [/su_service]
[su_service title=”妊娠中期の運動” icon=”icon: check-square” icon_color=”#367894″]
安定期に入った妊娠中期には、膨らんでいくお腹にあわせて運動にも変化を持たせていく必要があります。
妊娠中としては最も活動的になれる時期でもあるので、旦那さんと一緒にショッピングモールをぐるっと回っても良いですね。
ただし跳んだり走ったりという激しい運動はNGです。
まだお腹がそこまで大きくなっていなければ、スクワットやウォーキング・マタニティスイミングも良いですが、
ひどくお腹が張ってきたらやめ、あまり腹部を伸ばすようなストレッチは控えましょう。[/su_service]
[su_service title=”妊娠後期の運動” icon=”icon: check-square” icon_color=”#367894″]
妊娠後期は、大きなお腹のせいでバランスが取れなかったり、著しい体力の低下や頻繁に張るお腹などの変化もラストスパートです。
37週以降の生産期に入ると、「運動して!!」と言われることもありますが、それまではお腹が張ったら休みましょう。
かるい散歩や座ってできるマタニテヨガ・安産体操などがおすすめです。
後期に入ったら極力誰かと一緒に外出するようにしてくださいね。
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さいごに
妊娠中のダイエットというのは、あくまで「母体の体重増加を抑える」ものです。
産院によっては「食事管理」や「体重管理」などの指導が入る場合もあります。
また妊娠中毒症の危険もあるので、妊娠中は体重管理をしっかりしていく必要があるのですね。
それに、私の3度の出産経験から言いますと・・・
妊娠中にかなり太ると、、、、、、、出産後に元に戻すのに相当苦労します(泣)。
苦労しても戻らない場合もあるのです(凹)。
今からでも遅くありません!
自分の体重をしっかり管理してください!
私のように、後で後悔することのないように。。。(;・∀・)