露出の多い時期にはとくに気になる背中ニキビ。
そもそも、そんなに脂っぽくもないはずの背中にどうしてニキビができるのか…気になりませんか?
ここでは、背中ニキビができる原因を、女性に特化してまとめてみました。
意外な原因が当てはまっているかもしれませんよ。
治し方や対策についても紹介していきますね。
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背中ニキビ!女性に考えられる原因は?
まずは、女性の背中ニキビができる理由として考えられる原因を見ていきましょう。
根本的な原因は、顔と同じように“皮脂が多いから”なのですが、なぜ皮脂が多くなるのか?
ほかにはどんな原因があるのかもお伝えしていきます。
食生活
これだけが原因ということではありませんが、甘いものや脂っこいものばかり食べていたり、コンビニ弁当など添加物が多い食事ばかりが続いている人はニキビができやすくなります。
さらにお肉中心の食生活だったり、バランスの悪い食生活を送っている場合にもニキビができやすくなるので、まずはそこを整えるように意識してみてください。
ホルモンバランス
ホルモンバランスの乱れというのはさまざまな不調を引き起こします。
どんなことが原因でホルモンバランスが乱れるかというと、代表的なのがストレスや睡眠不足・生理・妊娠・出産などが主たる原因として挙げられます。
ニキビができやすいというのは、男性ホルモンが活性化してしまっているとも言えますので、女性ホルモンが乱れやすい人は注意が必要です。
大豆などに多いイソフラボンは、女性ホルモンを活性化してくれるので、食事にも取りいれていくと良いですよ。
清潔にできていない・刺激を与えている
背中というのは目が行き届かない分、意外と清潔が保てず、その結果ニキビができやすくなります。
たとえばですが、汗をかいたまま放置してしまったり、入浴時にきちんと洗えていなかったり、石鹸が流しきれていかなかったりなども考えられます。
逆に、ゴシゴシ擦りすぎて皮膚を乾燥させ、結果皮脂の分泌量を多くしてしまっているということも。
心当たりがある場合は、さっそく今日から改善していきましょう。
衣服や石鹸が合っていない
衣類や寝具など、肌に触れるものが合っていない場合にもニキビはできやすくなります。
また、石鹸や洗濯洗剤などが合っていない場合にも、同じようにニキビができやすい原因になるので、刺激の弱いものを選ぶようにしてみてください。
また衣類の擦れや、洗剤が流れきっていないというのも良くないので、自分はどうだろうかと確認してみることをおすすめします。
カビ
実はそのニキビ、カビが原因かもしれません。
症状がニキビに類似しているため勘違いされやすいのですが、普段その方法でニキビが治っているのに、今回はなかなか治らない…というような場合には、ニキビでない可能性もあります。
ニキビの薬などをつけても効果がない場合はさらに可能性が高まりますので、一度皮膚科を受診して確認してみることをオススメします。
乾燥肌になっている
上でも少し触れましたが、皮膚というのは、乾燥しすぎるとそれを補うために一生懸命皮脂を分泌しようとします。
さきほど清潔にと言いましたが、洗うために擦りすぎたり、1日に何度も石鹸を使って洗ったり、皮脂を過剰に除去しようとするとかえって逆効果になる可能性もあります。
乾燥してかゆみが出る場合にはやりすぎですので、保湿も大切であることを知っておいてください。
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背中ニキビ!どんな治し方・対策がある?
それではそんな背中ニキビは、どうしたら治りやすいのでしょうか。
治し方について解説していきます。
保湿
さきほど乾燥がNGと言いましたが、”保湿されている状態”と”湿っている状態”は全然違います。
たとえば乾燥してはいけないからと、露出を避けて逆に蒸れているような場合、ただ雑菌が繁殖しただけで保湿はできていません。
保湿というのは、清潔にした上でカバーするような状態を指しますので、間違えないようにしてくださいね。
また、背中ニキビを繰り返してしまう..という方は、【パルクレールジェル】など、ニキビに特化した保湿剤を使ってみるのも手です。
清潔
皮脂が多ければニキビができやすい背中になってしまいますので、清潔にすることも大事です。
とくに夏場は、汗をかいたらシャワーを浴びたり、冬場でもしっかりと背中を洗えるスポンジなどを使うようにしてください。
また、洗いのこしや石鹸が流れていないと、それがニキビの原因になってしまいますので、しっかり流すようにしましょう。
背中に洗い残しを防ぐために、体を洗ってから髪を洗うのではなく、髪を洗ってから体を洗う…という風に、【頭→体】と洗う順番を変えてみても良いかもしれませんね。
低刺激
衣服の素材や擦れ・合わない洗剤などによる刺激はニキビには絶対NGです。
予防の観点でもそうなんですが、治癒の観点でも、刺激があればなかなか完治させづらくなってしまいます。
素材や洗剤・擦れ・蒸れなどに気をつけて、特に患部には刺激を与えないように気をつけてください。
薬
痛みや炎症が強い場合や、できるだけ早く治したい場合にはニキビ用の薬を使いましょう。
薬用のボディークリームなどでも良いですが、専門の塗り薬も薬局などで簡単に手に入るので用意しておくと安心です。
薬を塗ったからといってケアを一切しないのでは効果が十分に発揮できないので、ケアをしながら薬を使っていくようにしてくださいね。
皮膚科
薬を使っても治らない場合には、皮膚科を受診した方が良いでしょう。
まれにここで挙げた原因以外…たとえば、体質などでニキビができやすい人もいますし、合わない薬で炎症が悪化してしまう可能性もあります。
医師の診断を受けることでいろいろとはっきりしますし、すぐにでも治したい場合にはなおさら皮膚科を受診する方が早いです。
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背中ニキビが出来ている時に気を付けたいこと
ここでは、背中ニキビができているときに気をつけたいことをチェックしておいてください。
上でお話ししたこともまとめて、注意点としてもう一度紹介していきます。
刺激しない
何度も言いますが、刺激はニキビには絶対にNGです!
衣類の擦れ、素材や洗剤が合わないというのもそうですが、痒くて掻いてしまったり、つい触ってしまったりもダメです。
また髪が長い人は、髪がニキビに触れないように気をつける必要もあります。
入浴法に注意
洗うときの【石鹸・スポンジ・順番】が入浴法の中の注意点です。
石鹸やスポンジはできるだけ低刺激で、自分に合うものを使うようにしましょう。
また洗う順番は、髪→顔→首→上半身→下半身の順にすることで、石鹸の流し残しなどを防ぐことができます。
また複数人で浴槽を共有するような場合には、最後にシャワーを浴びてから出るというのもポイントですので覚えておきましょう。
お湯が熱すぎる・タオルを使いまわすなども避けてください。
お風呂の後は保湿
清潔にした後には保湿です!
薬がある場合には薬を先に塗ってくださいね。(もしくは薬を塗ったところは避けて保湿しましょう。)
背中は手が届き辛く保湿しづらいので、スプレータイプの保湿剤なども便利ですよ。
ホルモンバランスを整えて
食生活やストレスの解消・睡眠不足などであれば、生活習慣を見直してホルモンバランスが乱れないようにしていきましょう。
とは言え、生理前や妊娠・出産は女性特有のものであり、避けることは難しいですよね。
妊娠や出産に関しては、ある程度時期的なものだと我慢する必要がありますが、生理に関しては毎月のことなので早めに対処しておくのがおすすめです。
さいごに
背中ニキビは夏だけでなく、結婚式などでのドレスアップ、はたまた温泉旅行など、なにかと気になるものですよね。
せっかく着飾っても、背中のブツブツが見えてしまうとテンションもダウン。
自分に自信が持てなくなってしまいます。
まずは見えないところからお手入れするのが、本当のオシャレさん♪
コンプレックスに思っているなら尚更です!
これを機に、すっきり背中美人を目指してみませんか?
見えないところにも手入れが行き届いている女性…素敵ですよね。