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重曹とクエン酸で最強お掃除!それぞれどこにどう使う?使い方は?

雑学

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体に害のないお掃除の代表格といえば「重曹」と「クエン酸」ですよね。

テレビなどでもその便利っぷりは良く見かけますが・・・

いざ使ってみようと思うと、

  • 重層とクエン酸、どっちも掃除に使えると聞いたけど何が違うの?
  • それぞれどこの掃除に適しているの?
  • 具体的な使い方は?

と、まだまだわからないことばかり。

 

そんなアナタに、重曹とクエン酸の違い

また、どちらが掃除に適しているかどこに使えば良いのかなど、分かりやすくまとめていきますね♪

 

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重曹とクエン酸の違いとは?

まず大前提をカンタンに説明するのであれば、

重曹とクエン酸は「真逆」の性質をもちます。

そしてその真逆の性質を利用して、

重曹とクエン酸があれば、たいていの汚れは綺麗にできるのです★

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重層について

まず重曹ですが、これは「炭酸水素ナトリウム」のことで、重炭酸ナトリウムや重炭酸ソーダなどの別称があります。

酸とつきますがナトリウムなので、弱アルカリ性であるといえます。

水溶性はあまりなく、人体に無害ではありますが、

全てが食用や肌に触れる使い方を推奨できるわけではありません

掃除に使うのは天然・人工・加工品いずれもOKですが、

食品や入浴剤・肌に塗布するような場合には注意事項の欄を確認するなどしてから購入してくださいね。

 

クエン酸について

一方クエン酸は、柑橘類などに含まれる有機化合物で、生体内に広く分布するヒドロキシ酸の1種です。

食品だとレモンや梅干しなどに多く含まれていて、いわゆる柑橘の味や匂いというのはクエン酸によるものがほとんどです。

クエン酸は名前の通り、酸性の性質をもっていて、基本的には人体に無害です。

ただし「塩素」との相性が悪く、塩素系の洗剤とクエン酸を混ぜてしまうと有毒なガスが発生しますので注意してくださいね。

抗菌・消臭作用もあるので、掃除するときにもプラスの効果が期待できます。

 

 

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重曹とクエン酸 掃除にはどっちが適しているの?

次に「どちらが掃除に適しているのか」をお話します。

先ほど違いを説明した中で、重層はアルカリ性、クエン酸は酸性だというお話しをしました。

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学生のころ理科の授業で勉強した覚えのある人もいるかもしれませんが、「酸性」と「アルカリ性」というのは対極に位置します。

つまり何が言いたいのかというと、「どちらが掃除に適しているか」という問いに答えはなく、

「汚れの性質に対して有効なのは、酸性かアルカリ性のどちらなのかということ」です。

汚れがアルカリ性なら酸性のクエン酸が適していますし、

汚れが酸性ならアルカリ性の重曹が適しているということですね。

ただし、重曹もクエン酸も使ってはいけない素材や混ぜてはいけないものなどもありますので、

必ずしも汚れの性質だけで判断するのは危険であるといえます。

 

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重層とクエン酸!それぞれどこの掃除に使えばいい?

酸性の汚れ・アルカリ性の汚れ云々と言われても、

私、理科は苦手でしたしわかりません。

という、私と同じような方もいらっしゃることでしょう(笑)。

 

そんなアナタの為にしっかりとまとめておきますね。

重層・クエン酸は、どこの場所の掃除に適しているの?

どんな素材に使えるの?

ということで、それぞれ使える場所・使えない場所をご紹介していきます。

いずれも一瞬付着した程度で問題があるほどではないので、

万が一使ってしまった!という場合にも、速やかに洗い流す・ふき取るなどの対策で大丈夫。

そんなに神経質になる必要はありませんので安心して試してみてくださいね。

 

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重層

○重曹の良い使い方

重曹は基本的に“油汚れ”にめっぽう強いです。

例えばキッチン回りなら、

  • コンロの油汚れ
  • 壁の油汚れ
  • 鍋にこびりついた焦げ
  • 冷蔵庫の内部の油汚れ
  • 電子レンジの内部の汚れ
  • 換気扇の油汚れ

など、台所用洗剤で擦っても落ちないような汚れに適しています。

 

ほかにもお風呂場や洗面台といった水回りにも使えますし、消臭・研磨作用もあります。

粉状のまま水回りのつけ置き洗いをしたり、靴箱に消臭剤がわりに入れておいたりしても良いでしょう。

 

また水を少し混ぜてペースト状にすることで、水分のない部位にも使用することができますね。

換気扇の汚れなんかはこの使い方がおすすめです。

お風呂場の壁や床であれば、水溶液としてスプレーに入れて使うと掃除しやすくて便利です♪

 

 

×重曹の悪い使い方

アルカリ性であり研磨作用もある重曹は、使い方次第で悪影響になってしまう場合もあります。

使ってはいけない素材を知っておきましょう。

 

  • アルミ製品

食器や鍋などにアルミが使われている場合、重曹を使うと変色する可能性があります。

 

  • 木製の素材

加工していないフローリング、桐や檜などの家具・浴槽など

木製の素材を使用している場合には、重曹を使うと部分的に変色する可能性があります。

 

  • 天然繊維

畳やゴザ・黄麻(こうま)などの天然繊維も変色してしまう可能性があります。

近頃はラグなどで黄麻を使っている場合もあるので、重曹を使う前に確認しましょう。

 

  • 50℃以上での使用

重曹は粉のまま・ペースト状などにして使うことができますが、

50℃を超えるとアルカリ性が強くなり素手で扱うのは危険です。

そうでなくとも肌荒れしやすい人は、ゴム手袋を着用してのお掃除をおすすめします。

 

 

クエン酸

○クエン酸の良い使い方

クエン酸は酸性なので、水垢や黄ばみ・カビなどに対して有効です。

カルシウムやたんぱく質を溶かす性質があるので、濃度の高い場合の素手での使用は避けたほうが良いでしょう。

主に水回り対して使用でき、洗濯機や食器洗い機の内部洗浄にも使えます。

消臭・抗菌作用があるので、とくにお風呂場のカビ対策にも効果が期待できます。

ペットのトイレやアルミの鍋・食器にも使えるので覚えておいて下さいね。

 

 

×クエン酸の悪い使い方

クエン酸にも相性の悪いものがあります。

 

  • 大理石

天然でも人工であっても、大理石への使用は避けたほうが賢明です。

御手洗いやお風呂場・キッチンなどは思わぬところに大理石が使われている場合もあるので、

とくに天然の場合は使用しないようにしてくださいね。

 

アルミはOKですが、鉄に使用するとサビを誘発します。

釘や金具など、細かいところに使われている場合が多いので注意してください。

 

  • コンクリート

壁や床にコンクリートが使われている場合、クエン酸が付着すると溶けてしまう可能性があります。

コンクリートの素材を分解してしまうので、もし付着した場合はすばやく洗い流しておきましょう。

 

さいごに

重曹とクエン酸のこと、なんとなくわかってきましたか?

これをマスターすると、あなたもお掃除マスターになれますよ♪

また、もしどちらかを使用してはいけない素材につけてしまった場合、

もう片方を使用することで中和されやすくなります。

同量を使用しなければなりませんが、

例えばアルミのように、重曹はNGでもクエン酸はOKである場合には、多めにクエン酸を使いましょう。

重曹とクエン酸の違い・使い道をしっかり把握して、お掃除にお役立てくださいね。

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