玄米茶といえば健康志向なイメージだから、カフェインも無いのでは?
最近までそう信じ切っていた私。
「玄米茶はカフェインがあるから控えてる~」なんて話を聞いて驚きで、直ちに調査しました(笑)
ということで、ここでは
玄米茶にカフェインは含まれるのかどうか、含まれるなら妊婦さんは飲んでも大丈夫なのか。
また、玄米茶の効果や効能、玄米茶と緑茶の違いは?など、健康茶が気になりはじめた私が知っておきたいと思った情報をまとめてみました。
あなたにもお役に立てていただけると幸いです。
Sponsored Links
玄米茶にカフェインは含まれる?妊婦さんでも大丈夫?
まずは一番気になる玄米茶にカフェインが含まれるのか、妊婦さんや子供がそこそこの量を飲んでも良いのかについて説明していきますね。
玄米茶はノンカフェイン?
ずっとノンカフェインだと思い込んでいた私には少し衝撃でしたが、実は玄米茶にはカフェインが“含まれて”います。
調べてみたところ、私のように玄米茶がノンカフェインだと思っている人がとっても多いようでした。
というのも、玄米茶のカフェイン含有率が非常に低いこと。
通常の製法の玄米茶でも100mlあたりたったの10mgで、割合でいうと0.1%ということになります。(ものによってはもっと少ないです。)
しかし微量ながらも含まれてはいるので、全く入っていないという訳ではないことは覚えておいた方が良さそうですね。
妊婦さんには玄米茶がNG?!
玄米茶にカフェインが含まれるとわかった以上、気になるのが妊婦さんや授乳中のお母さん、乳児や幼児など、カフェインがNGとされている人たちが飲んでも大丈夫なのか…ということ。
まさに妊娠中や授乳中で、良いと思って玄米茶を飲んでいた!と、今青ざめて画面を見つめているという人もいるのではないでしょうか。
妊婦さんや授乳中のお母さんがカフェインを摂取していけない理由としては、胎児への影響を考慮してというのはご存知かと思います。
しかし全く摂取していけないという訳ではなく、少しであれば良いというふうに指導を受けているとは思います。
コーヒーや紅茶で言うと1日数杯(2~3杯といわれることが多いようです)と指導があると思いますが、玄米茶のカフェイン含有率はさっきも言ったように非常に低いです。
含有率の高い玄米茶(香りなどを損なわない通常の製法のもの)と比べても、コーヒーや紅茶でおよそ3倍・緑茶やウーロン茶でもおよそ2倍はカフェインが含まれているのです。
そのため、結論を言うと、玄米茶は1日5杯程度であればOKだといわれています。
気になる場合には、就寝前や授乳前は避けて、体調の良いときや安定しているときだけ飲むと良いでしょう。
玄米茶の香りにはリラックス効果があるので、たまにリフレッシュで飲むのは推奨されています。
好きなだけ飲める・全くダメというわけではないので少々面倒ですが、玄米茶が好きだ!という場合にはそこまで神経質に我慢する必要はなさそうです。
少しホッとしましたね♪
Sponsored Links
玄米茶の効果・効能とは!
さてそんな玄米茶ですが、実際の効果や効能が良ければ積極的に取り入れていきたい!と、私と同じようにお考えの方もいらっしゃるでしょう。
以下にまとめてみますので、チェックしてみてください。
リラックス効果
さきほども紹介したように、玄米茶にはリラックス効果があります。
玄米の香りだけではなく、比較的豊富に含まれるGABA(アミノ酸の一種)や、テアニンという成分にも、リラックス効果やストレスを緩和するような効能があるんですよ。
そういえば、「ストレスを低減する」というキャッチフレーズの「GABA」っていうチョコレートありましたよね♪
玄米茶の場合は、とくに温めて香りをかいで飲むというのが効果的ですよ。
ダイエット効果
直接的な効果というよりは、便秘改善・新陳代謝のUP・コレステロールの吸収抑制などにより、ダイエットのサポートとしては効果が期待できそうです。
アンチエイジング効果
玄米茶にはビタミンが豊富に含まれており、とくにこの中のビタミンEには老化を抑制するはたらきがあります。
さらにビタミンCやビタミンBなどは、シミ・しわを防いで若々しさを保ってくれるので、出がらしをパックにしたりお風呂に浮かべても良いですよ♪
疲労回復効果
上でもお話ししたように、玄米茶にはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
これが現代では不足しがちなものが多く、また欠乏すると不調をきたすものが多いです。
体調が優れない場合や疲れがたまっているとき、妊婦さんなど、栄養補給が必要な人にはこの豊富な栄養素はおすすめです。
発育途上のお子さんにもおすすめなので、カフェインが気になる場合は、夜間を避けて摂取する&適量を守ればよい効果を得られそうですね。
生活習慣病の予防
糖尿病・肥満・動脈硬化などの生活習慣病を予防してくれる効能もあると言われています。
GABAとγ-オリザノール(ポリフェノールの一種)が、コレステロールの吸収率を下げたり、悪玉菌の排出を促してくれます。
血液サラサラ効果や高血圧の予防にも期待できるということですので、日常的な摂取が健康志向なのは間違いありませんね。
生理前症候群(PMS)の緩和・予防
生理前に調子が悪くなるという人は、生理前症候群の可能性があります。(頭痛・やる気が出ない・イライラしやすいなど症状は人によりさまざまです)
女性ホルモンの乱れによってこの症状がひどくなるのですが、玄米茶にはこの症状を緩和・予防してくれるはたらきがあるということです。
抗酸化作用
玄米茶には抗酸化作用の強い成分がいくつか含まれており、アンチエイジングや美肌効果などをもたらします。
カテキンやタンニンにはとくにそのはたらきが強く、カフェインが少なくて抗酸化作用が強い玄米茶はとくに女性にはうれしいですね。
殺菌・抗菌作用
殺菌・抗菌作用は主にカテキンのはたらきです。
風邪などの予防だけではなく、口臭や食中毒などにも効果を発揮してくれるんです。
カテキンといえば緑茶のイメージだという人が多いと思うので、次に玄米茶と緑茶の違いについて解説していきますね。
Sponsored Links
玄米茶と緑茶の違い!具体的にはどう違うの?
カテキンといえば緑茶ですよね。
玄米茶にもカテキンが多いってどういうこと?
どっちが多いの?という疑問を持たれるかもしれません。
結論から言うと、玄米茶というのは緑茶の中の種類みたいなものです。
そもそも玄米茶というのは、緑茶に玄米を足したものなんですね。
内訳を簡単に見てみると、【緑茶50:玄米50】ということで、カテキンが含まれているのも納得ですよね。
種類によっては玄米だけを炒って抽出したものもあるそうですが、おそらくそんな簡単にどこにでもあるわけではなく、一般的には【緑茶+玄米】という認識で大丈夫でしょう。
緑茶のほうが味わいが豊かで、玄米茶のほうがさっぱりしていて飲みやすいのと、カフェインの含有率が大幅に変わるのが大きな違いでしょうか。(平均するとおよそ3倍程度違います。)
カテキンやビタミンC・テアニンは緑茶に含まれる成分ですが、ビタミンEやB郡などは玄米に含まれるものです。
つまり、不足しがちな栄養素を多く持っていて、健康志向といわれる理由はほとんど玄米のほうにあるんですね。
好みにもよりますが、美味しさはやはり緑茶のほうが上だと言われやすいです。
飲みやすさや栄養ではなく、単純に「美味しい日本茶を!」と思うのであれば、緑茶を単品で飲んだほうが良いかもしれませんね。
ちなみにですが、コストパフォーマンスで言うと玄米茶のほうがちょっと安いです。(あくまで平均的な茶葉同士の価格を比べた結果※独自調査です)
ちなみに単純な玄米だけの玄米茶が飲みたい場合には、探さずに自作してみるのもおすすめです。
フライパンに蓋をして玄米を炒り、ぽんっと弾けたら荒熱をとってお湯に入れるか煮出して作ると美味しいですよ♪
玄米茶のカフェインは気にし過ぎる必要なし
いかがでしたか?
何気なく飲んでいた玄米茶には、意外と知られていないことが多くて驚いたのでは?
カフェイン制限があるのに飲んでしまっていた!という人も、特に不調がなければ気にしすぎる必要はありません。
摂取量には気をつけつつ、美味しく頂きたいですね。
お茶好きな私としては、緑茶の苦味も好きですし、玄米茶の香ばしさも大好きです。
カフェイン量の違いを知ったことで、これからは上手くお茶をチョイスできそうな気がします♪