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シナモンとニッキ(ニッケ)の違いを簡単にわかりやすく解説!

雑学

シナモンの香り・味に癒される♪大好き♪という方、多いのではないでしょうか。

かくいう私も大好きなわけなんですが、この間母とシナモンロールを食べていたら「ニッキのパン美味しいね~!」と言われました。

「ニッキのパン?」急激にオシャレ感がなくなったなぁ~と思うと同時に、そういえば、ニッキとシナモンって同じような味だということを再認識。

「シナモン」と「ニッキ」って何がどう違うんだろう?と思っているうちに食べ終わってしまいましたが、シナモン好きとしてここは見過ごせない!ということで調べてみました。

ということで今回のメニューは、ニッキとシナモンの違いについて!

あなたのその疑問をズバリ解決していきます。

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シナモンとニッキの違い!まとめ

まずは、シナモンとニッキの違いを簡単にまとめてみました。

そのあとに、「シナモンとは?」「ニッキとは?」そもそもどんなものなのかを詳しく紹介していきます。

 

原料の違い

どちらもクスノキ科の植物で、大きくまとめてしまえば【肉桂(日桂)=ニッキ】と言われるものを使用しています。

しかし大きく違うのは、シナモンは「皮」を使っていてニッキは「根の皮」を使っていることです。

なぜ分けているのか…。

それは香りに違いがあるからです。(↓次につづく)

 

味や香りの違い

味や香りも同じに見えて全然違います。

シナモンはマイルドで甘い香りで、ほとんど辛みもないのに対し、ニッキはツーンとするような香りさっぱりとした辛みをもっています。

一見すると同じように感じられますが、好きな人ほど比べて見るとその違いを感じ取れるはずです。

 

価格の違い

具体的な価格はピンキリですが、基本的にニッキはシナモンよりも高級品です。

日本産であることを除いても、そもそもが木が育つまでに30年以上かかることや、希少価値があることなどに由来しています。

 

用途の違い

基本的には、シナモンは洋菓子・ニッキは和菓子に使われる傾向にあります。

冒頭でお話ししましたが、洋菓子好きな私がシナモンと言い、和菓子好きな母がニッキと言うのも納得です(笑)。

価格的なことを考えても、ドリンクやパン・ヨーグルトに入れて気軽に使ったりするものは、ほとんどがシナモンですね。

ニッキアメというものが昔からありますが、近年ではシナモンを使ったものもあるそうなので、購入の際には注意が必要です。

 

オイゲノールの有無

シナモンの独特の成分である「オイゲノール」。

シナモン以外の類似したものにはオイゲノールは含まれないので、あの独特な感じも一見似ているようで違うものなんです。

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簡単な違いがわかったところで、次にシナモンとニッキ、それぞれどういうものなのかを詳しくみていきましょう。

 

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シナモンとは

シナモンといえば、パンにかけたりヨーグルトに入れたりする独特な香りの香辛料ですが…スパイスの王様とも呼ばれるほどのものです。

原材料はスリランカやインド・マレーシアなどの熱帯地域で栽培されている、クスノキ科の常緑樹【肉桂(日桂)=ニッキ】の皮を使っており、「桂皮(ケイヒ)」とも呼ばれています。

改めて良く見ると…、やはり木の皮ですね。

あま~いマイルドな香りと、強くない辛みが特徴で、何にでもかけたいくらい大好き!という人も多いですよね。

実際、比較的何にでも合いますし、甘いわけでもないので、味や香りのアクセントとして重宝します。

日本にあるシナモンの多くはスリランカのセイロン産のもので、セイロンシナモンと呼ばれています。

焼き菓子などに混ぜ込んだり、フルーツとあわせたり、コーヒーなんかに入れたりして使われていることが多いですね。

 

[su_label type=”warning”]豆知識[/su_label]

最近では、ベトナム産の「カシアシナモン」というものも出回っていて、まさに香辛料として、カレーやピラフなどによく使われる種類もあるんですよ。

ちなみにあのシナモン独特の風味は「オイゲノール」という成分の特性で、消毒や鎮痛の作用ももつ成分なのです。

 

そして、絶対に知っておいていただきたいこと!

それは、シナモンの驚くべき効果・効能の数々です。

詳しくはコチラでまとめています。

>シナモンの効果・効能がスゴい!髪の毛にも身体にも取り入れたい理由

 

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ニッキとは

シナモンは木の皮で、ニッキは木の根の皮。

素人にはイマイチわかり辛いですが、「ニッキって何?」という質問にものすごい短絡的に答えるのであれば、「国産シナモン」というと伝わりやすいかと思います。

いわゆる京都の名産・八ツ橋にかかっているあの粉がニッキなんですね~。

クスノキ科の「日本日桂」、もしくは「シナニッケイ」というものの根っこの皮の部分を原料にしていて、ニッケ(ニッキ)という名前もここから来ているんですね。

ちなみにシナモンよりもニッキのほうが希少価値が高く、高級品です。

ツーンとしたさわやかな香りがするのも特徴で、さっぱりとした辛味があります。

シナモンには含まれているオイゲノールが含まれておらず、主に香料として使われます。

古くは1700年代初期に中国より輸入されて日本に定着したといわれており、元々はインドシナ原産なのだそう。

八ツ橋にも、元々は防腐の意味合いで付けられたそうですが、今ではニッキがついていないと八ツ橋だと思えないほど広く定着していますよね。

 

違いのわかる大人に♪

いかがでしたか?

シナモンとニッキの違いを納得していただけたでしょうか?

確かに類似しているものではあるのですが、この違いを説明できると、単なる雑学王というよりは、なんだか「大人」な感じがしませんか?

もし「シナモン?ニッキ?」という話になったときには、ぜひこの知識を披露してあげてくださいね。

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