子供が産まれてからの最初の行事ごとといえば“お宮参り”ですよね。
その準備で引っかかる人が多いのがお金の問題。
ということで、ここでは
- お宮参りの祈祷料は封筒に入れるべきなのか?
- お宮参り用の封筒とはどんなもの?
- 書き方やお札に決まり(新札にすべき..など)はあるの?
- 祈祷料の相場はいくらくらい?
- 誰が払うものなの?祖父母?
など、お宮参りのお金に関する疑問を一気に解決しちゃいましょう!
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お宮参りのお金(祈祷料)は封筒に入れるべき?
まずは、お宮参りの御祈祷料を封筒に入れるべきか否かについてお話していきましょう。
結論から言うと…熨斗袋に入れるのが最も丁寧なマナーです。
熨斗袋の選び方や書き方についてはのちほど詳しく紹介しますが、ないよりはある方が間違いないですね。
ただしこの限りではない場合もあるので、いくつかのパターンを紹介しておきます。
現金で納める場合
御祈祷料を現金で納めるケースというのは、比較的大きな神社に多いです。
混雑を防ぐために、受付する段階で先に現金で納めるシステムをとっているところもあるので、その場合は逆に熨斗袋で渡すと迷惑になる場合もあります。
前もって電話等で確認するか、受付で現金を支払う場合には、封筒で準備して行った上で渡すときに封筒から出すのが良いでしょう。
封筒が渡される場合
事前にもしくは当日、「この封筒を使ってください」と封筒を渡される場合もあります。
その場合は遠慮せずにその封筒を使いましょう。
もし汚してしまったり無くしてしまったり、現地に裸で持っていくのが嫌な場合は白い封筒でOKですよ。
熨斗袋でない封筒で納める場合
熨斗袋でない封筒…つまり白い封筒に入れるというのも失礼ではありません。
郵便番号の記入欄のない、無地のものを選ぶようにしてくださいね。
その場合でも、熨斗袋の書き方を参照しながら、住所・名前・金額等忘れずに書いておきましょう。
※書き方は次の章で紹介しています。
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お宮参り用、封筒の選び方と書き方!新札は必要?
続いて、お宮参り用の封筒の選び方と書き方、お札の疑問に関してチェックしていきましょう。
まず封筒の選び方ですが、さきほども触れたように”熨斗(のし)袋”か”白い無地の封筒”が良いです。
熨斗袋についてはもう少し掘り下げて説明しておきますね。
どんな熨斗袋?
お宮参りの御祈祷料を入れる熨斗袋の水引は、紅白の蝶々結び(花結び)のものを選びましょう。
(例は下に載せています。)
値段によって水引の豪華さ(封筒の大きさなども)が変わってきますが、後ほど紹介する相場くらいに照準を合わせておくと浮きません。
続いて書き方ですが、熨斗袋の場合と白い封筒の場合に分けて説明しておきますね。
熨斗袋の書き方
熨斗袋の場合には表書きには“初穂料”もしくは“玉串料”と上段に記入します。
よく「御初穂料」と書いている人がいますが、これは間違えなのでやめましょう。
そして水引をはさんで下段に子供の名前を書きます。(読みづらい名前や、間違えられやすい場合には振り仮名を忘れずに記入しましょう。)
そして中袋がある場合は中袋に、まず表の中央に“金〇萬円”と金額を記入してください。(このときは漢数字を用いてください。例:壱⇒1、弐⇒2、参⇒3というように)
そして裏面の左下には、住所と子供の名前を記入しておきます。
中袋がない場合は、裏面の右下付近に“金〇萬円”という金額と、左下付近に住所・子供の名前を記載します。
白い封筒の場合の書き方
白い封筒の場合は、表に初穂料または玉串料、下部に子供の名前と振り仮名を記入します。
裏面の左下部に住所を記入し、右下に金額というのが主流です。
お宮参りの御祈祷料は新札にすべき?
意外と悩むのが、お札は新札にするべきなのか?というところですよね。
お宮参りの御祈祷料に使うお札は、新札でなければならいないわけではありません。
厳密に言えば、“新札であるのが望ましい”という程度であって、よほどみっともなくなければOKなのですね。
つまり、あまりにボロボロで破れているお札でなければ大丈夫です。
そもそも新札を使うときは「祝い事」や「新しいことをはじめるとき」などですから、お宮参りもこれに当てはまるのは明確ですね。
逆に新札を使ってはいけないときは、「忌み事」や「準備してはいけないとき」ですから、これには当てはまりません。
しかしマナーとしては新札でなければいけないわけではないので、お宮参りの時期は赤ちゃんのお世話で大変!ということで、用意するのも難しい場合には使用済みのものでも構いません。
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[su_label type=”warning”]プチ知識[/su_label]
気になるようであれば、霧吹きで水を吹き付けて、低温にしたアイロンで当て布をしてアイロンがけすれば、そこそこ綺麗になるので試してみてくださいね。[/su_note]
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お宮参りの御祈祷料の相場は?誰が払う?
ここでは、まず御祈祷料の相場について見ていきましょう。
御祈祷料の相場は大体5,000円~10,000円くらいが多いです…が、幅としてみると3,000円~20,000円というのが基本ですね。
もちろんこれは1人分の金額ですので、複数お子さんがいる場合には人数分ということになります。
受付も別にすることが多いので、封筒も人数分ということになりますね。
それなりに有名だったり栄えているようなところでは、ホームページや目に付くところに金額が明記されていたりします。
その場合はその金額をきっちり用意しておけばOKです。
もし明記されていない場合には問い合わせておくと安心なのですが、ほとんどの場合「お気持ちで…」なんて言われちゃいます。
「それが分からないから電話してるんですけどー!!」と叫びたくなりますが、その場合は5,000円~10,000円くらいを包んでおけば良いでしょうね。
御祈祷料は誰が支払う?
この御祈祷料は誰が払うのか…という問題ですが、なかなかシビアな問題ですよね。
可愛い孫のためと祖父母が支払うケースも増えていますが、実際は誰が用意する“べき”なのでしょうか?
ずばりこれ、親が用意するべきものとされているんです。
でも、やっぱり祖父母が用意すると申し出てくれる場合もありますよね。
お宮参りにおいては、赤ちゃんを抱くのは祖母(父方の)である風習が多いですし、祖父母が用意してはいけないものではありません。
せっかくの申し出を断っても角が立ちますし、その場合は好意に甘えておきましょう。
もし双方の祖父母から申し出があった場合には、父方を優先して御祈祷料を支払うようにしましょう。
母方の申し出の分は、その後の会食で使ったり、子供へのお祝いや記念写真・お宮参りのお着物代などにしても良いですし、後に控える他の行事で使っても良いでしょう。
その旨をさらっと父方の祖父母にも伝えておくとより円滑ですね。
お宮参りのお金問題は解決!
いかがでしたか?
子供にとっての初イベント、とくに1人目の場合はママもパパも新米で戸惑うことも多いでしょう。
最後に簡単にまとめると…
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- 御祈祷料は封筒(のし袋)に入れると丁寧(神社によっては現金の方がよい場合も)
- のし袋でも白い封筒でもOK
- 書き方としては上段に”初穂料”or”玉串料”・下段に子供さんのお名前
- お札は新札でなくてもOK!(ボロボロはNG)
- 御祈祷料は親が支払うべきだが、祖父母が申し出てくれた場合は甘えてOK[/su_note]
また、お宮参りは一般的には、男児は生後31日、女児は33日などと言われることが多いですが、地域によって違っていたりします。
最近では、天気や赤ちゃんとママの体調が安定している日に行かれる方も増えています。
赤ちゃんの最初の行事、お宮参りの素敵な思い出を残してくださいね。
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