初盆とはどのようなしきたりがあるのか・・・
人にはなかなか聞きにくいものですものですよね(;’∀’)
親族の初盆に出席する予定だけど、香典の相場はどれくらいなの?
などなど、
様々が疑問がわくことと思いまうす。
『知らないという事が失礼にあたりやすい』行事ですので、
まずはこちらでしっかりとお勉強しておいてください(o^―^o)
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初盆の香典の相場はどれくらい?親族の場合
初盆とは、四十九日を過ぎて迎える初めてのお盆を指すというのはご存知でしょう。
『新盆(しんぼん・にいぼん・あらぼん)』または『初盆(はつぼん)』と呼ばれます。
どちらも同じ意味を持ち、地域によって呼ばれ方が違っています。故人がお家に戻って来られる初めてのお盆ですから、お仏前や玄関に特別な白い盆提灯を飾るなど、供養が手厚くなる傾向があります。
親戚や知人を招いて法要を行う事が多く、重要な行事と言えますね。
ちなみに、初盆の白提灯は一年限りのものなので、お盆が終わる時に送り火で燃やしたり、お寺に供養をお願いするものです。(参考までに)
また、
四十九日を迎える前にお盆期間に入った場合は、翌年のお盆を『新盆・初盆』とします。(こちらも参考までに)
そして更なる参考までに・・・
(招く側になった場合の)法要の流れは簡単にこんな感じ。
- 仏壇や仏具を清める
- 精霊棚に供物を供える
- 僧侶を呼んでお経をあげて頂く
- 参会者で食事などの懇談の時を開く※宗派によって違いがあります。
そして本題★
初盆は香典を必ず準備します。
(普通のお盆であればお供えを持参しても良い)
金額は故人との関係や付き合い方を考慮して考えますが、
5,000~10,000が相場と言われています。
が、、、
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初盆の香典!表書きは薄墨?
初盆に招かれた場合の香典について、のし袋や薄墨などのマナーを紹介しておきます。
失礼のないように準備しましょう。
お盆は仏教行事ですので、
「御仏前」「御佛前」「御供物料」「御提灯代」などが基本です。
ちなみに、招く側が僧侶へのお礼とする場合「御布施」、僧侶への交通費などは「御車代・御足衣料」と書きます。
また、表書きの書き方は宗派によって変わりますのでいくつか紹介します。
- 浄土真宗 : 御仏前 (御霊前はNG!)
- 禅宗 : 御仏前
「御香料」「御香資」などの中立的な表現を用いる場合も多いです。
- キリスト教 : 「御霊前」「御花料」
キリスト教向けの香典袋(十字架が印刷されている物)がありますので、そちらを使用すると良いですね。
- 神式(神道) : 「御玉串料」「御榊料」(「御霊前」も許容範囲)
神式の場合は不祝儀袋ではなく、水引のシンプルなお香典袋を使いましょう。
初盆のお香典!郵送で送る場合のマナー
初盆ですので、本来は出向くのが一番ですが、、、
遠方であるなど、やむを得ない理由で出席できない場合もあるでしょう。
そんな時の、お香典の送り方やマナーを紹介します。
お手紙を添える事で、故人への気持ちを届ける手段になりますので、例文も紹介しますね。
- 香典の相場は同じく5,000~10,000円
- 香典袋を現金書留で送る
- 現金書留の袋に入れやすいように、印刷タイプの水引の物を使用するのがオススメ。
- 表書きは参列した時と同じで良い
現金ではなくお供え物を送る時は、御線香や日持ちのするお菓子が一般的で、3,000円前後の物が無難です。
初盆の便りが来ていた場合は、盆入り前日までに届くように送りましょう。
もし時期を過ぎている場合は、お悔やみの手紙に一言添えるようにすると喜ばれます。
<お悔やみの手紙・メッセージの書き方ポイント>
- 季節の挨拶は省いて本題から書き出しても良い
- 訃報を知った時の驚きや悲しみの言葉を添える
- 故人との思い出やお世話になった事への感謝を添える
- 故人の家族へのお慰め・ねぎらいの言葉を添える
- 参列できない場合はお詫びの言葉を添える
- 供物を添える・別送する場合はその旨を加える
【例】
初盆を迎えるにあたり、改めましてお悔やみ申し上げます。
本来であれば、初盆にお参りに行かなければならないところ、どうしても仕事の関係でお伺い出来ず、申し訳ございません。
遠方より合唱させていただくとともに、お気持ちだけですが、送らせて頂きました。
お花代の足しにでもしていただけましたら幸いです。
(※お悔やみの言葉とともに参列できない理由を添えて)
上記以外に、故人との思い出や自分の気持ちを添える事で、相手の家族にも慰めの言葉となります。
初盆は、故人が亡くなられてからさほど期間が空いていない場合が多いので、ご家族への配慮は欠かせませんね。
最後に
余談になりますが、お香典と初盆の花贈りをする場合は、一般的に白を基調として淡く準備します。
これは故人がお亡くなりになってから、日がまだ浅い事への配慮にもなります。
どうしても迷ってしまった場合は、お花を作ってくれる方に相談すると、その地域の風習に合わせて準備をして貰えるので大丈夫です。
もちろんマナーも大切ですが、故人を想う気持ちが一番のお悔やみになる事を忘れず、準備を進めたいものですね。
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