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七夕の短冊の色には意味があった!それぞれの色の意味や由来を解説

雑学

7月7日といえば七夕

七夕といえば…短冊にお願いごとを書いて笹の葉に飾るのが慣わしですよね。

 

幼稚園児が2人いる我が家でも、七夕が近づくと、幼稚園で飾る用に短冊を手渡されます。

スーパーなどの商業施設でも、同じように短冊をいただくこと、ありますよね(o^―^o)

もちろん短冊には願い事を書くわけですが、実はこの短冊の色にも意味があるってご存知ですか?

せっかく素敵な短冊飾りを用意するなら、今年はぜひチェックしてからにしてみてくださいね♪

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七夕の短冊!それぞれの色の意味とは

七夕の歌といえば「♪笹の葉さ~らさら~♪」がおなじみですが、

歌の中に「♪五色の短冊~♪」という歌詞があるように、七夕の短冊飾りは全部で五色です。

 

短冊のルーツ

実は、もともとは短冊ではなく、色違いの糸を飾り付けていたので、もちろんお願いごとを書くスペースはありませんでした。

 

その色にあわせて、お願いごとをしながら結びつけるというのがはじまりでしたので、

糸の色にはすごく重要な、それぞれ異なった意味をもっていたのです。

では、それぞれの色と、そこにこめられた意味を見ていきましょう。

 

赤の短冊の意味

赤のもつ行は“火”で、陰陽五行説では“礼”に当てはまります。

 

すなわち感謝の意味…とくに家族や先祖にまつわるお願いごとをするのに適しています。

「家族みんなが元気でありますように」だとか、「子供が幸せでありますように」といった

家族・先祖に対するポジティブで前向きな願いを書くのに使うと良いでしょう。

 

青(緑)の短冊の意味

青や緑は“木”行で、“礼”をつかさどります。

 

人間力を高めたい・成長したいといった願い事が適していますよ。

「○○ができるようになりたい」「目標を達成したい!」というような、自分自身に関するお願いごとはこの色を使いましょう。

 

黄の短冊の意味

黄色は“土”行で、“信”の意味をもちます。

 

対人関係や信頼関係などに関するお願いごとをするなら、黄色の短冊を使いましょう。

「友達がたくさんできますように」「アガリ症がよくなりますように」といった、人間関係での願いのほかに、

風水的な意味合いから、金銭的なお願いも黄色の短冊に書くと良いといわれています。

 

白の短冊の意味

白は“金”行の、“義”をつかさどる色です。

 

規律や義務などの決め事に関するお願い事が向いています。

「ダイエットを成功させる」「毎日お手伝いをする」といったような、決め事を守ろうという決意を短冊に書くと良いでしょう。

 

黒(紫)の短冊の意味

黒や紫は最も位が高く、“水”行の“智”をつかさどる色です。

 

適しているのは学業に関する願い事で、

「試験に合格しますように」「勉学に励めますように」というようなお願い事から、

「より多くの物事を知りたい」などという知的探究心に関することもOKです。

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七夕に短冊に願い事書く!その由来は?

上でもお話ししたように、そもそもは短冊に願い事を書くという風習ではなく、

糸に願いをこめてつるすという風習でした。

何がどうなって、短冊に願い事をかく今のスタイルになったのかを解説していきますね。

 

糸が短冊に変化

そもそも、七夕の風習は中国の行事が元になっていて、縫製の仕事をする織姫のように、自分も上達しますようにと願ったのがはじまりなのです。

それが次第に、書道などの手習いの上達を願うように変化していきました。

書道に関しては、短冊(当時は細長い紙を全て短冊と呼びました)に筆で願いごとを書くと、実際に書の練習にもなりますからね。

 

それと同じように、歌のおけいことしても短冊を書く習慣が使われていた…というふうに伝わっています。

短冊に和歌を書いてつるしておくという遊びが、貴族の間で一般的だったのですね。

糸から紙に変わったのは古く江戸時代ですが、そこからさらに時を経て、今の七夕へと形を変えていったというわけなんです。

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短冊の正しい書き方とは!

最後にちょっとワンポイント♪

あなたの願いが届きますように…、短冊の正しい書き方についてご紹介しておきましょう。

 

ポイント①:願い事は言い切りの形で

参拝など、お願い事全てに共通するのですが、

「○○になりますように」よりも、「○○にします」といった方が良いのです。

○○~ように…も、もちろんダメではないのですが、言い切りの形にしたほうが願いが叶いやすいと言われています。

自己暗示的なことでしょう。

「家族みんなが笑えますように」よりも、「家族みんなを笑顔にしたい(します)!」というような書き方のほうが、気持ちも強くなるのでおすすめです!

 

ポイント②:ネガティブなお願いはNG

人の不幸を願ったり、何かを破壊したいと願ったり、負のお願い事はいけません

「○○さんが不幸になりますように」よりも、「私は幸せになりたい(なります)」というほうが気持ちが良いですよね。

ほかにも、不吉なお願いごとや縁起でもないようなことは書かないようにしましょう。

願い事は常にポジティブに♪

 

ポイント③:色と願い事をリンクさせる

さきほど紹介したように、短冊の色と願い事の内容をリンクさせるのがおすすめです♪

おおよそその色であれば良いですが、こだわりたいあなたは、色にもこだわっていきましょう。

 

ポイント④:住所と名前を書く

個人情報の保護が騒がれる昨今なので、誰にでも見れるところに飾るにはちょっと怖いでしょうが、

本来は、住所と名前を書いておくのがお願い事の基本です。

誰のお願いか分からないと、神様も叶えようがないですからね…(笑)

住所は大体(市や区くらいまででOK)で良いですから、できたら書いておいたほうが良いのですが、

誰でも見れるようなところに飾るものの場合は、イニシャル程度にしておいたりする工夫が必要かもしれませんね。

本来の形は、住所と名前を書くことですが、

大衆が見る可能性がある場合には、住所とイニシャルにしたり、一度書いて上から黒の太いペンなどで重ねておくと良いでしょう。

 

ポイント⑤:具体的なことを書く

よくあるのが「幸せになれますように」「楽しく過ごせますように」などの具体性のないお願い事です。

これ!というお願いがなければ、「平和でありたい」「幸福招来」などでも良いですが、

具体的にある場合にはしっかり明記しておきましょう。

誰かの何かを願う場合には、誰のためなのかも添えましょう。(息子が受験に受かりますように…など)

 

今年の短冊は何色?

いかがでしたか?

 

「五色の短冊~♪」の歌詞を生まれてこの方、何十回..何百回?歌ったのか、

記憶していないほど歌ったにもかかわらず、短冊の色の意味なんて全く把握していなかったし、意味があることすら知らなかった!

という人がほとんどではないでしょうか。

実際に私も近年までそうでしたから(;’∀’)

これを知ってしまったアナタは、きっと今年から短冊の色を真剣に選ぶことになるでしょう。

適当に短冊を渡された日には、、、

「私、この色ではありません!〇色をください!」なんて言ってしまうかも(笑)

さらには、書き方や由来を知っておくことで、またとらえ方も変わってくると思います。

ぜひ今年の七夕は、以上のことを踏まえて、気合を入れて短冊に記入してみてくださいね♪

 

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