「今年は厄年だから厄除け(厄払い)に行こう!」
「最近、不運なことが続いているから、厄払い(厄除け)に行ってこようかな…」
こんな会話をされたり、聞かれたりすることがあると思います。
ところで、この「厄除け」と「厄払い」。
特に使い分けているわけではないけれど、何か違いはあるの?
あなたと同じように、ふと気になったワタクシが先に調べておきましたよ♪
また、あなたは「厄除け」や「厄払い」というと、神社を思い浮かべますか?それともお寺?
実はここにも違いがあったりします。
厄除けや厄払いの際のマナーなんかも併せて紹介していきますね!
厄除けと厄払いの違いとは!
「厄除け」と「厄払い」。
結論から言いますと、意味的には大きな違いはありません!
ただ、ここが違います!
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【厄除け】お寺。護摩祈祷など。
【厄払い】神社。神道にのっとった、祈祷の儀式による御払い。 [/su_note]
お寺か神社によって、言葉の違いがあるのが一般的のようです。
厄除け・厄払いは神社・お寺どっちが良い?
先にもご紹介した通り、お寺で受けるのが「厄除け」で、神社で受けるのが「厄払い」になります。
ですので、効果に変わりはありませんが、それぞれに行い方は違います。
お寺の厄除け「護摩祈祷」
薪(まき)を人間の煩悩と見立てて、煩悩を焼き清めます。
護摩修行を行った人へは、御護摩札として御本尊の分身が渡されます。
神社の厄払い
宮司や神職が振られる大麻(おおぬさ)に頭を垂れ、祝詞に耳を傾けます。
神道のしきたりにのっとった神聖な儀式による御払いが行われます。
どっちに行くべき?
当然ですが、これに決まりはありません。
ご自分の信念や、家系での決まりごとがあればそれに沿った方を選べば良いと思います。
また最近は、多少遠出をしても、厄除けや厄払いの有名スポットに出向かれる人も多いようですね。
厄除け・厄払いにマナーはある?
厄除けや厄払いに行かれる際には、気をつけていただきたいことがいくつかありますのでご紹介しましょう。
まずは日時の確認を
お寺や神社によって、いつでも行われているとは限りません。
行かれる神社仏閣が決まりましたら、日にちや時間を確認しておくほうがいいでしょう。
また、神社仏閣によっては、予め予約が必要な場合もありますから、注意しましょう。
服装は?
次に服装ですが、正装を心がけましょう。
男性であればスーツにネクタイ、女性であれば、フォーマルなワンピースが相応しいでしょう。
効果がないからもう一度?
「厄払い(厄除け)に行ったけど、あまり良くないことが続けて起こっている…」
そんな時、「効果がなかった!」と、もう一度厄払い(厄除け)に行ったり、
もっとご利益のありそうなところに行ったりということはやめておきましょう。
厄払い(厄除け)は1回行えば、その効果は1年続くといわれています。
何度も行くものではありませんので、1度済ませた後は、ご自分を信じて困難に立ち向かってください。
厄除けと厄払いの違い!まとめ
いかかでしたか。
厄除けと厄払いの違いは、
- お寺での祈祷か
- 神社で御払いか
という違いだけであることがお分かりいただけたかと思います。
どちらも似ている言葉なので迷うところですが、神仏混合している日本らしいといえば、納得のできる違いかもしれませんね。