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おたふく風邪の初期症状はどんな感じ?本格的な症状と完治までの期間

雑学

子供の頃に必ずかかる病気として認識されていた「おたふく風邪」

最近では、大人の方にも聞きますね。

一般的に有名な症状としては、ぷくぅっと頬が腫れるというイメージでしょうか。

ただ、周りにおたふく風邪にかかっている子(人)がいる場合、気になるのが感染ですよね。

となると、初期症状も気になってきます。

「もしかして、これっておたふく風邪?」と心配になることもあるでしょう。

ここでは、おたふく風邪の初期症状についてまとめてみました。

本格的な症状や、完治までの期間についても紹介していきます。

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  • おたふく風邪の初期症状はどんな感じ?
  • おたふく風邪の本格的な症状は?
  • おたふく風邪!完治までの期間は?[/su_note]

 

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おたふく風邪の初期症状はどんな感じ?

周囲に「おたふく風邪」の方がいらっしゃったとして、以下のような症状が出始めたら、ちょっと警戒してください。

首の痛み

じんじんと痛むのですが、最初は何かわからない事も多いと思います。

この後、触ると痛むようになり、耳下からあご、首の境目あたりまで腫れてきて、おたふく風邪の発症に気が付くのも珍しくありません。

腹痛や嘔吐・食欲不振

腸内環境が弱まって、軽い胃腸風邪のような症状が出る事があります。

頭痛や倦怠感

寒気や不快感なども重なって、風邪の症状に似ているので、首の痛みもリンパが腫れているのかな、なんて思う事も少なくありません。

「おたふく風邪」特有のはっきりとした症状が現れるか、病院での検査で判明するか、どちらかでしょう。

初期症状では気づきにくい!

上で紹介したような症状が、初期にあるケースもありますが、実際のところ、本格的に発症するまで気づきにくい傾向にあります。

とは言え、その潜伏期間もウィルスを持っているので、近くに居る人に移る可能性があります。

しかも、この期間のウィルスはどんどん感染力を高めている時なので注意が必要ですね。

おたふく風邪の初期症状は、普通の風邪と似ています。

しかもそのまま症状が強く発症せず、本人も気づかない状態もある為、感染を拡大させてしまうこともあります。

「いつもと調子が違うな」と思ったら、一度病院へ行って検査を受ける事も、感染を広げない為に重要ですね。

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おたふく風邪の本格的な症状は?

おたふく風邪を本格的に発症した場合、どんな症状が出るのか。

すべての人が以下の症状すべてに当てはまるわけではありませんが、一般的な症状を紹介します。

高熱が出る

38度から40度と、比較的高い熱が出る場合があります。

これはおたふく風邪のウィルスを排除しようとする免疫力の強さでもあり、大人になって予防接種の効果がきれていたり、予防接種を受けておらず抗体の無い人ほど高く出る場合があります。

耳下腺(じかせん)の炎症

ぼっこりと腫れ、その腫れは耳下の付け根あたりから首まで続きます。

非常に強い痛みを感じる事が多く、唾液が出ると強い痛みを感じるので、唾液が出ないような工夫をするとともに、脱水症状にならないように注意が必要です。

食事が食べられない

強い痛みがあるので、食欲不振になる事があります。

ですが食べないと回復する力も弱まり、脱水症状になる可能生もある為、スープやジュース、ゼリー、豆腐などといった、噛まずに飲み込める食材でカバーしましょう。

3日4日で回復に向かう

だいたいこのくらいの期間で、ひどい症状は治まって、食欲や元気を取り戻します。

ただこの時期はウィルスが弱まっているとはいえ、保持している事には変わりありませんので、この後数日間は気軽に外出せずに、感染を拡大させないように注意しましょう。

主な合併症

重症化する事で心配なのが合併症。

ここでは、可能性がある合併症を紹介します。

無菌性髄膜炎

ひどくなると後遺症を残す可能性があるため、注意が必要です。

頭痛や嘔吐、首が固くなるような症状がある時は迷わず病院に行きましょう。

おたふく風邪である事を先に連絡しておくと良いですね。

難聴

子どもが重症化する事でかかる可能性があります。

おたふく風邪からの難聴は治療法が無いので、生涯付き合っていかなければいけません。

卵巣炎

大人の女性に見られる症状で、下腹部の痛みを伴い、炎症が軽い場合は治療後また正常に機能するようになります。

不妊になる可能性は少ないですが、稀に両方の卵巣に強い炎症が起きた場合、要注意です。

睾丸炎

大人の男性に起こる可能性があり、おおよそ20%から30%ほどの人が発症すると言われています。

睾丸が赤く腫れて痛みを伴いますが、片方の睾丸に発症する事が多いです。

ただ生殖機能ですので、重症になった場合、不妊の可能性もあります。

流産の危険

妊娠中の場合、赤ちゃんに対しての影響ではなく、稀に流産の危険があります。

その他

骨髄炎肝炎など、早期発見が必要な症状も発症する可能性があるので

しっかりと休養をとりながら、自分の体調と向き合ってくださいね。

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おたふく風邪完治までの期間は?

上でもお話ししたように、本格的な症状が始まって3~4日で回復へと向かいますが、ウィルスはまだ体内に残っている状態です。

そのウィルスは、発症から10日ほどで消滅する事もあれば、1か月ほど残る場合もあると言われています。

徐々に弱まっていき、感染力も衰えていきますが、体力の衰えている人、免疫力の弱いご老人や子どもなど移りやすい人も多々居る事をしっかり頭に置いて、マスクをするなどのアフターケアも必要だという認識を持っておいてください。

ちなみに、おたふく風邪には出席停止期間があります。

特有の「腫れ」が出始めてから5日間を経過し、体調が良好ならOKです。

ただ、大人の場合は「出勤停止」になるわけではなく、企業によって対応が異なります。

熱も下がり、腫れも少し引いたから大丈夫!と軽視せず、感染を拡大させないよう、細心の注意を払う必要がありますね。

おたふく風邪は重症化が怖い

誰しも1度はかかると言われる「おたふく風邪」。

なんの心配もないように感じてしまいがちですが、実は感染力が非常に強く、重症化すると一生後遺症が残るかもしれない可能性のある恐ろしい病気です。

なので、最近では乳幼児の予防接種に任意で含まれていますね。

たいていの場合は、5日もすればほぼ完全に良くなりますが、くれぐれも侮らず、お医者さまの指示に従い、しっかりと休養をとってくださいね。

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