夜中、子供の咳で眠れない・・・。
苦しそうで気になる・・・。
親としては、自分のこと以上に心配になりますよね。
今回は、夜中に出る子供の咳に、
一度で始めるとなかなか止まらない咳に
どんな対処法があるのか?
どんな原因・病気が考えられるのかについてまとめてみました。
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夜中に子供の咳が止まらない!どう対処すれば良い?
咳が出ると言うのは、大人・子ども関わらず、体に何らかの異常が起きているというメッセージ。
体の中に入ったウィルスや細菌などの異物を、体の外に排除しようとして咳が出るのです。
子供の咳が止まらない!
夜中は特にひどい!
ということなら、以下のことを一度お試しください。
加湿する
乾燥した空気だと喉が痛み、また咳が出て、さらに喉が悪化するという悪循環に陥ってしまいます。
お子さんの寝室だけでも、加湿器をつけたり、濡れたタオルを干すなどして湿度を高めてあげてください。
水分をとる
空気の湿度をあげるほか、喉の乾燥を防ぐため、お茶や水などを与えてください。
この際、冷たすぎるものは喉へ刺激を与えてしまうので、常温のものを選んでください。
また、一度に大量に飲むのではなく、何回かに分けてこまめに水分補給を!
枕元に置くなどして、咳が出始めたらすぐに水分が摂取できるようにしておきたいですね。
体を少し起こす
喉に痰が溜まるのを防ぐために、上半身を少し起こして寝かせてあげましょう。
首だけを起こすとかえって喉に詰まってしまうので危険ですので、あくまで上半身ごと起こしてくださいね。
そのままゆっくり背中をなでながら、時々水分を与えて、呼吸が落ち着いてからゆっくり寝かせてあげてください。
また、あまりに寝つきが悪そうなら、赤ちゃんの場合は抱っこして寝かせてあげるのも手です。
はちみつを飲ませる
お子さんが2歳以上なら、殺菌作用の強い”ハチミツ”がおすすめです。
スプーン1杯程度のはちみつを直接スプーンから飲むか、お湯に溶かす、牛乳に溶かすなどして飲ませるのが良いでしょう。
甘くて飲みやすいので、そんなに嫌がらずに飲んでくれると思いますよ。
ツボを押す
人によって効果に個人差はありますが、咳の症状を抑えるツボというものがあります。
肘の内側の、関節の上の方の「尺沢」という場所を押すのがポイント。
そこを少し痛いと感じるくらい強めに押すと、即効性があります。
また、鎖骨と鎖骨の間にあるくぼんだ部分「天突」を軽く押すのもおすすめです。
痰がからんでいる場合、基本的に痰を排出してあげないといけないので、
市販の咳止めなどの薬は飲ませない方がいいと言われています。
出来るだけ、お医者さんでお薬を貰ってあげてください。
痰を排出できる薬や、気管支を広げてくれる薬なども処方してもらえますよ。
子供の咳が止まらない!どんな病気が考えられる?
なぜこんなに咳がでるのか?
どうしてなかなか咳が止まらないのか?
こんな場合は、どんな病気が疑われるのか?
今後の為にも知っておいた方が良さそうですよ!
風邪
よくある喉の風邪です。
喉の痛みを強く訴えたり、鼻水に色がついていたりすれば、まず風邪を疑って良いでしょう。
下記でも紹介しますが、風邪から引き起こされる他の病気もあるので注意が必要です。
クループ症候群
風邪症状から始まり、呼吸困難などを引き起こす危険な病気です。
幼児に多くみられます。
声が枯れる、ケンケンというような咳が出る、ゼイゼイとぜんそくのような呼吸が出るというのが主な症状です。
急性気管支炎
気管支に、ウィルスなどを原因として炎症が起きることを言います。
最初は乾いた咳から、だんだん痰を伴った湿った咳に変わります。
ウィルスによっては発熱なども伴います。
アレルギー
布団などについたダニなどにより、咳が止まらない、鼻水が止まらないといった症状が出ます。
そのまま、ぜんそくや気管支炎などが発症することがあります。
布団は常に清潔にするよう心がけましょう。
肺炎
風邪と似た症状ですが、咳だけが1週間から一か月ほど続くのが特徴です。
原因はウィルス性や細菌などによって様々で、風邪と勘違いされることも多いです。
ウィルスによっては発熱なども伴います。
単に「咳」と言っても、種類も様々ですし、原因も様々です。
単なる風邪で、寝ていればすぐに治る。。。
そう思っていたのに、なかなか咳が止まらない。
特に夜中の咳がひどくて、眠れない!
そんな時は、迷わず受診しておくことをオススメします。
熱もなく咳だけなのに・・・?
そんな場合は何科を受診すれば良いのでしょう?
以下で説明していきます。
市販の薬では止まらない咳。何科を受診する?小児科?耳鼻科?
鼻水が出る、くしゃみが止まらないと言う明確な症状がある場合
また大人の場合は、耳鼻科に行くのも良いですが、
子供の病気の場合、まずは「かかりつけの小児科」をおすすめします。
お子さんは自分の口でうまく症状を説明できず、
そんな子供の反応に慣れている、小児科の先生の方が安心感があると思います。
また、喉だけではなく肺の音を聴いたり、必要であればレントゲンを撮ったり、
小児科でもしっかりと検査して頂けますよ。
まれに、近所の小児科にいっても解決しない場合、
「呼吸器科」「耳鼻科」などの受診を勧められることもあります。
その指示に従うのも良いですし、
セカンドオピニオン(今担当している医師以外の医師の意見)を求めることも一つの手です。
何か気になることがあったら、遠慮せずにどんどんお医者さんに訊いてみる方が良いですね。
最後に
咳が出てからではなく、出来る範囲で普段から保湿を心掛ける、寝室を清潔に保つなどして、対策をしておきたいですね。
また、咳は体の異常のSOS。
安易に考え過ぎず、可能な限り受診しておく方が安心です。
お大事に。。。(*˘︶˘*).。.:*♡