最近では「オカマ」という言葉はあまり使わないですよね。
テレビを見ていても、「オネエ」「ニューハーフ」「ゲイ」などと言われる人たちの露出も多く、私たちも、ひと昔前のような偏見もあまりなくなったように感じる今日この頃。
事実、私は「オネエ」と呼ばれる人達が大好きです♪
女子の私よりも女子力が高く、女子トーク炸裂でおもしろい!
ぜひともお友達になって欲しいのですが、残念ながら私の周りにはいなくて残念。
そんなオネエ達の日があることをご存知ですか?
4月4日は「オカマの日」★
今回はそんな「オカマの日」の由来について紹介していきます。
なにかイベントのようなことが行われるのかどうか。
さらには行事食のように、「オカマの日」に食べるものがあるらしいので、その辺りも調査してみましたよ!
オカマの日はなぜ4月4日?意味や由来は?
1985年4月4日に、大阪ミナミのニューハーフパブ『ベティのマヨネーズ』がオープンしました。
よーく考えてみてください。
オカマ=オネエは、男性と女性の中間と考えることができますよね。
- 3月3日は桃の節句=女の子の日
- 5月5日は端午の節句=男の子の日
4月4日はその中間で、男の子と女の子の中間の日ということになるわけです。
ね!良く出来てるでしょ♪
なんとも納得の意味・由来ですよね。
毎年『ベティのマヨネーズ』では、4月4日にイベントが開催されるようになりました。
この習慣が、新宿二丁目や他の繁華街などにも広がっていき、オカマの日が制定されたと言われています。
どこかの特別な機関が制定したものではなく、オカマ(オネエ)仲間で広がっていった記念日なんですね。
こういうの、ちょっと面白いし素敵だと思ってしまうオネエ贔屓の私って(笑)。
オカマの日のイベントってどんなの?
3月3日の桃の節句には雛人形を飾ったり、5月5日の端午の節句には兜や鯉のぼりを飾ったりしますが、4月4日のオカマの日は、何か飾ったりイベントを行ったりするのでしょうか?
残念ながら、現在のところオカマの日だからといって、特別なイベントは行われていません。
ですが、上でも紹介したように、ベティのマヨネーズをはじめとして、新宿二丁目などのバーでは、お店ごとのイベントは行われているようです。
なんだか盛り上がりそうですよね♪
オカマの日にはこの食べ物!
桃の節句には、ひなあられや甘酒を、端午の節句には、ちまきや柏餅を食べますが、オカマの日には何を食べるのでしょうか?
実は、4月4日のオカマの日に食べるのは「釜飯」だそうです。
理由は簡単ですね。
【オカマ→カマ→釜】のようですね(笑)。
無理矢理と言えば無理やりですが、行事食のようなものを作ってしまうなんて、シャレもきいていて面白い!
と、またまたオネエ贔屓の私は嬉しく思ってしまいます。
どのような具材の釜飯を、どういったスタイルで食べるのか、興味津々です!
オカマの日も国民行事にしてもいいかも♪
まだまだ、国民行事とはいかない「オカマの日」ですが、毎日のようにテレビでは「オカマ」と言われる人たちが活躍されているのを見ると、いつの日か「オカマの日」のイベントが確立される日が来るかもしれませんよね。
というか、個人的には確率されて欲しいですけどね。
参考までに、4月4日は「オカマの日」以外に、1996年に発足された団体、性同一障害者を支援するグループ「TSとTGを支える人々の会」が、「トランスジェンダーの日」と制定しています。
「トランスジェンダー=オカマ」と思われている方も多いと思いますが、トランスジェンダーとは、男女の壁を乗り越える、男性女性の性別を超えた第三の性を指しているようです。
そういった意味でも、4月4日のオカマの日をお祭り的に捉えるのではなく、性同一障害をもっと広くとらえ、それを理解し合い、共に尊重し合って生活できることを考える日と位置づけるのも、真剣に良いと思うのですが。