誰もが1度くらい「ものもらい」になったことがあるのではないでしょうか。
痛みやかゆみがひどくなくても、気になるものは気になりますよね。
一刻も早く治したいけれど、眼科に行くほどひどくはないし…
ということで、悩むのが、
- どんな目薬が効果ある?
- コンタクトの場合はどうすれば良い?
- 妊娠中でも大丈夫…?
そんな疑問にお答えして、ものもらいを治すお手伝いをさせてください!
市販の目薬・コンタクトの場合の目薬・妊娠中や授乳中の使用について説明していきます。
ものもらいに効果のある目薬 市販でおすすめは?
できれば眼科に行きたいけど、すぐには行けないという人もいれば、
まだそこまで酷い状況ではないという方もいらっしゃいますよね。
”ものもらい”は、よほど悪化していなければ、市販の目薬でも十分に治療することができます。
まず市販の目薬を選ぶ際には、必ず「ものもらい用」であることを確認してください。
抗菌作用がなかったり、症状が違う場合には意味がなくなってしまいます。
それを踏まえて、おすすめの目薬をご紹介します。
[su_box title=”ロート抗菌目薬” style=”glass” box_color=”#0e5a93″ title_color=”#ffffff” radius=”6″]
名前にもはや「抗菌」と書いてありますね。
こちらは使い切りタイプのものとボトルタイプのものがあり、使いやすいほうを選べるのも特徴です。
使い切りタイプは1回分ずつ小分けになっています。
もし外出先で足りなくなった場合には困ってしまいますが、
ボトルタイプの場合は防腐剤が入っているので、少なからず炎症への影響が出る可能性を考えると
使い切りタイプをオススメしたいところです。[/su_box]
[su_box title=”大正製薬 アイリスα” style=”glass” box_color=”#0e5a93″ title_color=”#ffffff” radius=”6″]
ものもらい・はやり目・まぶたのただれ・目のかゆみに効果がある使い切りタイプの目薬です。
もちろん抗菌作用もあるので安心してくださいね。
サラサラとしたタイプの目薬なので、目を保護するはたらきもあります。
「はやり目」の可能性がある場合にはこちらを選んでおくのが賢明でしょう。[/su_box]
[su_box title=”サンテ 抗菌新目薬” style=”glass” box_color=”#0e5a93″ title_color=”#ffffff” radius=”6″]
全国の薬局・薬店で取り扱いがある、最も知名度の高い目薬がこちらです。
ボトルタイプのみですが、必ずといっていいほど置いてあるので安心。
アイリスαと同じく”はやり目”などにも効果があり、子供でも使えるように低刺激にこだわって配合されています。
ただし1歳未満の自分で症状を判断できない子供の場合には、医師の診断を受けることを推奨しています。[/su_box]
”ものもらい” コンタクトの場合はどうすれば良い?
そもそもが、ものもらいになった場合にはコンタクトの装着は厳禁です。
とくにソフトレンズは細菌の繁殖しやすい環境にしてしまうので、悪化を助長することになってしまいます。
さらにコンタクト用で「ものもらいが治療できる目薬」は存在しません。
なので、ものもらいを市販の目薬で治療しながらコンタクトを装着することは不可能ということです。
しかしながらどうしてもコンタクトが必要な場合があるでしょう。
その場合には、目薬を使いながらもコンタクトを装着する方法が1つだけあります。
ものもらい用の目薬を点眼して、10分~15分置けばコンタクトの装着が可能になるのです。
どうしてもコンタクトを使う必要がある場合には、この方法をおすすめします。
ですが、やはり一番はコンタクトの装着も控えておくことだと覚えておいてくださいね。
ものもらいの目薬 妊婦さんや授乳中でも大丈夫?
さて、女性が気になるのはやっぱり妊娠中や授乳中の使用ですよね。
子供に影響があるのであれば、目薬による治療は諦めなくてはなりません。
目薬とはいえ薬ですから、もしかして…?と思いますよね。
まず使用する期間の話ですが、妊娠初期(4週~12週)は胎児が奇形になる可能性があるといわれています。
それ以外の期間(授乳中も含む)においては、使用して良いものとダメなものがあります。
市販のものに関しては「妊娠中・授乳中の使用」に関しての表記があればそれを参考にしてください。
成分でいえば、「プラノプロフェン」「トラニラスト」が含まれていれば、使用してはいけない目薬ですので使用を控えましょう。
眼科での処方の場合には医師の判断に従ってくださいね。
ただしどちらの場合も「母子ともに正常である」ことが前提となりますので、
何らかの問題や心配がある場合には、かかりつけの産婦人科に相談する必要があります。
また”ものもらい”は、免疫の低下により発症しやすくなりますので、妊娠中はとくになりやすいということも覚えておいて下さいね。
さいごに
ものもらいは感染こそしませんが、長引いたり軽度の外科手術が必要になる場合があります。
そうなってしまう前に、早めに処置することが必要です。
そのために市販の目薬を使うというのはとても良いことですが、使い方や選び方を間違えないように注意していただきたいところですね。
ちなみにこの「ものもらい」ですが、地域によって名称や指す症状が違う場合がありますので、その辺りも確認しておくとより確実になります。
いずれにせよ、不快な症状ですので、一刻も早く治るといいですね(..◜ᴗ◝..)