さあ節分だ!
恵方巻も、福豆も用意した!
鬼さん役も確保した♪
そこで娘が聞いてきた。
「夕飯は恵方巻だけ?ちょっと物足りなくない?」
チッ!せっかく夕飯作りをサボれる日だと思っていたのに…。
仕方ないから何か一品考えよう。
え~っと、巻き寿司に合うおかずは・・・。
ということで、ここでは旬の食材を使った恵方巻に合うおかずを紹介します。
また、節分に欠かせない?イワシの由来についても調べてみましたよ。
恵方巻に合うおかずでもう一品追加♪
天ぷら
旬野菜の天ぷらを大盛り皿に盛るだけで、食卓が華やかになりますね。
【材料】
- 旬野菜やイワシなど、お好きな具材
- 天ぷら粉
- 塩
- 冷水
- 油
旬野菜は、ふきのとう・春菊・ごぼうなどお好きなものを。
葉ごぼうの炒め煮
食物繊維が豊富な葉ごぼうは、葉・茎・根に分けられますが、炒め煮に葉は使いません。(葉を使った佃煮も美味しいですが)
【材料】
- 葉ごぼう
- 油揚げ
- 油
- 水
- 調味料(酒・砂糖・醤油・ほんだし)
【作り方】
葉ごぼうの茎部分は、棒などで叩き、繊維を断ち食べやすくした後に3cm程の大きさに切ります。
根の部分はよく水洗いをして、薄めの斜め切りにする。
鍋に油を敷き、葉ごぼうを炒めます。
しんなりしてきたら、材料が少し漬かる程度の水と食べやすい大きさに切った油揚げ、お好みの分量の調味料を加えて煮ます。
こんにゃくのピリ辛煮
こんにゃくは昔から『砂おろし』といわれ、食物繊維を多く含み、お通じが良くなる食品です。
体内の汚いものも、鬼とともに外に出してしまいませんか。
【材料】
- 板こんにゃく
- 鷹の爪
- 水
- 調味料(酒・砂糖・醤油・ほんだし)
【作り方】
板こんにゃくに塩を振り、揉んだ後、湯通しする。
お好みの大きさに切り(我が家では一口サイズにしています)、鍋に入れ、中火でこんにゃくについた水分をいったん飛ばす。
こんにゃくが少し漬かる程度の水、調味料を入れて弱火で水分がなくなるくらいまで煮る。
輪切りにした鷹の爪を少量入れて、少し煮れば出来上がりです。
春菊の胡麻和え
春菊はβカロテンやビタミン類など、女性にとって嬉しい栄養が詰まっています。
鬼の形相になって子供を叱っているお母さんも、お肌にいい春菊を食べて笑顔になりませんか。
はい。それは私のことなのですが…。
【材料】
- 春菊
- 胡麻
- 調味料(醤油、味の素、ほんだし)
【作り方】
春菊を茎の方から茹でます。
茎の太いほうは、細めに、葉の方は1cmくらいに切ります。
茹でた春菊の絞り、胡麻、調味料を加えて出来上がりです。
山芋チップス
山芋は、疲労回復に役立つ消化酵素が豊富です。
山芋チップスは作るのも簡単で、何より、我が家の子供たちも大好きでパクパク食べてくれます。
おやつ感覚で山芋を食べてみませんか。
【材料】
山芋だけ!
【作り方】
薄めの輪切りにして、フライパンで焼き塩を振ります。
焦げ目が付くくらいが美味しいです。
おつまみにも♪
節分にはずせないおかず!イワシの由来
関東の人は、関西の人よりも節分にイワシを食べることは少ないようですが、私も昔から節分にはイワシを食べています。
どうして、イワシなのか?
諸説ありますが、イワシは焼くと他の魚と比にならない程に煙が出て、鬼が嫌がって逃げていくと言われています。
また、季節の境目である節分の頃に、人は体調を崩しやすいもの。
イワシは大変栄養価が高く、糖尿病やガン予防にも効果があるといわれています。
そのために、節分にイワシを食べると体調を回復できるとして、昔の人々は好んで食べたのでしょう。
さいごに
よく考えてみれば、節分ってすごくおもしろい風習だと思いませんか?
鬼(役)に豆を投げつけ、年の数だけ豆を食べ、恵方巻をほおばる。
煙がたくさん出るイワシを焼き、鬼(厄)を払う。
そんなの迷信だよ~!と言いつつも、律儀に毎年節分を行う我が家。
結局はこの行事を気に入ってるのでしょうね(笑)。