にんにくの臭いはエチケットの大敵!
「全然気にしない!」という方も実際いらっしゃいますが、
本人が気にしなくても、やはり他人からすれば不快なものです。
とは言え、ニンニクの効果が絶大なのは周知の事実。
疲れがたまっていると感じた時や風邪をひいた時などにも欠かせませんし、
なんと言っても、たまにどうしても食べたくなってしまう美味しさも魅力。
にんにくの臭いを気にせずに食べることができたら・・・と思いますよね。
ここでは、そんな手ごわい”ニンニクの臭いを消す方法”を紹介していきます。
食べてしまった後の方法から、食べる前の予防策、そもそものニンニクの臭いの原因にも触れています。
あのニオイを次の日に残さない為の参考にして頂ければ幸いです。
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にんにくの臭いを消す方法!即効性があるのは?
ここでは出来るだけ即効性のある方法を紹介していきます。
[su_service title=”生のリンゴを食べる” icon=”icon: pencil-square-o” icon_color=”#d46f09″]
臭いを消す果物として有名で、ポリフェノールや酵素に消臭作用があります。
一番良いタイミングはニンニクと一緒に食べることですが、食べてしまった後でも多少なりとも効果はあります。
手軽にジュースで摂取!と言いたいところですが、残念ながらジュースなどは加熱処理をしているので酵素の量が減っていて、効果は少なくなります。
そして最大のポイントとして、リンゴは皮ごと食べてください!
皮に多く含まれる消臭成分がカギです![/su_service]
[su_service title=”お茶を飲む” icon=”icon: pencil-square-o” icon_color=”#d46f09″]
カテキンやフラボノイド系には殺菌や消臭効果があります。
ウーロン茶やジャスミンティー、マテ茶、濃いお茶などの効果が高いです。
できれば、食後ではなく食中に飲んでおく方が効果に期待できます。[/su_service]
[su_service title=”ポリフェノール類を一緒に食べる” icon=”icon: pencil-square-o” icon_color=”#d46f09″]
ポリフェノールには消臭効果があり、にんにくと一緒に食べることで効果を発揮します。
一緒に食べやすいのは野菜で、「パセリ」「ほうれん草」「ごぼう」「うど」などがおすすめです。
ブルーベリーやプルーン、チョコレートなども効果があります。[/su_service]
[su_service title=”歯を磨く、うがいをする” icon=”icon: pencil-square-o” icon_color=”#d46f09″]
一時的な方法ではありますが、口臭を消すためにはかなり効果的です。[/su_service]
[su_service title=”ガムを噛む” icon=”icon: pencil-square-o” icon_color=”#d46f09″]
こちらも一時的な対処法ですが効果はかなり高いです。
特にミント系のガムが良いでしょう。
ガムを噛むことで、ニンニクの臭いを消す・・・というよりは、誤魔化している状態だと言えますが。[/su_service]
[su_service title=”タブレットや口臭清涼剤を使用する” icon=”icon: pencil-square-o” icon_color=”#d46f09″]
直接胃に作用するので一番確実で即効性がある方法だと言えます。
ですが、どんな口臭タブレットでも良いというわけではなく、にんにくの強烈な臭いに対向できる専用のものを使わないと意味がありません。
小林製薬の「ブレスケア」なんかがそれに当てはあります。
とは言え、もとから完全に無くす効果はないので、一度の摂取ではなく、臭いが気にならなくなるまで摂取し続けた方が良いですね。[/su_service]
[su_service title=”汗をかくようにする” icon=”icon: pencil-square-o” icon_color=”#d46f09″]
汗によって体内に残っている臭いを排出することができるので、
お風呂でもサウナでも運動でも、汗をたくさんかくように意識しましょう。
水分をたくさん摂ってから運動をすると効果が高まります。
にんにくを食べた後は、消化・吸収されたニンニクが血液に乗って全身を巡るので、なるべく早く分解・排出する必要があります。
それぞれの効果は、食中もしくは食後すぐに対処できるかどうかで変わってきますので、短時間勝負だと思ってください!
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次の日に残さない為に!にんにくを食べる前の予防方法・臭い対策とは
ここでは、ニンニクを食べる前の工夫について紹介します。
[su_service title=”にんにくを加熱する” icon=”icon: pencil-square” icon_color=”#623202″]
次の章で詳しく紹介しますが、臭いの元になる成分「アリナーゼ」は熱に弱く、ボイルや焼くことで働きを失います。
アリインだけなら臭いは発生しません。
電子レンジでの加熱でも効果がありますが、切る・潰すなどの作業の前に加熱するのがポイントです。[/su_service]
[su_service title=”他の食材と一緒に食べる” icon=”icon: pencil-square” icon_color=”#623202″]
アリシンがほかの成分とくっつくことで臭いの発生を軽くします。
肉料理や魚料理がおすすめで、さらにレモンや生姜、春菊などの防臭効果のある食材と食べることで効果はより高まります。[/su_service]
[su_service title=”牛乳や乳製品を飲む” icon=”icon: pencil-square” icon_color=”#623202″]
これは有名な方法ではありますが、ニンニクを食べる前に飲まないと意味がありません。
乳製品に含まれる”たんぱく質”や”脂質”が、ニンニクの臭いの元「アリシン」を包み込み臭いを抑えますが、
にんにく料理の後に牛乳を飲むと、後味が悪いだけでなく、それに値するだけの効果が得られない場合が多いので注意です。[/su_service]
一度全身に回ってしまうと、それを排出するのはかなり困難になってしまいます。
ニンニクを食べる前から、できるだけ早く対処した方がよいと思ってください。
ニンニクの臭いの原因と持続時間
ニンニクを食べるとクサい!と思いがちですが、ニンニクまるごとの臭いはそれほど強烈ではないですよね。
それは臭いの原因である「アリイン」という薬効成分に秘密がありました。
その秘密とは・・・
[su_service title=”にんにくを切ったり潰したりすると発生” icon=”icon: exclamation-circle” icon_color=”#c90628″]
ニンニクの組織を潰すことで、アリインという成分とアナリーゼという成分が化学反応を起こして「アイシン」という物質が出来上がります。
このアリシンが、あの臭いを発生させるのです。[/su_service]
[su_service title=”アリシンは体内で分解される時に変化する” icon=”icon: exclamation-circle” icon_color=”#c90628″]
発生したアリシンは、体内で分解される際に、アンモニアやピルビン酸を発生させるのでイオウ臭さが出てきます。
どちらも汗や尿、酸っぱいニオイという不快な刺激臭の元になるのです。[/su_service]
このように、口内に残ったニンニクが口臭となったり、体内に吸収されてから体臭として臭いを発します。
本来、口臭はは3時間ほどでなくなるものですが、
体臭として出る臭いが、腸や肺に残ったりしみついたりする為、口臭もなかなか無くならないのが現実なのです。
また、食べたニンニクが消化・吸収され、全身を血液とともにめぐることも原因のひとつになります。
一般的に15時間、完全になくなるには48時間ほどかかると言われていて、
しかも全身に回って汗腺からも臭いを出すため、全身が臭いような感覚に包まれることになるのです。
さいごに
栄養価も高く、できれば積極的に食べたいニンニクですが、エチケットの事を考えるとひと手間かけた方が良さそうですね。
臭いは食べた量や個人の代謝によって消えるまでの時間が変わってくるので、
大事な用事がある時は、やはり避けた方が無難だと言えるでしょう。
健康の為にどうしても・・・という場合は、サプリで摂取するのも一つの手です。
ただ、やはりあの美味しさはサプリでは味わえないので、
できることなら食事前からキッチリとした対策をして、できるだけ臭いを残さないよう工夫するのも大人のマナーなのかもしれません。
もしくは金曜日の夜にガッツリ食べて、月曜日には清々しく出勤というのもありですよ♪
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