最近話題のアルガンオイル。シミにも効果があるとか!
ホントかなぁ…と少々お疑いのあなたへ。
ここではアルガンオイルのシミへの効果や、肌全体への効能、日焼け後の肌への効果&使い方について、そのメカニズムとともにご紹介しています。
アルガンオイルを使うにあたって、ぜひ知っておいていただきたい内容になっておりますので、ぜひご覧くださいませ。
アルガンオイルのシミへの効果とは!
まずアルガンオイルには、シミを予防・改善するような効果が“ある”と言われています。
その根拠は主に以下の2点です。
お肌のターンオーバーを誘発する
アルガンオイルには、お肌のターンオーバー(古い角質がはがれ、新しい肌に生まれ変わること)を誘発するようなはたらきがあります。
このターンオーバーは美容に関して欠かせない現象で、実は19歳を境に周期がじわじわと長くなっていき、これが老化の原因になってしまうのです。
長い間お肌が生まれ変わらないことにより、シミの原因となる色素沈着が定着してしまい、濃くなっていくんですね。
つまりターンオーバーを促進しておけばシミができにくくなるだけでなく、すでに色素沈着してしまっているものも徐々に薄くなっていくという原理です。
またターンオーバーすることでお肌も若々しく生まれ変わりますし、美肌にもつながります。
豊富なビタミンEでアンチエイジング
アルガンオイルにはビタミンEが豊富に含まれているのですが、このビタミンEには強い抗酸化作用があります。
抗酸化作用といわれてもピンとこないかもしれませんが、簡単に言えば、アンチエイジング(老化防止)のはたらきがあるということ。
若々しくハリのあるお肌、シミやしわ・そばかすのないお肌、潤いのある艶々したお肌を目指す人には欠かせない栄養素なんですね。
とくに油分に溶ける性質があるので、乾燥肌の人にはおすすめです。
アルガンオイル!シミ以外の肌への効果
さきほどシミについての効果は紹介しましたが、アルガンオイルにはほかにも様々な効果が期待できます。
ここでは主にお顔のケアについてお話ししていますが、アルガンオイルは全身の肌に有効ですので、乾燥など気になる箇所に使ってみてくださいね。
以下に肌への効果を紹介します。
高い保湿力
やはりオイルということで、高い保湿力が目立ちます。
普段の基礎化粧品は、主に油分で保湿力を高めるようになっています。
美容液や化粧水などでお肌に水分と栄養を補給してあげて、その上にクリームや乳液で蓋をしてあげるようなイメージですね。
その蓋をする効果というのは油分が多いほど強くなるのですが、そもそもオイルであればその効果が高いことは言うまでもありません。
アルガンオイルを普段のケアに取り入れることで、お肌に入れた水分や栄養をしっかりととどめておくことができます。
またオイルといえばべたつきが気になってしまいますが、アルガンオイルはなじませるとさらっとする特徴があります。
保湿力は高くて、栄養成分も入っていて、べたつきが少ないと来れば使わない手はないですよね。
ブースターとしての機能
アルガンオイルには、お肌をやわらかくして、化粧水や美容液の成分が浸透しやすくするはたらきがあります。
それを「ブースター」と呼ぶのですが、何らかの効果を促進させるというような意味合いをイメージしてみてください。
ニキビや吹き出物の予防・改善
アルガンオイルには抗菌作用があるため、ニキビや吹き出物などを予防したり改善したりする効果も期待できます。
油分が多いと発生すると思われがちなニキビですが、実は不潔や乾燥によっても生じる可能性が高いんですね。
そのため、アルガンオイルで抗菌しながら程よい保湿をしてあげることで、まずニキビができにくくなるというわけです。
もしすでにできてしまっている場合でも、アルガンオイルの”毛穴に入り込む性質”や”抗菌作用”のおかげで、普段より治りが早くなるとも言われています。
アンチエイジング力抜群
さきほども触れましたが、アンチエイジングにおいてはアルガンオイルはとてもおすすめです。
- シミ
- しわ
- そばかす
- お肌の乾燥
- ツヤ
- ハリ
- くすみ
- キメ
- 美白
などなど、お肌で気になることがあれば、たいていのものはアルガンオイルを使用することで大なり小なり改善されるといわれています。
普段のケアにひと手間加えるだけで、これだけの効果が期待できるとなると、今すぐ買いに行きたくなりますよね(笑)。
アルガンオイル!日焼け後の肌への効果と使い方
それでは最後に、日焼け後の肌への効果と使い方について解説していきます。
今回はお肌全般についてまとめていきますので、顔だけではなく全身に使える方法を紹介します。
日焼け後の肌への効果
日焼けをしてしまった肌にアルガンオイルは以下のようなはたらきをします。
若干重複する部分もありますが、”日焼け後の肌”に必要なことですので、もう一度解説していきます。
シミを防ぐ
お肌のターンオーバーを促進することで、そもそもシミをできにくくすることができるというのは、さきほどもお話しした通りです。
シミというのは、日焼けをしてできたメラニンが肌に定着してしまうことからできていき、それが重なることで、重なった部分の肌がどんどん色濃くなっていくことで気になるお悩みになってきます。
1日日焼けしたからといってすぐシミになるわけではありませんが、逆に長く組み重なってきたものが形になってしまうので、できてからではなく、日焼けしたらすぐにケアしておくのがベストなのです。
そんな日焼け後のお肌に、肌なじみの良いアルガンオイルは最適というわけです。
乾燥を防ぐ
日焼けをした後のお肌というのは、きわめて乾燥しやすくなっています。
こちらも先ほど紹介しましたが、ここで救世主となってくれるのがアルガンオイルの優れた保湿能力。
乾燥を防ぐことでシワやお肌の劣化なども予防することになって、総合的にお肌を守るということにつながるのですね。
日焼け後の肌への使い方
優れた効果・効能を持つアルガンオイルですが、使い方を間違えると残念な結果になりかねません。
おすすめの使い方を要点ごとに紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1度に使うのは数滴でOK
アルガンオイルは伸びがとても良いので、1度にそうたくさん使う必要はありません。
特別に部分的なシミを改善したい!というような場合は別ですが、全体的になじませる場合は数滴を伸ばす方法で十分です。
基礎化粧品に混ぜてもOK
使い方として、アルガンオイルを単品で使うよりも、ほかのものと重ねづけしたり、混ぜたりして使ったほうが効果的だそうです。
アルガンオイル自体にも栄養素や保湿能力があるのですが、あくまでブースターとして最初に持ってくるとより効果が高められるということですね。
日焼け前にもアルガンオイル
実はアルガンオイルには、微量ながら日焼け止めの効果もあります。
ですので、日焼け止めを塗る前にもアルガンオイルと化粧水を塗っておくことで、日焼け止めの効果も高くなりますね。
日焼け後については、できるだけ速やかにケアすることで多方面の予防につながりますので、特別日焼けを避けられないことが分かっていれば、アルガンオイルをバッグに忍ばせておくと良いでしょう。
まとめ
アルガンオイルの肌への効果・効能、予想以上だったのではないでしょうか?
ほかのオイル類と比べて、全体的にコストパフォーマンスが悪くなりがちですが、その中にはたくさんの良さが詰まっているのですね。
こんな優秀なアルガンオイルを使わない手はないでしょ!というわけで、私が早速購入したのがコチラ。
無印良品のアルガンオイルです♪(30ml:1800円)
巷ではお安いのなら50ml:1000円程度くらいからあるようですが、あまりにお安いものの中には粗悪品(オイルの色がきれいな黄金色でないなど)もあるということですので、購入の際にはご注意ください。
アルガンオイルの効果を十分に活かすためにも、商品は慎重に選んでくださいね。
ちなみに、無印良品のアルガンオイルの使い勝手はかなり良好です♪(個人的な感想ではありますが、ご参考までに…)
他にも、もっともっと高額なものもたくさん販売されていますので、お財布とご相談くださいませ。