妊娠中のトラブルとして代表的なのが「胃もたれ」ですよね。
妊娠初期やつわりではもちろんのこと、中期や後期に胃もたれに悩まされる人も多いそうです。
出産兆候として胃もたれや吐き気があらわれることがあるので、妊娠したら胃もたれの解消法を知っておくのが妊婦さんの常識！
胃もたれの治し方から食事の注意点・薬は飲めるのかなど、妊娠中の胃もたれについて解説していきます。
妊婦の胃もたれ 治し方（解消方法）
まずは初期・中期・後期それぞれの胃もたれの特徴をみていきましょう。
治し方や解消法については、そのあとに解説しています。
妊娠初期
妊婦さんに最も多いのが妊娠初期の胃もたれです。
いわゆる”つわり”としても認識されていますが、こればかりはお腹の中に赤ちゃんの環境を作るための副作用みたいなものなので、母として頑張るスタートラインと考えてみてください。
しかしながら症状が最も多いのもこの時期で、できることなら解消したいと思うのは当然ですよね。
あまりにひどい場合は、漢方などを処方していただける場合もありますので、先生と相談してくださいね。
あとは自分の出来る範囲で、できるだけ楽になる方法を見つけてみてください。
妊娠中期
中にはまだつわりを引きずる方もいるでしょうし、すっきりして食事に積極的になりすぎて胃もたれしてしまうケースもあるのが妊娠中期です。
しかしこの頃には赤ちゃんの成長が著しい時期なので、内臓が押し上げられたりして体の変化も顕著です。
赤ちゃんの器官を作る大事な時期でもありますので、無理なく胃もたれを緩和していきましょう。
妊娠後期
後期になってまだつわりを感じる人もいますし、中期でおさまったのに、再び胃もたれを感じることもあります。
ここまできたらもうあと少しの辛抱ですから、緩和しながら気持ちを落ち着けて、赤ちゃんを迎えてあげる準備をしてあげてくださいね。
胃もたれを治す方法とは
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- 冷たい飲み物や氷
- 食後の飴やガム
- 空腹時をなくす（少しずつ食事をする）
- 体の締め付けをなくす
- 眠れるならば寝てしまう
- ハーブやアロマの香りでリラックスする
- 体の左側を下にして横になる
- 食後にすぐ横にならないようにする[/su_list]
などがあります。
しかし、飴やガム・ハーブやアロマなどは、今まで愛用していたものでも、悪影響や好みの変化でダメなこともありますし、水分は取りすぎると胃液を薄めて消化を悪くしてしまうので注意です。
また人によっては体の右側を下にした方が楽な場合もあり、解消方法は個人差があることも覚えておいてくださいね。
胃もたれしている時の食事はどんなのが良い？
妊娠期間を通して、胃もたれしている場合の食事について解説していきます。
まず胃もたれしている場合には、基本ですが「消化によいもの」がおすすめです。
うどんやおかゆ・そうめん・スープなどは冷たくても温かくても食べやすいですし、具材も選べるので食べやすいですね。
その時に必要な栄養素を含んだ食材を踏まえつつ、できる範囲でトッピングしておくと、たくさん食べられなくても精神的に安心できますよ。
ゆっくりと時間をかけて、無理のない範囲で少しずつ食べておけば問題ありません。
逆に、揚げ物や脂の強いものは控えたほうが良いでしょう。
香辛料や刺激の強いものも胃もたれしやすいので、苦手に感じるようであれば控えておくのが賢明です。
中にはスープの出汁やコンソメの匂いが苦手になる人もいるので、とにかく無理せずに食べられるものを少しずつ食べるのが良いでしょう。
妊婦の胃もたれ 薬は飲めない？
妊娠中に気になることの代表格に、「薬の服用」がありますね。
まず大事なのは、妊娠したら必ず「お薬手帳を持ち歩く」ことです。
いつなんどきどうなるか分かりませんし、妊娠中の薬には過敏になりやすい分管理が大変です。
市販薬でも飲める飲めないがありますし、母体や胎児の状態・飲みあわせ・妊娠時期などによっても問題のある成分が異なるため、なかなか自己判断では飲みにくいですよね。
もし赤ちゃんに万が一のことがあっては…と必要以上に敏感になる妊婦さんは多いものです。
大まかな判断基準としては、「妊娠中・授乳中の服用はNG」と表記されているか否かなのですが、「問題がない場合」という前提があっての話なので、ほかに処方されている薬がある場合や、何かお医者さんに心配されていることがある場合には、お医者さんか薬剤師さんに相談してからにすると安心です。
しかし意外と妊婦さんでも飲める市販薬は多いですよ。
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- エビオス錠
- 太田胃散
- 新ビオフェルミンS
- ミヤリサン錠
- 第一三共胃腸薬
- 大正漢方胃腸薬
- ソルマック＋
- セルベール整腸錠
- パンシロンAZ[/su_list]
など、錠剤・液体・粉末とさまざまな種類があります。
繰り返すようですが、必ずしもこれらが問題ないというわけではなく、あくまで「飲める可能性が高い」という認識をしておくとより安心です。
さいごに
妊娠中のトラブルとして多い胃もたれの症状ですが、なかなか解消しづらいというのは正直なところ。
長く続くと不快感に涙が出ることもあるかもしれませんが、赤ちゃんも頑張ってくれている以上は頑張りたいと思うのが親心というものですよね。
しかしながらお母さん自身も大事にしていかなければならないので、無理のない範囲で旦那さんや家族を頼って妊娠生活を乗り越えていってくださいね。
たまに、「胃もたれもつわりも全くないよ～♪」と快適な妊娠生活を送る方もいらっしゃいますが、大半はあなたと同じように、いろんな悩みや不安を抱えた妊婦さんです。
私自身も3度の出産を経験しましたが、いずれも苦しい妊婦生活でした（涙）
でも今となると良い思い出です♪
あなたもきっとこう思える日が来ますよ(..◜ᴗ◝..)
