東京マラソン2021が、2022年に開催延期となりました。コンディション作りを頑張ってきた方も多いと思います。コロナの影響とはいえ、残念ですね。
また、例え振替の日付を用意されたとしても、マラソンは体調管理や準備に時間がかかるもの。
お仕事やプライベートの都合上、新たな日付での参加はなかなか厳しい、そんな方もおられると思います。
そこで今回は
東京マラソン2021に出走しない場合の返金金額
東京マラソン2021に出走しない場合の返金手続きは?
についてお伝えしていきます。
東京マラソン2021が開催延期!開催日は?
東京マラソン2021は当初の予定が延期となり、2022年3月6日(日)となります。
変更前の開催予定日は2021年10月17日(日)でした。延期の理由として、大会開催1カ月前においても、東京都が緊急事態宣言発令下にあったこと。また延期された時点で、大会当日の新型コロナウイルス感染症の状況が予測できなかったこと。
それらを踏まえ検討された結果、延期が決定されたのです。
また、あわせて東京マラソン2021関連イベントである、東京マラソンEXPO 2021・東京マラソン フレンドシップラン2021・東京マラソン ファミリーラン2021 についても当初の予定が延期されました。
同時期開催に向け、これらの併催イベントも準備が行われています。
東京マラソン2021に出走しない場合の返金金額
出走しない場合、金額はどれぐらい戻るのでしょうか?
出走を取りやめた場合、事務手数料(200円)及び返金手数料(120円)が差し引かれた上で、全額(支払いが完了している参加料、およびPCR検査代)が返金されます。
ちなみに、もともとの参加費はいくらだったのでしょうか?
フルマラソン 国内エントリー 16,500円 海外エントリー 18,500円
10キロマラソン 国内エントリー 5,600円 海外エントリー 6,700円 ※手数料・税込
なので、国内から申し込んだ方が出走を取りやめた場合、16,180円ということになりますね。
東京マラソン2021に出走しない場合の返金手続きは?
出走をしない場合の返金手続きはどのようにすればよいのでしょうか?
申込後に当選・落選が確認できた、「マイエントリー」から、返金手続きの申し込みが出来ます。マイエントリーページは2021年大会ホームページのトップページにリンクされています。
手続き後は決済代行会社を通じ、参加費が戻ってくるようです。
返金ではなく他の年に変更はできる?
参加大会の変更は、残念ながら出来ません。
2022年3月の開催を待つか、もしくは参加取りやめのどちらかになります。
なお、以前2020年大会は同じくコロナの影響により中止されましたが、その際は返金がされませんでした。
その代わり、2021年大会もしくは2022年大会への参加振替を選択する形式になっていたようです。
過去中止になった時は返金されなかった?
新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、東京マラソン2020年大会において一般の部は中止され、招待選手のみの開催へと変更に。その際、出走出来なかった一般ランナーへの返金はされませんでした。
東京マラソン2020年大会のエントリー規約には以下のようにありました。
つまり、自然災害などどうしようもない場合のみ、参加料だけは返金するよ、ということ。
たとえその理由がコロナだったとしても、主催者の決定により中止が決まったならば返金はしません、と最初から決まっていたのです。
東京マラソンを開催にするにあたり、莫大な費用が掛かります。初めから、中止による返金がされないことも明示されていました。とはいえ、返金されないことに対し、当時も非難の声が多く上がりました。
新聞や雑誌にも大きく取り上げられ、その結果、2021年大会では出走を取りやめた方々への返金がされるようになった、という経緯があります。
過去の経験を踏まえて、主催側がより良い方向へ方針を転換してくれるのはありがたいですね。
最後に
例え今回は参加を断念したとしても、東京マラソンに出よう!と準備してきた時間は無駄には決してなりません。
それはあなたの体がしっかりと証明しているはずです。
次の機会を目指し、また新たな一歩を走り出しましょう!
そしてマラソンに興味がありつつもコロナの影響でためらっていた方も、次の大会に向けて走り出してみませんか?