生理前になると異常なくらい食欲旺盛になるってこと、ありませんか?
もしかしたら自分だけなのかも…と不安になってしまったり・・・
でもね、大丈夫♪
今日からそんな心配は必要ありません!
なぜ生理前になると食欲が異常になるのか?
どうしたらこの食欲を抑えられるのか?
あなたの疑問をしっかり解決します。
生理前の異常な食欲と眠気の原因
なぜ生理前になると食欲旺盛になったり、眠くなったりするのか?
それは女性のからだならではの働きによるものだったのです。
どちらも理由として、2つの女性ホルモンの働きが関係してきます。
この女性ホルモンがほとんどの原因といって良いくらいの働きをしています。
このホルモンは妊娠・出産など女性のためには必要不可欠な大切なホルモンです。
生理前になるとこのホルモンの分泌が盛んになり、食欲や眠気を引き出します。
プロゲステロンは妊娠にそなえるため、栄養・脂肪・水分を溜め込もうとします。
これによりいつも以上にたくさんの成分を求めて、からだに食欲を増すよう指令を出します。
また、プロゲステロンには強い催眠作用や基礎体温をあげる働きがあります。
そのためPMS(月経前症候群)を引き起こしやすいのです。
プロゲステロンの分泌が盛んになると、もう1つの女性ホルモン「エストロゲン」の分泌を抑制します。
ただでさえエストロゲンは生理前になると分泌量が低下するので、より一層影響が強くなります。
このエストロゲンの分泌が減ると、精神不安定になりイライラを引き起こします。
イライラすることで甘いものや脂っこいものが欲しくなり、それがストレスになりさらに悪化するという悪循環の元となります。
このホルモンが分泌される期間はいわゆる「低温期」といわれ、体温を下げる働きがあるため眠くはなりにくいです。
ただしイライラやストレスで寝付けなくなりやすいので逆に注意が必要です。
生理前の異常な食欲を抑える方法とは
原因が分かったら、次はその対策をしましょう。
今回は特に有効とされる3つの解消法をご紹介します。
食前に血糖値をあげておくことで食事の量を減らすことができます。
方法としては、こまめに飴やチョコレートなどの甘いものを少しだけ食べることなどが挙げられます。
それにより食事のときにからだが求める血糖値の量が少なくなり、食欲も抑えられるというわけです。
アロマに限ったことではありませんが、ストレス解消と食欲コントロールに有効なアロマを今回はご紹介します。
イライラしてストレスが溜まって、それを我慢してまたイライラして…
無限ループになってしまっては食欲は増す一方です。
アロマを使ってリラックスし、香りによって食欲も抑えられますよ!
香りとしては、ペパーミントやグレープフルーツ・パチュリなどが一般的です。
エストロゲンを活性化させるのがこのビタミンB6です。
エストロゲンが活性化することで、精神を安定させ食欲を抑えます。
魚・肉・にんにく・ごまなどに含まれ、貧血効果をおさえるレバーやヘルシーで安心の鶏ひき肉などがオススメです。
生理前の異常な眠気をなんとかする対策は?
食欲が抑えられたので、ついでに眠気の解消法についてもご紹介しておきます。
前述したように眠気にもプロゲステロンが大きく関係しています。
寝ても寝ても眠たかったり、寝られない環境でイライラすることもあると思います。
そんな眠気をなんとかするには、3つの解消法があります。
まず1つは、睡眠の質をあげて昼間眠くなりにくくすること。
運動して適度にからだを疲労させておくことや、入浴時にからだを温めリラックスすることで夜間の睡眠の質をあげます。
そうすることでぐっすりと熟睡することができ、昼間に眠くなりにくくなるのです。
目を休めることは、睡眠にもっとも近い効果が得られます。
短時間でも良いので目を閉じて休憩したり、目の周辺をマッサージしたりすることで視神経が休まりからだも眠ったと錯覚します。
夜寝る前にも、暗がりでテレビやスマートフォンを見ることで視神経を刺激してしまいますので、控えることが大切です。
睡眠に対して食品も有効な手段になります。
カフェインなどは眠気覚ましに代表的ですが、寝る前に摂取したり過剰摂取したりすることにより寝付けなくなります。
昼間眠いときにどうしてもなら良いですが、飲み方に注意しましょう。
またビタミンB6も有効な栄養素です。
積極的に摂取することで、眠気を抑えてくれますよ。
最後に
生理前に食欲が異常になったり、眠気がひどかったりするのにはちゃんとした理由がありました。
ただただ食欲や眠気を我慢するだけでは、悪循環になり女性ホルモンのバランスも崩れてしまいます。
正面から向き合い正しく対処することによって、だんだんと無理のない解消法が見つかるはずです!
さて、他にも生理前のこんな異常に不安を抱えていませんか?