「何らかの理由を受けてメラニン色素が充分に作れなくなる」
これが白髪の原因だとされています。
ということは、メラニン色素を生成する栄養素を摂取すれば白髪対策になるということ。
髪の色を作り上げる【メラニン色素】を、十分に確保するために必要な細胞である「メラノサイト」。
このメラノサイトをサポートする栄養素を摂取すればいいのです。
では具体的にどんな栄養素が必要なのか?
それはどんな食べ物・食品に含まれるのか?
また健康な髪を作るために出来ることや、
白髪を抜いてはいけない理由なども併せて紹介していきます。
白髪対策に有効な成分とは!具体的な食べ物・食品も紹介
まずは成分と食べ物を併せて紹介していきますね。
[su_service title=”銅ミネラル” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#c3870c”]
チロシナーゼの働きを活発化させ、白髪の発生を抑えてくれますが
体内で作る事が出来ないので、毎日少しずつ接種する必要があります。
アーモンド・かぼちゃの種・クルミ・ピスタチオ・ひまわりの種・牡蠣・桜エビ・あんず・プルーン・サツマイモなどに多く含まれます。
チロシン(下で解説)と一緒に摂取することで効果が高くなります。[/su_service]
[su_service title=”チロシナーゼ” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#c3870c”]
メラノサイトが、メラニンを作るために必要な酵素で欠かすことができません。
これは上の銅ミネラルを摂取することで合成され、活発化します。[/su_service]
[su_service title=”チロシン” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#c3870c”]
メラニン色素の原料の一つで、これが不足すると髪の毛に色がつかなくなりますので、
白髪の予防にももちろん効果的です。
もともとチーズから発見され、乳製品に多く含まれます。
他にはバナナ・アボガド・かつお・まぐろ・ひらめ・大豆やナッツ類に多く含まれています。[/su_service]
[su_service title=”ヨード” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#c3870c”]
細胞の成長を促し、代謝を良くする効果があります。
メラノサイトを活性化することで、髪の毛を健康に保つためにも意識して摂取したいですね。
海藻類・イワシやサバ・カツオなどの魚介類に多く含まれます。[/su_service]
[su_service title=”ビタミンA、B、E” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#c3870c”]
血行を良くして新陳代謝を促します。
- E:アーモンドやクルミなどの種子類・植物油・アボガド・大根葉など
- A:かぼちゃ・春菊・ニンジン・ほうれん草・レバーなど
- B:うなぎ・乳製品・豚肉・納豆・しめじ・まいたけ・いくら・イワシなど[/su_service]
[su_service title=”EPAとタンパク質” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#c3870c”]
髪の毛の主成分であるタンパク質は欠かせません。
また血管の柔軟性を高め、代謝を促すことで健康な髪を作るエイコサペンタエン酸(EPA)は、サバやカツオなど青魚に多く含まれます。[/su_service]
どの栄養素もお互いに必要な存在なので、バランスよく摂取する事が大切です。
一気に摂取してもあまり意味がなく、継続的に補給してあげることで効果を発揮しますので
毎日の食事に少しずつ取り入れる工夫が必要ですね。
白髪を増やさないために出来る対策とは
もし自分でなにか出来ることがあるのなら試してみたい!
そんな方はぜひ!
[su_service title=”食べ物” icon=”icon: heart” icon_color=”#fa87d6″]
1章で紹介したように、外から摂取しないと作れない栄養素もあります。
髪の毛を健康に保つことは色を守るだけでなく、白髪を抑制して増やさないということですので、意識してバランスよく食べましょう。[/su_service]
[su_service title=”成長ホルモン” icon=”icon: heart” icon_color=”#fa87d6″]
加齢とともに成長ホルモンが減少します。
幼少期の成長を促すだけでなく、大人になってからも健康や美容・アンチエイジングに必要なホルモンなのです。
では減少したホルモンはどのように補充できるでしょうか。[/su_service]
[su_service title=”成長ホルモン注射” icon=”icon: heart” icon_color=”#fa87d6″]
外から補充するには、現在は注射だけが効果を認められています。
ただ保険が適用されず、月に20万円ほどかかる高価な治療法になってしまうのですが…。[/su_service]
[su_service title=”断食” icon=”icon: heart” icon_color=”#fa87d6″]
開始して24時間後に成長ホルモンの分泌量が増加した報告がありますが、もちろん個人差があります。
無理をすれば体調を崩したり、逆に抜け毛などのトラブルの原因になります。
糖質や炭水化物を控えるのも効果的ですが、当然ながら長期の断食は栄養不足になりますので要注意。
やるなら専門家の元でするのが安心ですね。[/su_service]
[su_service title=”ホルモン分泌運動” icon=”icon: heart” icon_color=”#fa87d6″]
効果を実感するには少し時間がかかりますが、特定の運動で成長ホルモンが大きく増加します。
その運動は…
- スロートレーニング
- 加圧トレーニング
- チベット体操
がおすすめです。
なぜなら、【短時間でできる】・【一定の負荷がかかる】などの条件を満たしているからです。[/su_service]
[su_service title=”血流の促進” icon=”icon: heart” icon_color=”#fa87d6″]
頭皮に、より多くの血液が流れる事で、栄養素が多く行き渡るためです。
運動やマッサージで頭皮から健康になるイメージを持ちましょう。[/su_service]
白髪を抜いてはいけない!その理由とは
白髪を見つけたら、思わず抜いていませんか?
よく言われますが、白髪を抜くのはよろしくありません。
その理由は…
[su_box title=”頭皮へのダメージ” style=”bubbles” box_color=”#282c60″ title_color=”#ffffff” radius=”8″]
頭皮だけでなく、他の皮膚でもムダ毛を抜くと炎症が起きたりトラブルが起きたりしますよね。
それと同じで、毛穴周辺の皮膚や毛細血管に傷がついてしまい炎症を起こします。
繰り返しダメージを与える事で、髪の毛そのものが生えにくくなってしまいます。[/su_box]
[su_box title=”白髪が生えてくる” style=”bubbles” box_color=”#282c60″ title_color=”#ffffff” radius=”8″]
抜くことで毛根のメラノサイトはメラニン色素を作る力がなくなり、色を付ける事が出来なくなるので結局白髪が生えてきます。
要は、抜いた後の一時、その1本の白髪から解放されるだけのことです。[/su_box]
[su_box title=”抜け毛が増える” style=”bubbles” box_color=”#282c60″ title_color=”#ffffff” radius=”8″]
白髪を抜いた影響で他の毛根にもダメージが広がり、周辺の毛が抜けやすくなります。
そのダメージを回復させて、再び毛が生えるまでに必要な期間は4~5か月とまで言われ、ダメージの大きさがわかりますね。[/su_box]
また、「白髪を抜くと、白髪が増えるよ!」
これもよく聞きますよね。
この真実はコチラでご確認ください。
>白髪「抜くと増える!」は本当?それとも迷信?実は○○だった!
さいごに
もちろん加齢での白髪は仕方のないことだ!とも言えますが、
対策をしているかしていないかでは、少なからず差が出てくるはずです。
白髪が生えるという事は、栄養が不足していたり、ホルモンのバランスが乱れていたり、ストレスや生活習慣など
体全体の不調が積み重なっているということも十分に考えられるからです。
また、私のようなアラフォー女子あたりが最も気になってくる年齢かと思います。
ここで白髪対策を意識してみるか、完全に諦めるかが勝負だ!!
と、個人的には思っていますので、
無理するつもりはありませんが、出来ることから意識して取り入れているつもりです。
おかげで?かどうかはわかりませんが、同年代の女性に比べると、白髪はかなり少ない方だと実感していますよ(*^^)v