「たぬきうどん」とは!由来&関西・関東・京都での違いを画像付で紹介

言葉の意味・雑学アレコレ

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うどんや蕎麦の定番メニューと言えば、たぬき&きつねですよね。

きつねは、「キツネ→お稲荷さん→油揚げ」ってことで、油揚げが入ってる♪と想像しやすいのですが、

「たぬきって?」「なんで、タヌキ?」

こんな疑問を持ちませんか?

 

たぬきうどん(蕎麦)は”揚げ玉”(天かす)が入っているもののことを指すのが一般的なんですが、

それでもやっぱり、「タヌキ=揚げ玉(天かす)」が結びつかなくないですか?

しかも、この「たぬき」は地域によっても解釈が違う!

関西人の私にとって「たぬき」というのは、蕎麦に油揚げがのっているものなのですが。

京都では油揚げ(刻んだもの)の上から”餡かけ”をかけたのが「たぬき」。

複雑すぎるよ・・「たぬきうどん」。

 

というわけで、ここでは「たぬきうどん」とはどんな由来があるのか!

関西や関東・京都で違うのはなぜなのか?という解説をしていきますね。

 

たぬきうどん(そば)とは!由来は?

たぬきうどん(そば)というメニューが誕生したのは、昭和20年代前半と言われています。

じゃぁその時期から”揚げ玉(天かす)”を入れる風習が始まったのか?というと、実はそうではありません。

それまでにも、うどんやそばに「揚げ玉」(天かす)を入れるのは当然のように行われていました

 

 

当時のお店では、テーブルに揚げ玉を入れた容器が置かれていて、お客さんは好きなだけ「揚げ玉」を入れれるようになっていたそうです。

今でも同じようなシステムのお店、結構ありますよね。

 

なので、「揚げ玉」=「タダ」というのが定着していたハズなのですが・・・

 

いつの時代にもいるものです!!

「THE商売人」いうべく、商魂たくましい方。

 

東京の某そば屋が、 『揚げ玉をタダで提供するのはもったいない!!』 ということで、

「たぬきうどん」なるメニューを勝手に作り上げ、10円(現在でいう100円程度)の値上げを行ったんです。

結果、素うどん(そば)+10円(現在でいう100円程度)で「たぬきうどん」が完成ってこと。

(う~ん・・・セコイッ!いやいや、商売上手と言うべきか。)

でも、たったこれだけのことで、タダだったものが有料になったわけですから、当時のお客さん達は、キツネならぬタヌキにつままれたような気持ちだったでしょうね♪

 

と、てっきりこの話を聞いた時は、大阪の商売人の発想かと思ったのですが、意外と東京のそば屋さんでした。

しかも、その東京の某お蕎麦屋さんは、なぜそれを「たぬき」と命名したのかというと、

『きつねがあるんだから「たぬき」にしよう♪』と、なんとも軽い発想だったそうで(笑)

こんな安易な発想が、まさか全国展開されるとは…ですね。

 

ただ、関西だけはこの「たぬき(揚げ玉)」が浸透しなかったんです。

この辺りはさすが関西!です(笑)。

関西では独自の「たぬき」の解釈が生まれました。

それがこちら。

  • うどん=キツネ
  • 蕎麦=タヌキ

 

そうなんです。

関西では、お蕎麦のことを「たぬき」と呼びます。

ただ、なぜ「たぬき」と命名したかというと、

『キツネがあるんだから「たぬき」にしよう♪』という全く同じ発想だったそうで。

その辺りは、全国的になんとも見事なシンクロですね。

 

諸説あります

関東の「たぬきうどん」の一説を上で紹介しましたが、実は諸説あります。

もう一つの説も紹介しておきますね。

 

天ぷらのタネを抜いたものが「揚げ玉」(天かす)ということで、【タネ抜き→タヌキ】という説。

こちらの方が納得できそうですかね^^

 

たぬきうどん(そば)関東・関西・京都の違い

由来からしてちょっと複雑な「たぬき」は、地域別で解釈も違います。

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特に、関東・関西、関西の中でも京都で違いがあるようなので、解説していきますね。

 

まずこれ↓

【関東・関西ともに】きつねうどん

 

 

次にこれ↓

 

【関東】きつねそば

【関西】たぬきそば

 

 

そしてこれ↓

【関東】たぬきうどん

【関西】天かすうどん(大阪では「ハイカラうどん」と呼ぶことも)

 

 

さいごにこれ↓

【関東】たぬきそば

【関西】天かすそば(大阪では「ハイカラそば」と呼ぶことも)

 

 

番外編で京都のこれ↓

【一般的】餡かけうどん

【京都】たぬきうどん(そば)

京都では、”餡かけ”のことを”たぬき”と呼びます。

その理由は…「きつねうどん」がドロンと化けたから・・という説があります。

ドロン・・を、餡で表現(笑)

賛否あるかと思いますが、私は結構好きです♪

 

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さいごに

”たぬき”の由来や、その使われ方を解説してきましたが、そもそも「きつね」と「たぬき」ってどうしてこんなにセットにされるのか?

全く違う動物のような気がするんだけど…。

と、そちらの方が気になりだした私です・

残念ながらその謎は解明できなかったものの、うどん・そばの「たぬき」については、なんとなくわかっていただけたでしょうか?

旅行などで、別の地域でうどん屋さんに入った時は要注意ですよ!

特に京都の場合は、想像とは全く違うものが出てきますからね。

それにしても、いつの日にか全国で統一される日は来ないのでしょうか・・・ね。

ややこしや~…ですね^^

 

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コメント

  1. 芭柳亭 より:

    40年ほど前、京都で何気なく「たぬき」を注文して驚いた。あんかけ饂飩が出てきたのだ。
    勿論、無料の筈の天カスが乗った素饂飩、掛け蕎麦など、まるで狸に化かされたようなものは、ごく最近まで見た事も聞いた事もなく、私は「甘鹹く煮込んだ油揚げが乗った蕎麦」を注文した積もりだったから。
    店の人は大阪から来たと言ってもらえばちゃんと「大阪のたぬき」を出したのにと行ってくれたが後の祭りで、「京都のたぬき」なるものを生れて初めて食ったのだった。
    「京都の茶漬け」は恐ろしいが、「京都の狸」も曲者だ。

    • comachi0829 より:

      芭柳亭さん。
      そんな事がありましたか~(;’∀’)
      「大阪のたぬき」と「京都のたぬき」の違いもおもしろいですね!
      楽しいコメントをありがとうございます<(_ _)>

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